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毎日うろうろしている

2016/09/12
嫌で嫌でたまらなかったが、やっと風呂場の掃除をした。

風呂場の床の端っこが赤くなってきていたので、そろそろやばいな…とは毎日毎日思っていたのだが、何せ億劫で掃除が出来ない。
私はこと部屋に関しては、一週間に一度だけだが徹底的に掃除をしなければ気が済まないのに(それも嫌々だが)、風呂場に関してはとんと無頓着である。うちは夏でも湯船に浸かるので、湯船は洗っているが、その他のところはほったらかし。ぬるぬるのべとべとである。

今日も「やらねば」と思い立ってから小一時間、家中を歩き回ってうだうだ。
この「徘徊グセ」が私は酷い。じっとしていることが出来ないのだ。
万歩計をつけていたら、軽く一日8000歩は家の中を歩いてるんじゃないかと思う。

入浴のついでに掃除をし、くたくたになった。
私には時間なんて一日にたっぷりとあるのだから、例えばこういう家事とか、生産的なことをすればいいのに、毎日毎日うだうだばかりしている。

急性期で酷い頃は、毎日毎日ベッドで過ごした。
薬を飲んでは眠り、悪夢を見る。
覚醒すると自分の不甲斐なさやこれからのことを考えてはめそめそと泣き、ダンナが帰ってきても部屋のドアは閉めたまま出て行かない。誰とも会いたくなかったのだ。
入浴や食事も今よりもっと億劫だった。
そんな曜日も日にちも判らない毎日を過ごしていたのだが、急性期を抜けて少しは冷静になり、身体が動くようになると、あるのは山の様な時間の束。
テレビを観たり、読書したりが出来ればいいのだが。集中力が続かない。
もともと分刻みのスケジュールを立ててせわしく動くのが好きだった私は、「休養する」ということが良く理解できないでいた。

うつになり、3年目に入って、やっと毎日を規則正しく過ごすことが出来るようになってきた。
といっても、子なしの専業主婦なので、時間は有り余るほどある。

朝:調子が良ければ大体6時には起床。最近は早朝覚醒がまたあるので4時頃に目が覚めてしまうこともある。起きてすぐにちいもものケージの掃除。ダンナの水筒の用意。
ダンナを見送って朝食(シリアルに牛乳をかけたものをちょびっと)
その後薬を飲むとだるくなるので再びベッドの上でうだうだ。

10時頃~13時頃まで:調子が良ければどこかしらに外出。
一日一回は外出しないと引きこもりになってしまうし、体力も落ちてしまうので無理矢理出掛けている。人の少ない時間帯を狙って行く。
帰宅して昼食(おにぎり二個をダイエットコーラで流し込む。毎日具も同じ)

その後、15時頃まで:うだうだ。PCいじったり、ぬりえをしたり、求人情報見たり。ラジオ体操したり。
合間に家事も嫌々やっつけている。洗濯物たたんだり、掃除日は徹底的に掃除(もはや、「義務」である)する。
調子が悪い時は何も手に付かず、部屋の中をただただ色んなことを考えながらうろつき回っている。

15時くらい:入浴と洗濯。嫌なことは先に済ませるタチである。

その後、18時頃まで:うだうだ。オールフリーを飲みつつ、えんえんと喫煙。またうろうろし出す。
またもPCいじってブログ更新したりする。

18時:ももに夜ご飯をやり、自分も18時半には夕食(サラダ。毎日同じ)
19時から21時頃まで:ちいももと遊ぶ。

あとはダンナの帰宅を待つためにまた潰さねばならない時間が。
私はダンナの洗濯物も済ませて、外に干してからでないと眠れないのだ(夜干し派。これは働いている時から同じ)

11時頃:ベッドに入るがなかなか眠れず苦しむ。


こんな生活を毎日、判で押したように規則正しく送っている。
調子が悪くなると伏せっている時間が多くなるが、本当に自由な時間が多い。
在宅の仕事がある時はいいのだが、無い時は本当にすることが無い。
熱中する趣味が無いので、どう時間を潰していいのか判らないのだ。
時間があるがゆえに、ネガティブな思考に捕まると始末が悪い。いつまでもいつまでもエンドレスでそのことばかり考えてしまう。

しかし、こうしてみると私は一日の殆どを家の中をうろうろと徘徊している。
同じうろうろするんなら、外でポケモンGOでもやればいいんだよなあ。
でも歩きスマホが怖くて出来ない。
移動の電車の中でだけ、細々とやる私。それでも結構、捕まるよ。







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18:23 うつになって感じたこと | コメント(2)

ご飯を炊くのも億劫

2016/09/08
先日、耳栓したまま外出しようとエレベーターに乗ったら、お隣のご主人と一緒になってしまった。気さくな方なので、エレベーターの中であれこれ話しかけて下さるのだが、良く聞こえない。
耳栓をしていると、比較的高い音域は聞こえるのだが、低い音域は聞こえないのだ。
エレベーターという密室の中で、低いトーンで色々話しかけて下さってるのだが、かろうじて「天気が」「台風が」などという単語を必死で拾い聞き、当たり障りのない返事をする。
きっととんちんかんなことを言ってただろうなあ、私…。恥ずかしい。



前にも書いたが、うつになってから料理が出来なくなった。
これはきっと、うつで、同じような症状の人にしか理解してもらえないと思う。
「料理をする」と言う行為が「入浴」と共に自分にとってとてもハードルが高いのだ。

ご飯を炊くのも億劫で仕方がない。
したがって我が家の食生活は酷いものである。
ダンナは毎日コンビニ弁当。
私は小分けのパックで売ってる野菜にプチトマトを添えたもの。(これをセットするのも億劫)

億劫病は日増しにひどくなり、以前は週に一回カレーくらいは作れたのだが、最近はダメだ。
朝のダンナのお弁当作りも、とっくに出来なくなっている。

先日母に、「お米をあちこちからもらって困ってるんだけど。」と言われた。
母のところも父と老人二人。お米もそうは消費しない。
「あんたはご飯も炊かないから要らないでしょ。ご飯くらい炊きなさいよ。」
母は言ってから「しまった」と思ったらしく、「だんだん出来るようになればね。」と慌てて付け足していた。
母にそんな気遣いをさせる自分も情けないが、やはり「ご飯くらい炊きなさいよ」と言う言葉は私にとってずしんと来た。
その後、そればかり考えてしまって上の空になってしまったほどだ。

自分でも、どうしてできないのか、情けなくて泣けてくる。
色んな方のブログを読ませて頂いているが、皆さん、お子さんがいる方などは、辛くてもそうも言ってられないのできちんと料理している。
私は子供が居なく、ダンナと二人なので作らずにすんでいるのだ。

以前、友人に言われたことがある。

「ダンナさんよく我慢してるよね。普通だったら絶対怒るもん。」

どの友人に言われたのか忘れてしまったが、この時は目の前が真っ暗になるほど落ち込んだ。
自分の不甲斐なさに、その場で消えてしまいたくなった。

ダンナに申し訳ない。
家事も満足に出来ないダメな私。
生きてる価値もない私。

そこで。
先日、ダンナが珍しく早く帰ってくると言うので、もらったボンカレーがあったので、久々に思い切ってご飯を炊いた。うちのお米は大丈夫なのかと一瞬不安になる私。
買ってきたコロッケを温め、ご飯の上にのせてその上からカレーをかける。コロッケカレーだ。
付け合わせに、買ってきた一人分のほうれん草の胡麻和えを小皿に移して、プチトマトを足した。
もうこれだけで、精一杯なのである。辛くてたまらない。
食後、食器を洗い、拭き、片付け、シンクを掃除する。
それが終った頃はどっと疲れが出て肩が痛くなっていた。

ご飯を炊く、みそ汁を作る、その間に一品作って、盛り付けて…という、私にとっては複雑な工程がどうしてもこなせない。
だから、「料理できるようになるといいね」「料理を趣味にしてみたら?」などと言われると本当に辛い。相手には悪気が無いのは判っているけれども…。

普通の人が普通に出来ることがどうしていつまでも私には出来ないのか。
この問題を突き詰めていくと、いつもネガティブの波に捕まる。


ダンナが以前、会社の同僚にもらってきたラーメンセットがあるのだが。
賞味期限がそろそろだ。
いよいよ意を決して作らねばならないと思うと、最近毎日気が重い私である。






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21:24 うつになって感じたこと | コメント(6)

あれもダメ、これもダメ

2016/09/05
小林麻央さんのブログ。
更新されたからっていちいちテレビで取り上げなくてもいいと思うのだが。
しかもダンナのと合わせて。
北斗さんのも一時そうだったなあ。


ところで。
私は以前、アルコール依存症気味だった。
休肝日などは皆無。調子が悪くても飲む。皆で仕事終わりに行く飲み会は絶対参加。
あのざわざわとした居酒屋の雰囲気が、今では信じられないが大好きだったのである。
「このお酒美味しい―!」「この味は深みがあって…云々」などとお酒そのものの味を吟味して飲む訳ではなく、ただ乱暴に胃に流し込むようにして、毎日飲酒していた。
飲むものは主に夏でも冬でもビールだったが、今思うとストレス解消と睡眠薬代わりに晩酌していた様な気がする。
アルコールなら何でも良かった。もはや依存していたのである。
私は強い方だったのでなかなか酔いが来ないのだが、やっと酔いが回ってきたときの幸せなふんわりとした気分。周りの視界がうっすらとぼやけるような、心地よい気持ちは今ではもう、体験することが出来ない。
うつになり、抗うつ剤を飲み始めて、私はきっぱりと飲酒をやめたのである。
断酒してもう、3年経った。アルコールは一口も口にしていない。

勿論、最初からきっぱりと止められたわけではない。
最初の頃は主治医に「抗うつ剤飲むならお酒は止めて。」と強く言われてからしばらく、うだうだと抗うつ剤を処方されていたにも関わらず、飲酒が止められなくて薬を飲み始められないでいた。
色んな方のブログを読むと、結構皆さんお酒と一緒に飲んでるみたいなんだけれども、なにせ「抗うつ剤」なんて飲むのは初めてのことだったので、小心者の私は、お酒と飲んだら何が起こるんだろうと恐ろしかったのだ。
それに、あの頃は自殺願望とか希死念慮があったので、余計に脳の中のまだまともに機能している部分が私に激しくストップをかけた。
そんな訳で、抗うつ剤を処方されてから数日間ののち、やっと禁酒して服用をはじめたのである。……こういうところも生真面目な私。
もともとが生真面目で神経質な私は、その後半ば意地になって禁酒していたような気がする。
薬の効果もあってか、その頃は夜眠れるようになってきたし、もう飲酒する意味も無くなった。
ただ、「早く治して社会に復帰したい」と、こればかり思って焦っていたのだ。

けれども、何か寂しい気持ちに時々なる。
もう、私の人生長いこと「酒は友達」だった。
友達が居なくなってしまった様に感じる時がある。
その分、タバコが増えた気がする。
こっちの方が絶対に身体に良くないのだが、タバコは止められそうにない。
これも依存している。
そして今は「買い物依存症」
私はきっと、何かに依存していなければ立っていられない性質なのだと思う。

さて、買い物依存症だが、私なりにルールを決めた。
あまりに「あれもダメ、これもダメ」では却ってストレスが溜まってしまう。
どっかんと来た請求がやっと終わった時点で、私は色々考えた。

確かに今、自分で収入を得ていないので後ろめたさで一杯であるけれども、ぴったり止めてしまうのは不可能だと思った。
毎日毎日不安で仕方ないのを買い物で紛らわせているようなところがあるので、それを禁止されたら本当に自分がどうなるか判らない。
人間、そう何もかもスマートに折り目正しく生きてはいけないのだ。
「やめなさい」「はいやめます」で済んだら、人生何でも生きやすい。

決めたルール

・貯金には手を付けない。毎月上限を決めて自分の少ないお小遣いから買う。超えてしまうようなら翌月に回す。(その時点でもう欲しくなくなっている場合もある)
・欲しくなったらその場ではすぐに買わない。一日置いてまだ欲しかったら翌日買いに行く。売れてしまって無かったら、自分には縁がなかったとあきらめる。
・洋服は買う時以外試着はしない。手持ちで似たようなものがなかったか考える。
・上限を過ぎたら、外出時カード類(銀行のキャッシュカードも含めて)は家に置いて行く。現金もその日必要な最小限の金額しか財布に入れて行かない。


……なんか切ない。
というか、「買い物依存症」どっぷりの人から見れば、依存症をなめている感じのルールだが。
出来ることからやってみようと思っている。
きっとお酒と同じで、私のことなので生真面目なので必死にルールを守るだろう。
ここのところ買ったのは、しまむらで300円のイヤリングのみである。
上限があると、慎重になる。


だけど、これもダメ、あれもダメ。
……何が楽しい人生か。




ぬりえ完成。今度はもうちょっと細かいのに挑戦しよう。

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15:05 買い物依存症 | コメント(2)

不安神経症(全般性不安障害)の地獄

2016/09/02
今、「地獄」と打っていたら、テレビで「地獄」と言うのとぴったり重なった。
私はこういうことがよくある。なんか不思議な気持ちになるなあ。

──そんなことはどうでもいいのだが。

ももは無理矢理飲ませている薬のおかげか、少しずつご飯を食べるようになってきた。
水もきちんと飲み、うんちもするようになってきた。
しかしまだまだ気が抜けない。
いつまたあのような食欲不振の状態に陥るかもしれないのだ。
私は、家にいる時は殆ど5分おきにももの様子を窺いに行っている。
ももも迷惑に違いない。

この事態で、私の方の不安神経症(こういう言い方は今はせず、急性・突発性の不安症状を「パニック障害」、慢性的に長く続くのが「全般性不安障害」と区別されているらしい。私はちなみに両方である)が悪化してしまった。
案の定、である。

特に根拠もないのに、色々な事が酷く不安でたまらない。
一旦、スイッチが入ってしまうと自分でもどうしようもないのだ。
この状態を話せば、「気にしすぎ」「心配性だねえ」と、きっと周りの人は言うだろう。

ちょっと状況は違うんだけれども、とある方のブログで、主さんの辛い思いを綴った記事に対して、「あなたは甘えすぎてる。~すればいいのに。どうして~しないのか…云々」という手厳しいコメントを懇々とつけてる方がいた。
多分、その方は健常者なのではないかと思う。それか周りにうつの人間が居て、苛々しているかのどちらかでは…などと思ってしまった。そのコメントに対して、「それができないのがうつなんですよ。何言ってんのあんた。」とまた別の方がコメントしていたが、私は後者の方に酷く賛同する。

不安なこと、心配に思っていることは誰でもあるだろうと思う。
気にしていたらキリがない、だから考えないようにすればいいのだが、それが出来ないのが病気ゆえなのである。考えないように出来るなら、またあまり気にしないようにすることが出来るならば、もとよりこんな病気になってない。それでも一生懸命に自分の思考をプラスの方へ持って行こうと日々努力している。頑張らなくてもいいよとも言われるが、病気に流されてどうしようもない下流まで行ってしまったらもう這い上がれないんじゃないかという畏怖がある。

毎日毎日仕事もしないでたったひとり、不安と戦う毎日だ。
辛くないはずがない。気がおかしくなりそうだ。

ちなみに、もものこと以外に今、不安に思っていること

・換気扇や洗濯機や蛇口の調子が悪い。壊れるんじゃないか。
・今月もまた、買い物依存症が酷くなるんじゃないか。
・上階からの音が酷くなるんじゃないか。
・外で古い建物を壊す工事をしているが、そこに新しい家が建ち、越して来た子供がうるさかったらどうしよう。
・このまま、また調子が悪くなるんじゃないか
・ダンナが通勤途中で事故に遭うのじゃないか、または人に怪我をさせるんじゃないか
・ダンナがまた何か病気になるのではないか(不思議と自分の身体のことは気にならない。いつ死んでもいいと思っているからだろうか)
・父がまた入院するのではないか
・母の持病が悪化するのではないか
・知らないうちにカード情報が洩れてるんじゃないか。そのうち身に覚えのない請求が来るんじゃないか


…まだまだあるが、書き連ねて行くとバカみたいなことばかりだ。
この中には通常、きっと誰もが不安に思うことも含まれていると思うが、私の場合、それが不安で不安で眠れなくなってしまう。
最近はまた、中途覚醒、早朝覚醒が頻繁になってきた。
悪夢もさんざん観る。


うーん。嫌な傾向だなあ…。
また主治医に増薬されそう。




今日の夕食。食べるのメンドクサイ。

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22:07 うつになって感じたこと | コメント(2)
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