だらだら貧乏日記
2016/03/15
3月14日(月) 雨
ダンナから「帰宅時間予想連絡」のLINEが来て(毎日律儀に寄越して来る)、その最後の方に「もうお金無くなっちゃった」とあった。「ゴメンナサイ」のスタンプが泣かせる。
ダンナの小遣いは「これじゃ1ヶ月無理だろう」ぐらいにしか渡さない渡せないので、そりゃそうだろうと納得する。そして同時にネガティブの暗い海に突き落とされた。
どんな暗い海よりも、生活に対する不安が原因で突き落とされる海は、深く冷たい。
海溝の底に居るんじゃないかと思うくらいで、一度落ちるとなかなか浮上できない。
いつもそれはすぐそばにある不安の種で、通常それに「見ないふり」をして、崖っぷちを歩いている。
しかしそれからは逃れることが出来ずに、時々現実を突き付けられて海溝の底に沈むのだ。
うちは生活が苦しい。
私が働けないからだ。
残業代がつかなくなってズドーンと落ちたダンナの給料と、共稼ぎ時代に貯めた貯金とボーナスを毎月持ち出してやっと暮らしている。
しかし貯金だって無尽蔵ではない。このままではいつかは無くなる。
もう少し調子が上がってきたら、未だ不安な状態だが本格的に就活を再開しないと。
──もう暮らしていけない。
PCに向き合い、Excelの家計簿(めんどくさいので最近はちゃんとつけてない)と睨めっこして、今後のことを考えた。
まず、マンションのローン、生命保険代は削れない。
あと、スマホ代や医療費も無理だ。
光熱費もさらに引き締めるが、限度というものがある。
食費も雑費も、生活にどうしても必要なものしかもはや買うことが出来ない。
となれば、削るのは嗜好品である。
あと、いつも購入しているが、実は要らないんじゃないかと思うものを書き出してみた。
決まって購入しているもの
ダンナ:アクエリアス、飲むヨーグルトとバナナ(このふたつを毎日採らないと便秘になるらしい…)甘いパン(疲れをとるらしい)、チオビタ(激務なので身体を考えて)
私:オールフリー、ヨーグルト(抗うつ剤で便秘気味のため)、コカコーラゼロとブラックコーヒー(もはや中毒)
──決まった。
私の唯一の楽しみである、ノンアルコールのオールフリーを買うのを止めることにした。
これが一番、金を食っている。
もともと、断酒してからなんとなく酒の代わりに毎日飲み続けているだけなのだ。
毎日晩酌していた時の癖が残っているだけで、酔うわけじゃなし、飲み物ならきっと何でもいいのかもしれない。
…だけど、美味しいから好きなんだよな。
けれどもこれを買うのを止めればダンナの小遣いが増やせる。
外で働いているダンナに不自由な思いはさせられない。
私なんかただの役に立たない「無職主婦」なんだからどうでもいいのだ。
……ううう(泣)
あと、何となく毎日飲んでいるサプリメントの数々も全て止めることにした。
効果があるのかないのか、いまいち実感できないからだ。
止めてみて何か支障があったらまたその時考えよう。
それから…。
うちはふたりともタバコを喫うのだが、これだけは止められない。
ダンナは何度か「止める」と清々しい顔で宣言していたが、一向に止める気配が無い。
私は、これまで止めたらストレスが増加しそうなので今のところは無理だ。
預金通帳を片っ端から開いて残高を確認する。
そして一層深い海溝に落ちて行くのであった。
3月15日(火) 晴れ
天気が良くなるというので昨日のうちに洗濯をしておいた。
やる気があるときにやっておいて良かった。
今朝は起きたら酷いだるだる状態で、何もする気が起きない。
昨日、ネガティブの海に飲み込まれたままの状態だからだと思う。
今日は久々にリハビリのつもりでハロワに行こうと思っていたのだが、この状態ではどうだろう。
取りあえず朝のデパスを飲んだら急激に眠気が襲い、1時間ほどのつもりでベッドに横になる。
目が覚めたら1時間のはずが昼近くになっていて、3時間も眠ってしまったことになる。
嫌な夢を見た。
夢の中で私は子供を抱いている。その子供の眼が、ももの眼なのだ。
あのくりくりとしたまつ毛の長い愛らしい瞳。
だが、人間の子供につけられては、不気味なことこの上ない。
最悪な寝覚めだった。
どうしてこの午前中の睡眠は悪夢ばかり見るのだろう。
もはや、ハロワに行く気力など微塵もなくなっていた。
深い自己嫌悪に襲われて、しばらくベッドの上でスマホを眺めてうだうだ過ごす。
それでも昨日、今日は絶対やると決めたウォーキングだけは完遂しようと、ぐだぐだと支度を始めた。
支度と言っても、来ているパーカーの上に薄いダウンを羽織り、ぐしゃぐしゃの髪をニット帽で隠し、すっぴんにマスクという有様だ。
夕食の買い物にもどうせ行かねばならないので、嫌々ドアを開いて外に出た。
外は風が冷たいがあたたかなやわらかい日差し。
こんな小汚い格好で歩くのも憚られるくらいの明るさだ。
トボトボと歩いているのに気付いて、背筋を伸ばし、きちんとウォーキング体勢をとる。
ただだらだらと歩くだけでは効果が無いのだ。
少し遠めのスーパーまで歩いたのだが、久々なので苦しく、膝が痛くなった。
毎日毎日部屋にこもって自堕落な生活を送ってばかりいるので、身体も腐り始めている様な気がして、またも自己嫌悪に陥る。
とにかく生活に余裕がないので、余計なものを買わないように財布の中にはギリギリのお金しか入れないことにした。
何かあったら何かあったで、自分が困るだけだ。仕方がない。
この頃、何もかも思考が投げやり傾向になってきて良くないと思うが…これも仕方がない。
切らしている必要な日用品とダンナの夕食を買ったら、私の夕食を買うお金が無い。
仕方がないので小さなおいなりさんの3個入りを買う。180円也。今日はこれが私の夕食だ。
これでも、いつものおにぎりひとつよりはだいぶ贅沢である。
けれども別の財布を取りだし、タバコだけはしっかり買う私…。
本当にお金がないと気持ちが塞ぐ。
痛くなった膝を抱えて帰途についた。
──明日こそはハロワに行かねば!
……不安。
愛兎のさかりを見て、春の訪れを知る

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ダンナから「帰宅時間予想連絡」のLINEが来て(毎日律儀に寄越して来る)、その最後の方に「もうお金無くなっちゃった」とあった。「ゴメンナサイ」のスタンプが泣かせる。
ダンナの小遣いは「これじゃ1ヶ月無理だろう」ぐらいにしか
どんな暗い海よりも、生活に対する不安が原因で突き落とされる海は、深く冷たい。
海溝の底に居るんじゃないかと思うくらいで、一度落ちるとなかなか浮上できない。
いつもそれはすぐそばにある不安の種で、通常それに「見ないふり」をして、崖っぷちを歩いている。
しかしそれからは逃れることが出来ずに、時々現実を突き付けられて海溝の底に沈むのだ。
うちは生活が苦しい。
私が働けないからだ。
残業代がつかなくなってズドーンと落ちたダンナの給料と、共稼ぎ時代に貯めた貯金とボーナスを毎月持ち出してやっと暮らしている。
しかし貯金だって無尽蔵ではない。このままではいつかは無くなる。
もう少し調子が上がってきたら、未だ不安な状態だが本格的に就活を再開しないと。
──もう暮らしていけない。
PCに向き合い、Excelの家計簿(めんどくさいので最近はちゃんとつけてない)と睨めっこして、今後のことを考えた。
まず、マンションのローン、生命保険代は削れない。
あと、スマホ代や医療費も無理だ。
光熱費もさらに引き締めるが、限度というものがある。
食費も雑費も、生活にどうしても必要なものしかもはや買うことが出来ない。
となれば、削るのは嗜好品である。
あと、いつも購入しているが、実は要らないんじゃないかと思うものを書き出してみた。
決まって購入しているもの
ダンナ:アクエリアス、飲むヨーグルトとバナナ(このふたつを毎日採らないと便秘になるらしい…)甘いパン(疲れをとるらしい)、チオビタ(激務なので身体を考えて)
私:オールフリー、ヨーグルト(抗うつ剤で便秘気味のため)、コカコーラゼロとブラックコーヒー(もはや中毒)
──決まった。
私の唯一の楽しみである、ノンアルコールのオールフリーを買うのを止めることにした。
これが一番、金を食っている。
もともと、断酒してからなんとなく酒の代わりに毎日飲み続けているだけなのだ。
毎日晩酌していた時の癖が残っているだけで、酔うわけじゃなし、飲み物ならきっと何でもいいのかもしれない。
…だけど、美味しいから好きなんだよな。
けれどもこれを買うのを止めればダンナの小遣いが増やせる。
外で働いているダンナに不自由な思いはさせられない。
私なんかただの役に立たない「無職主婦」なんだからどうでもいいのだ。
……ううう(泣)
あと、何となく毎日飲んでいるサプリメントの数々も全て止めることにした。
効果があるのかないのか、いまいち実感できないからだ。
止めてみて何か支障があったらまたその時考えよう。
それから…。
うちはふたりともタバコを喫うのだが、これだけは止められない。
ダンナは何度か「止める」と清々しい顔で宣言していたが、一向に止める気配が無い。
私は、これまで止めたらストレスが増加しそうなので今のところは無理だ。
預金通帳を片っ端から開いて残高を確認する。
そして一層深い海溝に落ちて行くのであった。
3月15日(火) 晴れ
天気が良くなるというので昨日のうちに洗濯をしておいた。
やる気があるときにやっておいて良かった。
今朝は起きたら酷いだるだる状態で、何もする気が起きない。
昨日、ネガティブの海に飲み込まれたままの状態だからだと思う。
今日は久々にリハビリのつもりでハロワに行こうと思っていたのだが、この状態ではどうだろう。
取りあえず朝のデパスを飲んだら急激に眠気が襲い、1時間ほどのつもりでベッドに横になる。
目が覚めたら1時間のはずが昼近くになっていて、3時間も眠ってしまったことになる。
嫌な夢を見た。
夢の中で私は子供を抱いている。その子供の眼が、ももの眼なのだ。
あのくりくりとしたまつ毛の長い愛らしい瞳。
だが、人間の子供につけられては、不気味なことこの上ない。
最悪な寝覚めだった。
どうしてこの午前中の睡眠は悪夢ばかり見るのだろう。
もはや、ハロワに行く気力など微塵もなくなっていた。
深い自己嫌悪に襲われて、しばらくベッドの上でスマホを眺めてうだうだ過ごす。
それでも昨日、今日は絶対やると決めたウォーキングだけは完遂しようと、ぐだぐだと支度を始めた。
支度と言っても、来ているパーカーの上に薄いダウンを羽織り、ぐしゃぐしゃの髪をニット帽で隠し、すっぴんにマスクという有様だ。
夕食の買い物にもどうせ行かねばならないので、嫌々ドアを開いて外に出た。
外は風が冷たいがあたたかなやわらかい日差し。
こんな小汚い格好で歩くのも憚られるくらいの明るさだ。
トボトボと歩いているのに気付いて、背筋を伸ばし、きちんとウォーキング体勢をとる。
ただだらだらと歩くだけでは効果が無いのだ。
少し遠めのスーパーまで歩いたのだが、久々なので苦しく、膝が痛くなった。
毎日毎日部屋にこもって自堕落な生活を送ってばかりいるので、身体も腐り始めている様な気がして、またも自己嫌悪に陥る。
とにかく生活に余裕がないので、余計なものを買わないように財布の中にはギリギリのお金しか入れないことにした。
何かあったら何かあったで、自分が困るだけだ。仕方がない。
この頃、何もかも思考が投げやり傾向になってきて良くないと思うが…これも仕方がない。
切らしている必要な日用品とダンナの夕食を買ったら、私の夕食を買うお金が無い。
仕方がないので小さなおいなりさんの3個入りを買う。180円也。今日はこれが私の夕食だ。
これでも、いつものおにぎりひとつよりはだいぶ贅沢である。
けれども別の財布を取りだし、タバコだけはしっかり買う私…。
本当にお金がないと気持ちが塞ぐ。
痛くなった膝を抱えて帰途についた。
──明日こそはハロワに行かねば!
……不安。
愛兎のさかりを見て、春の訪れを知る

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ひなぽんのパパと申します。( *´艸`)
ぷらぷらネットサーフィンしてたどり着きました。
よかったら、私のブログにも遊びに来てください!!( *´艸`)
明日とペタペタ(´っ・ω・)っ
コメントありがとうございます。
今度ゆっくりお伺いさせて頂きますね~。
心身の調子と折り合いをつけながらの生活、大変ですよね。
安定しない自分自身のココロ、落ちていく体力、老後の経済的不安。
押しつぶされそうになりますが、そこそこ理解のある旦那様と共に生きている私たちは幸せなんでしょうね。
そういえは、私も最近excel家計簿やめ、主人に任せることにしました。
収入は増えないので根本的な解決後回しですがちょっぴり楽になりました(笑)
私は現在まだ失業給付をいただいている身なのでハロワだけは無理してでも行かなければならずかなりのストレス。給付はありがたいのですが、あと2回の認定日&求職活動がいま最大の苦行です…
仕事の事を考えるとエネルギーの奪われ方が半端ないですよね。
みちるさんくれぐれも無理しないで下さいね。
時期が来たらいい仕事に巡り合えると信じましょう!
いつもコメントありがとうございます。
もうお金の問題はうつだろうとそうじゃない健常者だろうと同じだと思うのですが、一番心を塞ぎ込ませますね。
病気を抱えていると、就職もままならず(そうでなくても私の年齢ではもう難しい・・・)不安ばかりが頭の中で渦巻いています。
>そこそこ理解のある旦那様と共に生きている私たちは幸せなんでしょうね。
本当にその通りですね。うちも病気のことに一切触れてこない(避けてる?)主人ですが、病気で仕事が出来ないことを責めるわけでもありませんので、幸せだと思っています。
ハロワ通い、大変ですね。
私も以前、全然まだ働ける状態では無かったのですが、焦って仕事を探し、失業手当をもらいました。
ハロワに行くのもとてもしんどく、人と接するのが怖かったのに、今思うとよくやっていたものだと思います。
ハナさんもどうか無理をしないで下さいね。
そのうちお互い春が来ると信じましょうね!