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「ありがとう」も言えない子供

2016/08/17
夏は本当にダメです。

ここのところ、外出するのが前にもまして億劫になっています。
甥っ子たちと遊ぶために実家へ出かけるのも実は億劫で、化粧するまでに1時間近く部屋中をうろうろしていました。
午前中が特にダメで、ダンナのお弁当作りはもうとっくに出来なくなりました。
調子の良い時は、早朝ダンナが出勤する前に起き出して、ちいももの掃除をさっさと済ませて、ダンナが持っていく水筒に氷とお茶を詰めて送り出すことができるのですが、大抵は起きられません。睡眠はデパスとソラナックスのおかげで充分取れているのですが、覚醒した時の気分が最悪で、なかなか起き上がれないのです。
午前中は二度寝したり、だらだらとテレビを観たりして過ごし、お昼近くになるとやっと動くことが出来るようになってきます。
自分でもこんな自堕落な生活を送っている自分が嫌でたまりませんが、仕方ありません。
ただ守っていることがふたつあります。

ラジオ体操と、一日一回は外出すること。

ウォーキングも今の季節はきつくてダメなので運動不足の身体のためと、こもりきりにならないために、一日一回は外出するようにしています。
調子の良い時や用事があるときは街まで出るし、もう本当にダメな時は歩いて5分のコンビニまで。
一日、ダンナ以外の人間の姿を見かけないと本当に不安になります。
自分が世間から取り残されているような…ネガティブな思考に陥って行くのです。

その際、化粧するのが本当に億劫で、最近は日焼け止めも塗らずにこのくそ暑いのにすっぴんにマスクという必殺技を使っています。マスクの下は汗でびっしょりになりますが、化粧するのも、落とすのももう億劫で億劫でたまらないのです。

そんな訳で、今日もマスクに帽子を目深にかぶって出かけました。
今日はだるさが酷かったので、近所のコンビニに出かけようと思ったのですが、少し思い立ってちょっと遠くのコンビニまで行ってみることにしました。
途中、公園があるのですが、コンビニの帰りにその前を歩いていると、目の前に青い大きなボールが転がってきました。
どうやら、公園で遊んでいた子供たちのボールが、フェンスを越えて道路に飛び出してきてしまったようなのです。
私は「よっこいしょ」(笑)と、身をかがめてボールを取り、投げ返してあげようと思って思わず唖然としました。

公園の中には、小学5、6年生くらいの男の子が2人。
黙ったままぼーっとこっちを眺めているだけなのです。



…えーと。あの。
……普通、子供でも「ありがとう」とか「すみません」とか、ありませんか?



ふたりとも黙ったまま、虚ろな目でこっちの一挙手一投足を見つめているのみ。
何も反応しません。
私は仕方なくボールを投げ返してあげたのですが、そうするとふたりともなにごともなかったようにサッカーを始めました。

私はなんだかなあ…と言う気持ちで一杯になりました。
そのすぐ後に、背後でまたボールが飛び出してアスファルトに跳ねる音が聞こえたんですが、今度は無視してスタコラと帰ってきました。

うちのマンションは結構、礼儀正しい子供が多く、顔を合わせてもきちんと挨拶するし、エレベーターのボタンを押して待っててくれるような子供もいるのです。
日頃、気持ちが良いな、お母さんやお父さんの躾がいいんだな…などとにこにこしていたのですが、今日みたいな子供たちもいるんだなあ…としみじみ思いました。
近くに保護者の姿はありませんでしたが、もし自分があの子たちの親だったら、心底「恥ずかしい」と思うと思います。
でも、本当にいますよね。
「ごめんなさい」とか「ありがとう」がきちんと言える子供と、そうでない子供って。
言えない子供は、親が言わないから自分も言わないのでしょうか。


…なんて。
暑さのせいか小さなことにピリピリしてしまう私なのでした。
もしかして。
深々と帽子をかぶってマスクした挙動不審なおばさんが怖かったのかも(笑)






調子の良い時にぬりえを始めました。
集中力が続かない…。

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17:08 日々あれこれ | コメント(6)
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