08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

自分のアホさ加減に腹が立った

2015/09/24
新しい家族が増えました。
ウサギの”もも”です。

1442837158763.jpg


ミニレッキスの女の子で、生後8ヶ月。もう大人の大きさです。
少し前からよく行くペットショップで見かけて、可愛いなあ、でもおっきいなあとか思ってました。
育ってしまったので価格もとてもレッキスの値段とは思えないくらい安くなってます。
「べた慣れですので手を入れても大丈夫です」との張り紙があったので、指を入れると寄ってきてぐいぐい頭を撫でろと言わんばかりに押し付けてきます。誰に対してもそんな感じで、まるで愛想のいい営業マン(女の子だけど)のようなその子が気になって、何度か見に行っていました。
やはり人気はもふもふとした可愛い子ウサギで、一向にその子は売れる気配がありません。

私は7年前まで実はウサギを飼っていたのです。種類は違いますが、その子を病気で亡くしてしまった時、ちょっとペットロス状態になってしまったので、その時の空虚感、喪失感が怖くてちいが家に来るまで動物を飼うことができませんでした。
おまけに今のマンションは小鳥と魚以外飼育は禁止で(それでもやっぱり犬や猫を飼ってる人はいて、堂々とエレベーターに抱っこして乗ってる!)あきらめていたのです。
ダンナにちょこっと言ってみると、「買ってくれば良かったのに」とか言い放ちました。
その言葉で大きく気持ちが動いてしまって、お迎えすることにしたのです。
私はまたへそくりを崩しました…。
ああ、はやくこの子たちのためにも仕事を見つけなくては!

ももは、もう大人なので壁やカーペットをガジガジすることはしないようで、部屋でうさんぽさせるとあちこち興味津々で走り回ったり、臭いを嗅いだり、狭いところにぐいぐいもぐったりしています。
その様子を高いところからガン見してるちい(笑)
ここのところ気分が落ち込み気味だった私は久々にほんわかした気持ちになることが出来ました。

けれども私は翌日、自分のアホさ加減に打ちのめされることになります。

異変は翌日朝起きて、ダンナのお弁当を作り、ちいのケージ、それからもものケージを掃除した後に起こりました。
……あれ…?なんだか息が苦しくてヒューヒューする。久々に喘息かな?(私は喘息もちなのですが、ここ数年まるで症状がなかった)

その時初めて思い出したのです。
前、ウサギ飼ってた時に、一度喘息が酷くなったことがあったんだ!!!
そう、ウサギアレルギーなのです。
なんでこんな大事なことをころっと忘れていたんだろう。
私は愕然としました。

あちこちのペットショップの狭い小動物部屋に行っても全く平気で、ちいにも反応することもなく、あまりに長い間、何も症状がないものでころっと忘れていたのです。ダンナも忘れていたのか、判っていて私の好きなようにすればいいと思っていたのか…それは判りませんが、とにかく私は自分のアホさ加減に呆れてしまいました。

前のウサギは8年生きていたのですが、飼い始めて3年くらいの頃だったと思います。急に喘息がひどくなり(喘息はもともと持っていました)病院で調べてもらったら、ウサギにもアレルギーの陽性反応が出ました。
先生にウサギを手放すことを勧められましたが、そんなこと出来っこありません。
ウサギにはなんの罪もありません。そんなの勝手なこっちの都合です。
自分が通院して、投薬しながらウサギと暮らして行こうと決心して、その後も可愛がって育てました。
マスクをして掃除をまめにし、空気清浄機を買い、できるだけ顔をくっつけたりせずに、触ったら手を洗ったり、できることはなんでもやりました。
するとそのうち症状も安定していき、ウサギの方も長寿の域に入るくらい、長生きしてくれました。
……そんな経緯をころっとほんとのほんとに失念していました。

何故、ほんの少しも思い出しもしなかったのか。
ほんとにうつのときにものを決めてはいけないんだなあ…。
この判断力、思考力、記憶力の欠如はほんとに不思議なくらいです。

けれども、ももにはそんなこと関係ありません。
今も牧草をおなか一杯食べた後、ごろんと横になっています。
縁があって私のところに来てくれたのだから、前の子やちい同様、思い切り愛情を注いで育てていこうと思っています。
久々に喘息の病院に行ってこよう。

それから…就活…頑張ろう。子供増えちゃったし…。

21:46 ちいもものこと