やけくそ日記…その1
2016/06/03
6月1日(水) 晴れ
ついに私の思考は麻痺した。
人間、毎日毎日不安に苦しめられていると、脳の方も「不安になる」ことに疲れてくるのかもしれない。
あらゆる不安要素をわざわざ自分で見つけ出しては、それを吟味しつくし不安の穴をどんどん広げる。
こんなことを繰り返してどこまでもどこまでも落ちてゆくと、底に突き当たる。
その底をバリッと破ってさらに落下すると、そこにはどうやら「やけくそ」という感情が手を広げて待っているようだ。
ダンナのことで頭が一杯だった私だが、主治医に「ネットで大腸ポリープとか大腸がんとか調べるの禁止!」…と言い渡された。
ネットは便利だが、そこに溢れている情報は千差万別で、真偽も定かではないので、全てを鵜呑みにするのはとても危険だ。それは自分でも判っているつもりなのだが、どうしても不安であれこれ調べてしまう。
私の場合、自分にとってその情報が必要か必要じゃないのかさえ、もう判断がつかなくなっていると言うのだ。
「わざわざ不安になるために人の体験談とか、見る必要はないよ。人それぞれ違うんだから」
きっぱりと主治医に言われ、相変わらず夜眠れないのでデパスをまたも増薬。
さすがに就寝前の抗うつ剤三種とデパス二錠の効果は絶大で、私はコトリと入眠できるようになった。早朝覚醒も中途覚醒も無い。それだけが救いで、相変わらずだるさと「億劫病」は続いている。
そんなところに。
朝、リビングの窓を開けたら、吊っているエアコンの室外機のホースが外れ、だらんと垂れ下がっていた。ホースに触ってみると、バリバリと砕ける。
紫外線劣化というやつだろう。
このエアコンは以前の住人が置いて行ったもので、もう十年以上使われてきたと思われる。
あちこちに不具合も出ていて、水漏れに悩まされていた。(これもストレスだった)
まだエアコンを使う陽気ではないが、今年は猛暑だというし、ももがいるのでエアコンを使わない訳にはいかない。
修理をするなら買い換えようという話に自ずとなった。
この色々と入用の時に…と、私は酷く落ち込んだが、仕方がない。
そんなところに今度は、「地震保険の更新のお知らせ」が来た。
地震保険は五年ごとに支払っているので、五年経ったから更新するなら保険料払えよ…という通知だ。五年分を一括で払うのでそこそこの金額である。
どうしてこのタイミングなんだ…。
私はその場に崩れ折れた。(これ、比喩じゃないです)
……お金って、出て行く時はどうして一気に出ていくんだろう。
そしてどこまで貯金を崩せばいいのか。
どんな問題よりも一番ストレスになるのが「金銭」の問題である。
そんな日々を送っていたのだが、今度はノートPCの調子が再び悪くなり、またも家電量販店に入院させる羽目になった。
その間、もう一台のモバイルPCを使っていたのだが、なんとこっちもおかしくなった。
うんともすんとも反応しない。(こっちはWindows10にしてから不安定なので、明らかにそれが原因だと思う)
……笑っちゃうような話だが、事実である。
私は自分が何か「負のオーラ」でも出しているんじゃないかと本気で疑ったくらいだ。
そんな訳で、二台のPCは入院。
保証には入っているが、有償になる場合もあるしな…と、もう笑うしかない。
もうこのへんで私の中で何かが「ブチッ」と音を立てて切れたようである。
色んなことを先回りしてあれこれと悩んでいても無駄なのだ。
こうやって、予測不可能のことが次々に起こるではないか。
最悪の事態を予測して脳がしきりに行っているシミュレーションなんか、無駄なのだ。
予測して対処できるほど、世の中の物事は単純には進まない。
何にでも「答え」はすでに決まっていて、いくら悩んでも心配しても祈っても、その「答え」は変わることは無い。
私達はそれを知るために前へ進んでいき、それを知って黙って受け入れるしかないのだ。
受け入れて、それから「どうするか」を決めるしかない。
まさに人生、なるようにしかならない。「ケセラセラ」なのである。
何だか思考が麻痺したというか、不意にストンとそこに行きあたった。
これはもしかして「やけくそ」なのかもしれないが、うつの私にとってはもしかして素晴らしくポジティブな思考なのではないか…とふと思ったりする。
そんな「ケセラセラ状態」で、私はダンナと病院に行く日を迎えたのだった。
癒し★

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ついに私の思考は麻痺した。
人間、毎日毎日不安に苦しめられていると、脳の方も「不安になる」ことに疲れてくるのかもしれない。
あらゆる不安要素をわざわざ自分で見つけ出しては、それを吟味しつくし不安の穴をどんどん広げる。
こんなことを繰り返してどこまでもどこまでも落ちてゆくと、底に突き当たる。
その底をバリッと破ってさらに落下すると、そこにはどうやら「やけくそ」という感情が手を広げて待っているようだ。
ダンナのことで頭が一杯だった私だが、主治医に「ネットで大腸ポリープとか大腸がんとか調べるの禁止!」…と言い渡された。
ネットは便利だが、そこに溢れている情報は千差万別で、真偽も定かではないので、全てを鵜呑みにするのはとても危険だ。それは自分でも判っているつもりなのだが、どうしても不安であれこれ調べてしまう。
私の場合、自分にとってその情報が必要か必要じゃないのかさえ、もう判断がつかなくなっていると言うのだ。
「わざわざ不安になるために人の体験談とか、見る必要はないよ。人それぞれ違うんだから」
きっぱりと主治医に言われ、相変わらず夜眠れないのでデパスをまたも増薬。
さすがに就寝前の抗うつ剤三種とデパス二錠の効果は絶大で、私はコトリと入眠できるようになった。早朝覚醒も中途覚醒も無い。それだけが救いで、相変わらずだるさと「億劫病」は続いている。
そんなところに。
朝、リビングの窓を開けたら、吊っているエアコンの室外機のホースが外れ、だらんと垂れ下がっていた。ホースに触ってみると、バリバリと砕ける。
紫外線劣化というやつだろう。
このエアコンは以前の住人が置いて行ったもので、もう十年以上使われてきたと思われる。
あちこちに不具合も出ていて、水漏れに悩まされていた。(これもストレスだった)
まだエアコンを使う陽気ではないが、今年は猛暑だというし、ももがいるのでエアコンを使わない訳にはいかない。
修理をするなら買い換えようという話に自ずとなった。
この色々と入用の時に…と、私は酷く落ち込んだが、仕方がない。
そんなところに今度は、「地震保険の更新のお知らせ」が来た。
地震保険は五年ごとに支払っているので、五年経ったから更新するなら保険料払えよ…という通知だ。五年分を一括で払うのでそこそこの金額である。
どうしてこのタイミングなんだ…。
私はその場に崩れ折れた。(これ、比喩じゃないです)
……お金って、出て行く時はどうして一気に出ていくんだろう。
そしてどこまで貯金を崩せばいいのか。
どんな問題よりも一番ストレスになるのが「金銭」の問題である。
そんな日々を送っていたのだが、今度はノートPCの調子が再び悪くなり、またも家電量販店に入院させる羽目になった。
その間、もう一台のモバイルPCを使っていたのだが、なんとこっちもおかしくなった。
うんともすんとも反応しない。(こっちはWindows10にしてから不安定なので、明らかにそれが原因だと思う)
……笑っちゃうような話だが、事実である。
私は自分が何か「負のオーラ」でも出しているんじゃないかと本気で疑ったくらいだ。
そんな訳で、二台のPCは入院。
保証には入っているが、有償になる場合もあるしな…と、もう笑うしかない。
もうこのへんで私の中で何かが「ブチッ」と音を立てて切れたようである。
色んなことを先回りしてあれこれと悩んでいても無駄なのだ。
こうやって、予測不可能のことが次々に起こるではないか。
最悪の事態を予測して脳がしきりに行っているシミュレーションなんか、無駄なのだ。
予測して対処できるほど、世の中の物事は単純には進まない。
何にでも「答え」はすでに決まっていて、いくら悩んでも心配しても祈っても、その「答え」は変わることは無い。
私達はそれを知るために前へ進んでいき、それを知って黙って受け入れるしかないのだ。
受け入れて、それから「どうするか」を決めるしかない。
まさに人生、なるようにしかならない。「ケセラセラ」なのである。
何だか思考が麻痺したというか、不意にストンとそこに行きあたった。
これはもしかして「やけくそ」なのかもしれないが、うつの私にとってはもしかして素晴らしくポジティブな思考なのではないか…とふと思ったりする。
そんな「ケセラセラ状態」で、私はダンナと病院に行く日を迎えたのだった。
癒し★

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最近更新がなかったので心配していました。
みちるさんにブログを更新できる時間ができたことと、そんな気持ちになれたことを嬉しく思います♪
ホント、ネットって良し悪しですよね。
要らない情報や間違った情報までも頂くことになりますから(>_<) 見極めが必要ですね。
そういう私もかなりの検索魔ですけど(^^ゞ
いや~、それにしても困ったことが重なりましたね。
若い頃、職場の同僚達に次々と災難が襲いかかったことを思い出しました。
で、上司が祈祷師を呼んだんですよ。←ホラ貝を吹いてくれたのだ💦不謹慎ながら笑ってしまった(;'∀')
その時の祈祷師が、お客さんに災難を置いて行かれたようなことを言っていました←そんなことってあるの????
みちるさん、きっとどこかでイケナイモノを拾ってきちゃったのか・・・(/ω\)
でも、みちるさんがズッシーーーンから這いあがることができて安心しましたよ。
考えすぎて体調を崩さないように気を付けてくださいね。
ではでは(^^)/~~~
嫌なことは続くものですよねー。
あと、お金も出ていくときは何故か続けて出ていきます。
本当に嫌になりますよね。
そんななかでご主人のことも心配ですね。
でも、ケセラセラっていい言葉だと思いました。
やけくそになるのも、良い意味で自分が楽になる方法なのかもしれないですね。
「やけくそ」わかります。
私も14年もうつ病が治らず寝込みながら家事していますが家族が理解
してくれず「好きでこんな病気になったんじゃあない。
わからないなら自分達がうつ病になったらいいじゃあないなんて
と思ったりします・」
昨日は長女の言葉でやっと浮上しかてけいたのが奈落の底に
落とされました。
うちの主人が先週から血尿・血の塊が出て火曜日に泌尿器科と脳内科の予約入れてもらいました。
主人一人で受診させるのは不安があったので私も一緒に行きました。
事前にネットで調べていたので先生が言われることに「ここは、こうですね。」と質問ができたので先生の説明がよくわかりました。
確かにネットの情報に振り回されるのはよくないと思いますが
ある程度の病気の情報を知っているのはいいと思います。
主人は入院して麻酔をしておちんちんの先からカテーテルを挿入して尿管にガンができてないか
詳しく検査するようです。
泌尿器科の先生は早く入院検査した方がいいと言われて主人もすぐに検査して欲しいといいましたが
予約がいっぱいで無理かも知れないと言いながら予約状況調べてくれました。
運よく6月28日の手術がキャンセルになっていて6月27日に入院して6月28日に手術が決まりました。
入院期間は4泊5日です。
さそっく健保協会に電話して「高額療養費」の申請書を送ってくれるように言いましたが27年度の毎月の総所得から住民税を支払っているか
市役所に聞いて欲しいと言われ市役所に電話したら住民税を支払っているということで
健保協会に電話して申請書送ってもらうことにしました。
火曜日の診察は血液をサラサラにする薬を飲んでいるので脳内科・泌尿器科を何回もまわり
会計するときは午後3時をまわっており病院に6時間もいました。
造影剤検査で腎臓が腫れていることはわかっていましたが尿管にガンがあるかどうかは
カテーテル検査でわかるようです。
検査結果でガンがわかると治療が始まりす。
考えても仕方ないのでそのときはヶ・セラ・セラで対応します。
お金に足がはえているように飛んでいきますね。
みちるさんは旦那様の治療費・パソコン修理・エアコン購入・地震保険5年分たくさんかかりますね。
私も地震保険加入していますが1年契約で25年以上加入しています。
春は固定資産税・車2台の税金・保険もう嫌になるくらいお金が飛んでいきます。
昨日、長女に言われた言葉で「私なんか生きてていても
しょうがない。」と言う気持ちになってしまって支離滅裂な書き込みでご気分害されたら申し訳ありません。
体調、崩さないように大切になさって下さいね。
ポチ。
いつもコメントありがとうございます。
ご心配おかけしてすみません<m(__)m>
ネットは便利で、色んな判らないことすぐに調べちゃうんですけど、(私もかなりの検索魔です。笑)結構間違ってる知識もうのみにしちゃうんですよねー。
それでもついつい検索してしまう私。それで心配になったり、安心したりと忙しいです。
嫌なことってホントに重なりますね!
今回痛感してます。
私も祈祷師呼んでホラ貝吹いてもらおうかな(爆笑)
本気で私、「負のオーラ」出してて、嫌なものが寄ってきてんじゃないかと考えてます。
>考えすぎて体調を崩さないように気を付けてくださいね。
ありがとうございます。「思考停止」で頑張ります。
いつもコメントありがとうございます。
ほんと厄介なことって続いて襲って来ますよね。
お金も続けて出ていきます。何なんでしょう、この連鎖は(笑)
今や主人のことよりお金の心配がメインになってきました(苦笑)
ケセラセラ…人に言われると「そんなの判ってるよ!」って反発しがちですが、自分でそういう思考にまで行きつくと、不思議と自然に受け入れられるものなんだなあ…と自分でも感心しています。
いつもコメントありがとうございます。
考えようによっては「やけくそ」ってポジティブ思考の根底にあるもののような気がして来ました。
時には「もー!じゃあいいよ!」ってやけくそになるのも、自分が楽になるひとつの方法かもしれないですね。
ところで。
私なんかのことよりもmisaeさんの方が大変です。
ご主人、大丈夫ですか?
>確かにネットの情報に振り回されるのはよくないと思いますが
ある程度の病気の情報を知っているのはいいと思います。
これはそうですね。
ある程度知識を事前に入れておくのとそうでないのとでは、全然違いますもんね。主治医に訊きたいことも整理しておくことが出来ます。
その点はネットは便利ですよね。
ただ、私の心療内科の主治医は「自分と症状が似てる人の体験談とか読んで、自分と同じだから自分もこうなるんだ」とか、そういう知識の捉え方は危ないと言ってました。
落ち込んでる時ってほんとにネガティブ思考に引っ張れられて私なんかほんとに危ないです(笑)
ご主人、比較的早いうちに手術が出来るようで本当に良かったです。
ご主人もmisaeさんも色々ご心配だと思いますが、どうか色々あまり考えすぎないようにして下さいね。私のようになりますので…(笑)
ケセラセラ思考でお互い乗り切りましょうね。
うちの父も心筋梗塞をやってから、血液サラサラになる薬を飲んでいるので、採血一つにしても大変です。
大腸ポリープの手術の時は確か事前の数日前から入院して、サラサラ薬の服用を止めておいて、手術に臨んだと記憶しています。
ずっと飲まなきゃいけない薬ですが、本当に厄介なんですよね。
>昨日、長女に言われた言葉で「私なんか生きてていても
しょうがない。」と言う気持ちになってしまって支離滅裂な書き込みでご気分害されたら申し訳ありません。
全然ですよ。
お嬢さんに何を言われたのでしょうか…。
心配です。
いつでも吐き出しにいらして下さいね(^^)/
ポチもありがとうございます。