もも、病院に緊急搬送される
2016/08/31
うさぎのももが、朝から何だかおかしい。
いつもは朝7時半くらいにちいともものケージを掃除して、ご飯をあげるのだが、まず古株のちいから始める。その次にお腹を空かせて大騒ぎしているもも。
掃除している間にも、「メシくれ~メシメシ~!!」と手に絡みついて離れず、ご飯を入れてあげると私の手を鼻で邪魔臭そうにぐいっとどかして、エサ箱に頭を突っ込む。
こんな感じが毎朝の光景である。
しかし。
昨晩眠りが浅く、何度も目が覚めてしまったので今朝はどうしても早く起きられなかった。
やっとちいももの世話を始めたのがなんと10時くらいになってしまった。
さぞかしももが怒っているだろうとリビングに行ったのだが、ちいはともかくももがどことなくよそよそしい。
寄って行ってもいつものようにたっちもしないし、すぐべたーと寝転んでしまうのだ。
朝ごはんが遅すぎて怒ってるのかな?と思い、ケージの掃除を始めたが、一向に寄ってこない。
ご飯を入れてあげても見向きもせずに寝っ転がったまま。
──変だな?
だけど、そのうち食べるだろうと思い、小一時間くらいの外出をした。
ところが。
帰ってきてもご飯に手を付けた形跡が無く、うんちも全くしていない。
そりゃそうだよね。食べなきゃ出ない。
「食べない」というのはうさぎにとって大問題だ。
うさぎは24時間、胃腸を動かしてないと死んでしまう動物なのである。
食べられないということはうさぎにとって即座に「死」に繋がる。
私は不安になって、デパスを2錠流し込み、5分おきにももの様子を窺う。
けれども横になったまま、ぼーっとしているだけで、ご飯を食べようともしない。
水だけほんのちょっと飲んでいる。
色々なネガティブ思考が頭の中に次々と去来し、何も手に着かなくなった。
家中を訳も無くうろうろと歩き回る。いつもの癖だ。
逝ってしまった前の子を思い出して涙が出そうになる。
あの子もよく食欲不振を起こしていたっけ。
夕方になってついにももを病院に連れて行くことを決心した。
パニックになると、最近手が震える。
震える手で、支度を始めた。
動物病院ってお金がかかるから、何か大きな病気だったらいくらくらいかかるんだろう。
家にあるありったけの現金を財布に入れた。
パニックで何が何だか判らず、混乱した頭で夕暮れの中、ももを入れたバッグを背負って病院に向かった。
慌てて出たので、メガネをかけるのを忘れて何も見えない。
病院は電車で一駅。そこからかなり歩く。
私は動物病院が嫌いだ。
逝ってしまった前の子のことを思い出し、ネガティブになるのもあるが、あの独特な待合室の雰囲気が嫌いなのだ。
「◯◯ちゃーん、だいじょぶよお」とかキャリーバッグに向かって甘い声を出してる人、「お宅は何ヶ月?」とか飼い主同士が仲良くなっての大声の会話とか、まるで小児科のようである。
何かその中でじっと順番を待っていると、居心地が悪く、過呼吸になりそうになる。
受付で、「わんちゃんですか?ねこちゃんですか?」と訊かれる。
「うさぎです。」
そう。
私は犬も猫も飼ったことがあるが、小鳥だとかうさぎだとかハムスターとかのエキゾチックアニマルって肩身狭いんです…(泣)
前の子のカルテがまだ残っていて鼻の奥がつんとした。
診察の結果、悪いところは特に見つからなかった。
換毛期なので、毛がお腹の中に溜まってしまう(うさぎは吐くという行為が出来ない)うっ滞か、もしかして歯の不正咬合(歯が変な風に伸びてしまい、口の中を傷つける)かとふんでいたのだが、エコーを撮ったり、口の中も診てもらったが問題ないそうだ。
「うーん。夏風邪…ってところかなあ。あとは何かストレスになることがあったか。」
先生はお腹の動きを良くする注射をももにしながら、首をひねった。
──ストレス……。
まさか、私の起きるのが遅くて、朝ごはんがあまりに遅かったからじゃないんだろうか。
うさぎは信じられないほどデリケートな生き物なのである。
もしかして、私のせいなんじゃ…。
明日から一日二回、薬を飲ませなければならない。
これで食欲が戻ってくれればいいのだが。
もし、ちいやももが死んだら、私は間違いなくペットロスに再び陥るだろう。
それほど、彼らの存在は私の中で大きい。
けれども、彼らは何時かは死ぬ。それも多分、自分よりも早く。
それは判っているのだが、いざこういう状況になるとパニック状態になってしまう。
動物を飼うのには、とても大きな覚悟が要るのだ。
しかし、…今日も眠れそうにないなあ。
でも、頑張って早起きするから。
ごめんね、もも。ちいも。


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いつもは朝7時半くらいにちいともものケージを掃除して、ご飯をあげるのだが、まず古株のちいから始める。その次にお腹を空かせて大騒ぎしているもも。
掃除している間にも、「メシくれ~メシメシ~!!」と手に絡みついて離れず、ご飯を入れてあげると私の手を鼻で邪魔臭そうにぐいっとどかして、エサ箱に頭を突っ込む。
こんな感じが毎朝の光景である。
しかし。
昨晩眠りが浅く、何度も目が覚めてしまったので今朝はどうしても早く起きられなかった。
やっとちいももの世話を始めたのがなんと10時くらいになってしまった。
さぞかしももが怒っているだろうとリビングに行ったのだが、ちいはともかくももがどことなくよそよそしい。
寄って行ってもいつものようにたっちもしないし、すぐべたーと寝転んでしまうのだ。
朝ごはんが遅すぎて怒ってるのかな?と思い、ケージの掃除を始めたが、一向に寄ってこない。
ご飯を入れてあげても見向きもせずに寝っ転がったまま。
──変だな?
だけど、そのうち食べるだろうと思い、小一時間くらいの外出をした。
ところが。
帰ってきてもご飯に手を付けた形跡が無く、うんちも全くしていない。
そりゃそうだよね。食べなきゃ出ない。
「食べない」というのはうさぎにとって大問題だ。
うさぎは24時間、胃腸を動かしてないと死んでしまう動物なのである。
食べられないということはうさぎにとって即座に「死」に繋がる。
私は不安になって、デパスを2錠流し込み、5分おきにももの様子を窺う。
けれども横になったまま、ぼーっとしているだけで、ご飯を食べようともしない。
水だけほんのちょっと飲んでいる。
色々なネガティブ思考が頭の中に次々と去来し、何も手に着かなくなった。
家中を訳も無くうろうろと歩き回る。いつもの癖だ。
逝ってしまった前の子を思い出して涙が出そうになる。
あの子もよく食欲不振を起こしていたっけ。
夕方になってついにももを病院に連れて行くことを決心した。
パニックになると、最近手が震える。
震える手で、支度を始めた。
動物病院ってお金がかかるから、何か大きな病気だったらいくらくらいかかるんだろう。
家にあるありったけの現金を財布に入れた。
パニックで何が何だか判らず、混乱した頭で夕暮れの中、ももを入れたバッグを背負って病院に向かった。
慌てて出たので、メガネをかけるのを忘れて何も見えない。
病院は電車で一駅。そこからかなり歩く。
私は動物病院が嫌いだ。
逝ってしまった前の子のことを思い出し、ネガティブになるのもあるが、あの独特な待合室の雰囲気が嫌いなのだ。
「◯◯ちゃーん、だいじょぶよお」とかキャリーバッグに向かって甘い声を出してる人、「お宅は何ヶ月?」とか飼い主同士が仲良くなっての大声の会話とか、まるで小児科のようである。
何かその中でじっと順番を待っていると、居心地が悪く、過呼吸になりそうになる。
受付で、「わんちゃんですか?ねこちゃんですか?」と訊かれる。
「うさぎです。」
そう。
私は犬も猫も飼ったことがあるが、小鳥だとかうさぎだとかハムスターとかのエキゾチックアニマルって肩身狭いんです…(泣)
前の子のカルテがまだ残っていて鼻の奥がつんとした。
診察の結果、悪いところは特に見つからなかった。
換毛期なので、毛がお腹の中に溜まってしまう(うさぎは吐くという行為が出来ない)うっ滞か、もしかして歯の不正咬合(歯が変な風に伸びてしまい、口の中を傷つける)かとふんでいたのだが、エコーを撮ったり、口の中も診てもらったが問題ないそうだ。
「うーん。夏風邪…ってところかなあ。あとは何かストレスになることがあったか。」
先生はお腹の動きを良くする注射をももにしながら、首をひねった。
──ストレス……。
まさか、私の起きるのが遅くて、朝ごはんがあまりに遅かったからじゃないんだろうか。
うさぎは信じられないほどデリケートな生き物なのである。
もしかして、私のせいなんじゃ…。
明日から一日二回、薬を飲ませなければならない。
これで食欲が戻ってくれればいいのだが。
もし、ちいやももが死んだら、私は間違いなくペットロスに再び陥るだろう。
それほど、彼らの存在は私の中で大きい。
けれども、彼らは何時かは死ぬ。それも多分、自分よりも早く。
それは判っているのだが、いざこういう状況になるとパニック状態になってしまう。
動物を飼うのには、とても大きな覚悟が要るのだ。
しかし、…今日も眠れそうにないなあ。
でも、頑張って早起きするから。
ごめんね、もも。ちいも。


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納豆毎日食べりゃいいんだよ
2016/08/29
どうしてもどうしてもバッサリ切った髪が気に入らなく、もっと短くしたくなった。
しかも夜中に急に。
そうやって気になることがあると、もう眠れない。
案の定、ベッドに入っても全く眠気が来ず、デパスを追加してやっと眠りについた。
翌朝、すぐに美容院に電話して予約を取った。
施術から一週間は、無料で直してくれるので有難い。
スーパーロングから一度切り始めると、とことんまで短くしたくなるようだ。
美容院で「女性ホルモン」の話になった。
私のように女性ホルモンが生まれつき少ない人は、肝斑(顔に左右対称に出来るしみ)があったりとか、髪がやはり少ないのですぐ判るそうだ。
「大豆イソフラボン採ってる?まめに採った方がいいよ」と言われて、急に不安になってきた。
私の場合、更年期とうつが合併して酷くなっているような気がするし、もしかしたら更年期が引き金なんじゃないかとか常々思っていた。
不意に汗が体中から噴き出るホットフラッシュは、一時ほどではないがまだ時々起こるし、何かほんとに加齢で体中から「女性ホルモン」が日に日に無くなっていくようである。
若い頃は婦人科にせっせと通って薬を飲んだりしていたが、次第に足が遠のき、特にうつになってからはそれに対して何の対策もしてないなあ…とふと思う。
ちゃっちゃと髪を切ってもらい、さらに少年のようになる私(少年通り越して猿のようだ)。
しかし、年が行ってからのショートって、一歩間違えるとおばさんになってしまう(おばさんだけどさあ…)ので、気をつけないと。
帰り道、ドラッグストアに寄った。
買い物用どでかいリュックを背負って来てるので、2リットルのお茶2本とアイスコーヒーのボトルなんかをどっさり買いこむ。
せっせとリュックに詰めていたら、隣のおばあさんに「若い人はいいわねえ。背中に背負って帰るの?」と不意に訊かれたので飛び上がる。
他人に急に話しかけられるのってやっぱり苦手である。
「背中に背負った方が楽なんですよ」と言ったら、「私には無理だわ~」と言って笑ってらした。
で、ついでに買ってきた。
大豆イソフラボンのサプリ。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをすることから、更年期障害に効果があるとされ、更年期特有の症状であるほてりやのぼせが改善されたり、ホルモンバランスが崩れがちな女性にも効果があるらしい。
その他にも、骨粗鬆症の予防、循環器系疾患の予防、美肌。
それから血流を良くするので、冷え性にも効果が。さらに、悪玉コレステロールを減らしたり自律神経を安定させる作用もあるそうだ。(うつにもいいという話もある)
良いことづくめのように感じるが、採りすぎると逆に女性ホルモンのバランスを崩してしまうので危ないらしい。
国の機関の発表では、大豆イソフラボンの1日あたりの摂取目安量は70~75mgが上限だそうだ。
大豆イソフラボンが含まれる食品としては、納豆、豆乳、豆腐、油揚げ、大豆煮、きな粉、味噌など。
ちなみに納豆は1パックでほぼ1日分の大豆イソフラボンを摂取出来るとのこと。
なら、毎日納豆ご飯食べて、豆腐と油揚げのお味噌汁を飲み、豆乳飲んでりゃ済む話なんだろうが、今の私には、納豆を毎食かき混ぜるだけでも億劫なので無理である。
納豆は大好きなんだけどな…。
サプリや健康食品などで摂取する量は30mgまでが上限らしいのだが、買ってきたこれにはでっかく「イソフラボン40.8mg!」とある。…いいのか?と思ったが、調べると大豆イソフラボンは糖とアグリコンという物質がくっついているらしく、このアグリコンの量が上限が30mg…ということらしい。注意書きを見てみるとアグリコンは25mgだった。
しばらく飲んで様子を見てみようと思うが、なんと大豆イソフラボンって上手く吸収して役立てられる人とそれが上手く出来ない人の差があるらしい。これは体質なので仕方がない。
もしできなければ、いくら大豆イソフラボンをとっても無駄になってしまう。
何となく…だけど、自分って後者な気がする。
何となくだけど。

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しかも夜中に急に。
そうやって気になることがあると、もう眠れない。
案の定、ベッドに入っても全く眠気が来ず、デパスを追加してやっと眠りについた。
翌朝、すぐに美容院に電話して予約を取った。
施術から一週間は、無料で直してくれるので有難い。
スーパーロングから一度切り始めると、とことんまで短くしたくなるようだ。
美容院で「女性ホルモン」の話になった。
私のように女性ホルモンが生まれつき少ない人は、肝斑(顔に左右対称に出来るしみ)があったりとか、髪がやはり少ないのですぐ判るそうだ。
「大豆イソフラボン採ってる?まめに採った方がいいよ」と言われて、急に不安になってきた。
私の場合、更年期とうつが合併して酷くなっているような気がするし、もしかしたら更年期が引き金なんじゃないかとか常々思っていた。
不意に汗が体中から噴き出るホットフラッシュは、一時ほどではないがまだ時々起こるし、何かほんとに加齢で体中から「女性ホルモン」が日に日に無くなっていくようである。
若い頃は婦人科にせっせと通って薬を飲んだりしていたが、次第に足が遠のき、特にうつになってからはそれに対して何の対策もしてないなあ…とふと思う。
ちゃっちゃと髪を切ってもらい、さらに少年のようになる私(少年通り越して猿のようだ)。
しかし、年が行ってからのショートって、一歩間違えるとおばさんになってしまう(おばさんだけどさあ…)ので、気をつけないと。
帰り道、ドラッグストアに寄った。
買い物用どでかいリュックを背負って来てるので、2リットルのお茶2本とアイスコーヒーのボトルなんかをどっさり買いこむ。
せっせとリュックに詰めていたら、隣のおばあさんに「若い人はいいわねえ。背中に背負って帰るの?」と不意に訊かれたので飛び上がる。
他人に急に話しかけられるのってやっぱり苦手である。
「背中に背負った方が楽なんですよ」と言ったら、「私には無理だわ~」と言って笑ってらした。
で、ついでに買ってきた。
大豆イソフラボンのサプリ。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをすることから、更年期障害に効果があるとされ、更年期特有の症状であるほてりやのぼせが改善されたり、ホルモンバランスが崩れがちな女性にも効果があるらしい。
その他にも、骨粗鬆症の予防、循環器系疾患の予防、美肌。
それから血流を良くするので、冷え性にも効果が。さらに、悪玉コレステロールを減らしたり自律神経を安定させる作用もあるそうだ。(うつにもいいという話もある)
良いことづくめのように感じるが、採りすぎると逆に女性ホルモンのバランスを崩してしまうので危ないらしい。
国の機関の発表では、大豆イソフラボンの1日あたりの摂取目安量は70~75mgが上限だそうだ。
大豆イソフラボンが含まれる食品としては、納豆、豆乳、豆腐、油揚げ、大豆煮、きな粉、味噌など。
ちなみに納豆は1パックでほぼ1日分の大豆イソフラボンを摂取出来るとのこと。
なら、毎日納豆ご飯食べて、豆腐と油揚げのお味噌汁を飲み、豆乳飲んでりゃ済む話なんだろうが、今の私には、納豆を毎食かき混ぜるだけでも億劫なので無理である。
納豆は大好きなんだけどな…。
サプリや健康食品などで摂取する量は30mgまでが上限らしいのだが、買ってきたこれにはでっかく「イソフラボン40.8mg!」とある。…いいのか?と思ったが、調べると大豆イソフラボンは糖とアグリコンという物質がくっついているらしく、このアグリコンの量が上限が30mg…ということらしい。注意書きを見てみるとアグリコンは25mgだった。
しばらく飲んで様子を見てみようと思うが、なんと大豆イソフラボンって上手く吸収して役立てられる人とそれが上手く出来ない人の差があるらしい。これは体質なので仕方がない。
もしできなければ、いくら大豆イソフラボンをとっても無駄になってしまう。
何となく…だけど、自分って後者な気がする。
何となくだけど。

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髪バッサリ
2016/08/27
何度も書いているが、入浴が本当に億劫だ。
冬ならいいのだが、夏は汗でびっしょり。
シャワーを何日も浴びないと、今度はそれがストレスになる。
特に嫌なのが髪を洗うことで、洗ってドライヤーで乾かす…と言う行為がとても苦しい。
自然乾燥にしてしまえばいいのだが、私は変なところが律儀で、洗ったら洗ったでドライヤーをかけないと気が済まない。
だったらどうしたいんだ…!と叫びたくなるくらいに私の行動は矛盾ばかりだ。
以前は背中の真ん中下あたりまであった髪を、数カ月前にシャンプーが大変だからと肩くらいまで切ったのだが、それでももう駄目だ。限界だ。
毎日毎日、苦痛で仕方がないので、もうバッサリ切ることにした。
出来れば丸坊主にしたいところだが、さすがに家にこもっていると言っても勇気が出ず、ドライヤーをササッとかける程度で済む、ショートにしようと思い立った。
髪の毛って「切ろう」と思い立ったらすぐ切らないと気が済まない。
な訳で、行きつけの美容院にすぐに予約の電話を入れたのだが、何とお盆休み中。
空しいテープの案内をただじっと聞く私。
もう我慢できないので、そのへんの美容院にでも行って切って来るかと一瞬いきり立ったが、冷静になって考えるとそれは出来ない。
私の髪は特殊で、もう20年近く通っているあの美容師さんじゃないと落ち着いてまかせられないのだ。
私は、なんとつむじが4つある。
両のこめかみにひとつずつと、後ろの左右に2つ。
なので一体どこで分けたらいいんだと言う具合に髪が渦巻いている。
おまけにくせ毛で、髪が細く量も少ない。
普通の人が難なく出来る髪型が、私には出来ないことが多いのだ。
この厄介な私の髪を熟知している彼にしかまかせられない。
この髪ゆえの色々なアドバイスもしてくれるし、彼は私の病気のことも知っているので、気を遣って他のアシスタントの人もあまり話しかけないでいてくれる。
…というか。もう他の店で、
「つむじ4つあるんですね」
「髪の量が少ないですね」
とか、一から話しかけられるのが億劫でたまらないのだ。
ネットで検索し、「こんな感じかな?」という写真をスマホに保存してみる。
だけど多分、出来上がりは全く違うんだろうなあ。毎度のことだけど…と溜息を吐く。
店のお盆休みが開けたと同時に予約を入れて、しぶしぶ髪を洗い(シャンプー料金取られたくない)、嫌々化粧をして雨の中出かけた。
思った通り、休み明けなのでお客さんが沢山居た。
もうそれだけで憂鬱になる私。
──お客さんで時々、いませんか?
常連さん(?)で、すっごい声の大きい、良く喋るおばさんとか、若い女の人。
何がそんなに楽しいのか、でっかい声で店員さんとあれやこれや喋りまくりながらロット巻かれたりしてる人。
運悪く、隣の席にそんなおばさんが後から来てしまい、地獄だった。
話の内容は店中に筒抜けで、聞きたくもないのにそのおばさんが8月の終わりに山中湖に行くんだとか、9月はゴルフでグアムに行くんだとか、不要な情報がどんどん耳に入って来る。
美容院でも耳栓使いたいくらいだった。
美容師さんも大変だなあ…。
ふと気が付くと、鏡の中に少年みたいになった私が居た。
私は美容院に行くとすぐさま週刊誌を手に取り、滅多に鏡の中の自分を見ない。
醜く嫌で、見たくないのだ。最後まで全てお任せである。
髪をバッサリ切ったら、肩が軽くなった。
これで楽になった。パーマも毛先にかけたので、ササッとドライヤーをかけて、あとは自然乾燥で済む。
髪質が髪質なので、ロングヘアに思い入れなんて全くないし。
見てくれなんかもうどうでもいいのだ。
ただ毎日、少しでも煩わしいことから解放されたい、それだけだ。
ちなみに、持って行った写真と比べると、やはり全く仕上がりが違っている。
美容師の彼の腕が劣っている訳ではないことは、もはや言うまでもない。

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冬ならいいのだが、夏は汗でびっしょり。
シャワーを何日も浴びないと、今度はそれがストレスになる。
特に嫌なのが髪を洗うことで、洗ってドライヤーで乾かす…と言う行為がとても苦しい。
自然乾燥にしてしまえばいいのだが、私は変なところが律儀で、洗ったら洗ったでドライヤーをかけないと気が済まない。
だったらどうしたいんだ…!と叫びたくなるくらいに私の行動は矛盾ばかりだ。
以前は背中の真ん中下あたりまであった髪を、数カ月前にシャンプーが大変だからと肩くらいまで切ったのだが、それでももう駄目だ。限界だ。
毎日毎日、苦痛で仕方がないので、もうバッサリ切ることにした。
出来れば丸坊主にしたいところだが、さすがに家にこもっていると言っても勇気が出ず、ドライヤーをササッとかける程度で済む、ショートにしようと思い立った。
髪の毛って「切ろう」と思い立ったらすぐ切らないと気が済まない。
な訳で、行きつけの美容院にすぐに予約の電話を入れたのだが、何とお盆休み中。
空しいテープの案内をただじっと聞く私。
もう我慢できないので、そのへんの美容院にでも行って切って来るかと一瞬いきり立ったが、冷静になって考えるとそれは出来ない。
私の髪は特殊で、もう20年近く通っているあの美容師さんじゃないと落ち着いてまかせられないのだ。
私は、なんとつむじが4つある。
両のこめかみにひとつずつと、後ろの左右に2つ。
なので一体どこで分けたらいいんだと言う具合に髪が渦巻いている。
おまけにくせ毛で、髪が細く量も少ない。
普通の人が難なく出来る髪型が、私には出来ないことが多いのだ。
この厄介な私の髪を熟知している彼にしかまかせられない。
この髪ゆえの色々なアドバイスもしてくれるし、彼は私の病気のことも知っているので、気を遣って他のアシスタントの人もあまり話しかけないでいてくれる。
…というか。もう他の店で、
「つむじ4つあるんですね」
「髪の量が少ないですね」
とか、一から話しかけられるのが億劫でたまらないのだ。
ネットで検索し、「こんな感じかな?」という写真をスマホに保存してみる。
だけど多分、出来上がりは全く違うんだろうなあ。毎度のことだけど…と溜息を吐く。
店のお盆休みが開けたと同時に予約を入れて、しぶしぶ髪を洗い(シャンプー料金取られたくない)、嫌々化粧をして雨の中出かけた。
思った通り、休み明けなのでお客さんが沢山居た。
もうそれだけで憂鬱になる私。
──お客さんで時々、いませんか?
常連さん(?)で、すっごい声の大きい、良く喋るおばさんとか、若い女の人。
何がそんなに楽しいのか、でっかい声で店員さんとあれやこれや喋りまくりながらロット巻かれたりしてる人。
運悪く、隣の席にそんなおばさんが後から来てしまい、地獄だった。
話の内容は店中に筒抜けで、聞きたくもないのにそのおばさんが8月の終わりに山中湖に行くんだとか、9月はゴルフでグアムに行くんだとか、不要な情報がどんどん耳に入って来る。
美容院でも耳栓使いたいくらいだった。
美容師さんも大変だなあ…。
ふと気が付くと、鏡の中に少年みたいになった私が居た。
私は美容院に行くとすぐさま週刊誌を手に取り、滅多に鏡の中の自分を見ない。
醜く嫌で、見たくないのだ。最後まで全てお任せである。
髪をバッサリ切ったら、肩が軽くなった。
これで楽になった。パーマも毛先にかけたので、ササッとドライヤーをかけて、あとは自然乾燥で済む。
髪質が髪質なので、ロングヘアに思い入れなんて全くないし。
見てくれなんかもうどうでもいいのだ。
ただ毎日、少しでも煩わしいことから解放されたい、それだけだ。
ちなみに、持って行った写真と比べると、やはり全く仕上がりが違っている。
美容師の彼の腕が劣っている訳ではないことは、もはや言うまでもない。

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眠れないことがどんなに辛いか
2016/08/26
最近、夜眠れなくなってしまった。
私は夜、就寝前にデパス0.5mgを2錠、エビリファイ6mg、それに最近不安感が酷いので増薬されたソラナックス(正確にはジェネリックのアルプラゾラムと言う薬)0.4mgを1錠飲んでいる。
どれも心を穏やかにし、眠気を誘う薬ばかりだというのに、ベッドに入っても目が冴えるばかりで一向に眠気が迎えに来ないのである。
今までは、就寝30分前にこれらを流し込んでベッドに入ると眠れていたのだが、最近どうしても眠れない日があるようになってきた。
だからと言って、代わりに日中寝ている訳ではない。
ベッドに横になってうだうだしていることは多いが、眠れないのである。
日中は、上階からの物音を始め、外からの色んな物音に(耳栓をしていても聞こえてしまう)敏感になってしまって、落ち着いて眠ることなど到底出来ない。
いわゆる「寝逃げ」が出来ないのだ。
睡眠不足になっているのだが、変に神経が高ぶっているのか眠気が襲って来ない。
うちはダンナが早く帰ってきたときは就寝するのが早いため、私もそれに合わせて10時にはベッドに入る。それで以前は眠れていたのだが、最近は2時間たっても3時間たっても眠れない。
時間はどんどん過ぎて行き、日付は変わり、だんだん焦って来る。
ベッドで横を向いたり仰向けになったり、ごそごそごそごそいつまでもやっている。
スマホの充電を充分にやっておいて色んなサイトを見たり、本を読んだりしてみるのだが眠気はやって来ずに集中力が続かずに諦めて目を閉じる。
こういう時頭の中に浮かぶのは、不安な要素ばかりだ。
それでますます目が冴えてしまう。
仕切り直しで、部屋を出て水を飲んだり、タバコを喫ったり…一晩に何度これを繰り返すだろう。
ダンナは仕事で疲れているし、寝つきが良いのでものの数分で眠りに落ちてしまう。
私の部屋以外を暗くして、ちいもももも静かになってしまうと、言い知れぬ孤独感が襲って来る。
最後の手段として、デパス1錠を追加する。
それでも眠れないときがあるけれども。
眠れないということはホントに辛い。
何か目的があって起きている訳ではなく、眠りたいのに眠れないのだ。
「それなら昼間寝ればいい。どうせ暇なんだから」という人がいるが、それが出来たらこっちもそうしたい。
とにかく睡眠をとらなければ…と思うのだが、今のところそれで日中、支障が出ている訳でもないので(倦怠感や億劫感は眠れていても出るので)なす術もないままこの状態を放置している。
皆は眠る時、どういう風に睡眠に導入するんだろう。
暗くした部屋で眼を閉じて横になり、しばらくそうしていてそれで眠れるのかな…。
私は本当に眠い時以外、昔からそう言う寝方は駄目で、テレビを点け、明かりを暗く落とした部屋で、スマホを見たり、本を読んだりしながら知らずに眠りに落ちる…という寝つき方である。
これはもう昔からで、しーんとした暗い部屋では眠れない。
眠ろうと目を閉じ、色々考えるのが嫌なので、眠りに落ちる瞬間まで何かに気を取られるようにして眠りに落ちている。
今日もまた眠れないかもな…と思うと、夜が来るのが怖い今日この頃である。

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私は夜、就寝前にデパス0.5mgを2錠、エビリファイ6mg、それに最近不安感が酷いので増薬されたソラナックス(正確にはジェネリックのアルプラゾラムと言う薬)0.4mgを1錠飲んでいる。
どれも心を穏やかにし、眠気を誘う薬ばかりだというのに、ベッドに入っても目が冴えるばかりで一向に眠気が迎えに来ないのである。
今までは、就寝30分前にこれらを流し込んでベッドに入ると眠れていたのだが、最近どうしても眠れない日があるようになってきた。
だからと言って、代わりに日中寝ている訳ではない。
ベッドに横になってうだうだしていることは多いが、眠れないのである。
日中は、上階からの物音を始め、外からの色んな物音に(耳栓をしていても聞こえてしまう)敏感になってしまって、落ち着いて眠ることなど到底出来ない。
いわゆる「寝逃げ」が出来ないのだ。
睡眠不足になっているのだが、変に神経が高ぶっているのか眠気が襲って来ない。
うちはダンナが早く帰ってきたときは就寝するのが早いため、私もそれに合わせて10時にはベッドに入る。それで以前は眠れていたのだが、最近は2時間たっても3時間たっても眠れない。
時間はどんどん過ぎて行き、日付は変わり、だんだん焦って来る。
ベッドで横を向いたり仰向けになったり、ごそごそごそごそいつまでもやっている。
スマホの充電を充分にやっておいて色んなサイトを見たり、本を読んだりしてみるのだが眠気はやって来ずに集中力が続かずに諦めて目を閉じる。
こういう時頭の中に浮かぶのは、不安な要素ばかりだ。
それでますます目が冴えてしまう。
仕切り直しで、部屋を出て水を飲んだり、タバコを喫ったり…一晩に何度これを繰り返すだろう。
ダンナは仕事で疲れているし、寝つきが良いのでものの数分で眠りに落ちてしまう。
私の部屋以外を暗くして、ちいもももも静かになってしまうと、言い知れぬ孤独感が襲って来る。
最後の手段として、デパス1錠を追加する。
それでも眠れないときがあるけれども。
眠れないということはホントに辛い。
何か目的があって起きている訳ではなく、眠りたいのに眠れないのだ。
「それなら昼間寝ればいい。どうせ暇なんだから」という人がいるが、それが出来たらこっちもそうしたい。
とにかく睡眠をとらなければ…と思うのだが、今のところそれで日中、支障が出ている訳でもないので(倦怠感や億劫感は眠れていても出るので)なす術もないままこの状態を放置している。
皆は眠る時、どういう風に睡眠に導入するんだろう。
暗くした部屋で眼を閉じて横になり、しばらくそうしていてそれで眠れるのかな…。
私は本当に眠い時以外、昔からそう言う寝方は駄目で、テレビを点け、明かりを暗く落とした部屋で、スマホを見たり、本を読んだりしながら知らずに眠りに落ちる…という寝つき方である。
これはもう昔からで、しーんとした暗い部屋では眠れない。
眠ろうと目を閉じ、色々考えるのが嫌なので、眠りに落ちる瞬間まで何かに気を取られるようにして眠りに落ちている。
今日もまた眠れないかもな…と思うと、夜が来るのが怖い今日この頃である。

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「ヤフオクに出しなさい」
2016/08/24
また。
またネットで買ってしまった。

がま口が好きなので、何となく探していたらリュックにも斜め掛けにもなるという2wayのこれを見つけてしまい、数日間迷った挙句、これまでの引き落とし額を確認して、ついついポチ。
届いて見た瞬間、もう興味が無い。
使うかなあ、これ…。
最近買ったもの。
妹とショッピングに出かけて、ユニクロでTシャツ2枚、しまむらで秋物のカットソー1枚。
インコの小物入れ。ロングタイトスカート1枚。
…これでも抑えたつもり。
私はプロバイダ料金だの、スマホ料金だのもカード払いにしているので、月末の引き落とし額はそりゃすごいもんになる。
明細見て、ちょっとクラッとする感じ。
まあプロバイダ料金とかはちゃんと予算取ってるからいいのだが、問題はその他の買い物による金額だ。
高価な買い物はしていないが、とにかく量が多い。
あちこちから掻き集めて毎月やっとこ引き落としに充てている。
今日は心療内科の日だったので、主治医に相談してみた。
家に居て、上階からの音を聞くのが怖いので、耳栓をしたまま外出するようになった。
けれども今度はそれが裏目に出て、「買い物依存症」になってしまったようだ…と。
すると主治医が急に険しい顔になって電子カルテにガンガン書き込み始めたので焦る。
「それはもともともってる癖なの?」
「若い頃はそういう時もありましたけど…。ここ数ヶ月特にひどくて。」
月に幾らくらい使っているのか、何を買っているのかとかこと細かく訊かれた。
そしてズバリ。
「買ったものなんか、使ってないでしょう。そのまま家に溢れてるんじゃないの?」
そうなのだ。
ものを買うまではいいのだが、買ってしまうともう興味がなくなってしまう。
包装を解かないでそのままになっているものもある。
主治医は「そっちにいっちゃったか…。」とつぶやいた。
とにかく、買い物は止めること。
自分のお金で間に合っているうちは良いが、そのうちキャッシングに手を出すようになったらお終いだよ、と懇々と諭された。
「ダンナさんは気付いてないの?」と訊くので、「気づいてるかもしれません。」と私。
私は買って来たものを無造作に掛けて置いたりしているし、ネットで楽天のサイトばっかり見ているのを、部屋に入ってきた時、ダンナは何気に最近チェックしてる気がする…。
「ダンナさんに話して、カードをダンナさんに預けなさい。」とか恐ろしいことを言われた。
取りあえず、はい…と返事したが、怖くてできない。
「病気なんだから、そういう行動に出てしまうこともあるよ。その辺はダンナさんもきついことはあまり言わないで判ってくれると思うから。」
黙り込む私…。
「買ったものはね、ヤフオクにでも出しなさい。きっと使わないものがどんどん増えていくだけだから。なんとかオフとかは買い取り額が安いから、ヤフオクとかネットの方が面倒だけど良いよ。使わないなら売っちゃいなさい。」
あまりにも強い口調で言われたので、すっかりビビる私。
主治医の口から「ヤフオク」とか出てきて、アドバイスがやたらに的確なのでびっくりしたけれど、多分こういう患者さんも多いのだろうな…と思う。
しかし。
ダンナに言うのはやっぱり怖くて出来ない。
自分を戒めて頑張るしかない。
ヤフオクとかメルカリとか、出してみようか…。

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またネットで買ってしまった。

がま口が好きなので、何となく探していたらリュックにも斜め掛けにもなるという2wayのこれを見つけてしまい、数日間迷った挙句、これまでの引き落とし額を確認して、ついついポチ。
届いて見た瞬間、もう興味が無い。
使うかなあ、これ…。
最近買ったもの。
妹とショッピングに出かけて、ユニクロでTシャツ2枚、しまむらで秋物のカットソー1枚。
インコの小物入れ。ロングタイトスカート1枚。
…これでも抑えたつもり。
私はプロバイダ料金だの、スマホ料金だのもカード払いにしているので、月末の引き落とし額はそりゃすごいもんになる。
明細見て、ちょっとクラッとする感じ。
まあプロバイダ料金とかはちゃんと予算取ってるからいいのだが、問題はその他の買い物による金額だ。
高価な買い物はしていないが、とにかく量が多い。
あちこちから掻き集めて毎月やっとこ引き落としに充てている。
今日は心療内科の日だったので、主治医に相談してみた。
家に居て、上階からの音を聞くのが怖いので、耳栓をしたまま外出するようになった。
けれども今度はそれが裏目に出て、「買い物依存症」になってしまったようだ…と。
すると主治医が急に険しい顔になって電子カルテにガンガン書き込み始めたので焦る。
「それはもともともってる癖なの?」
「若い頃はそういう時もありましたけど…。ここ数ヶ月特にひどくて。」
月に幾らくらい使っているのか、何を買っているのかとかこと細かく訊かれた。
そしてズバリ。
「買ったものなんか、使ってないでしょう。そのまま家に溢れてるんじゃないの?」
そうなのだ。
ものを買うまではいいのだが、買ってしまうともう興味がなくなってしまう。
包装を解かないでそのままになっているものもある。
主治医は「そっちにいっちゃったか…。」とつぶやいた。
とにかく、買い物は止めること。
自分のお金で間に合っているうちは良いが、そのうちキャッシングに手を出すようになったらお終いだよ、と懇々と諭された。
「ダンナさんは気付いてないの?」と訊くので、「気づいてるかもしれません。」と私。
私は買って来たものを無造作に掛けて置いたりしているし、ネットで楽天のサイトばっかり見ているのを、部屋に入ってきた時、ダンナは何気に最近チェックしてる気がする…。
「ダンナさんに話して、カードをダンナさんに預けなさい。」とか恐ろしいことを言われた。
取りあえず、はい…と返事したが、怖くてできない。
「病気なんだから、そういう行動に出てしまうこともあるよ。その辺はダンナさんもきついことはあまり言わないで判ってくれると思うから。」
黙り込む私…。
「買ったものはね、ヤフオクにでも出しなさい。きっと使わないものがどんどん増えていくだけだから。なんとかオフとかは買い取り額が安いから、ヤフオクとかネットの方が面倒だけど良いよ。使わないなら売っちゃいなさい。」
あまりにも強い口調で言われたので、すっかりビビる私。
主治医の口から「ヤフオク」とか出てきて、アドバイスがやたらに的確なのでびっくりしたけれど、多分こういう患者さんも多いのだろうな…と思う。
しかし。
ダンナに言うのはやっぱり怖くて出来ない。
自分を戒めて頑張るしかない。
ヤフオクとかメルカリとか、出してみようか…。

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台風の中、わざわざ出かける
2016/08/22
私は血圧が低い。これは父親譲りである。
最高血圧が100には滅多に行かない。
朝、凄くだるくて起きられない日があるのは、うつじゃなくて低血圧のせいなんじゃないかと最近思い始めた。
それで、どうも調子が悪い日はうちにある血圧計で測ってみることにした。
するとやっぱり血圧が低い。
この毎日の異常なだるさが、うつによるものなのか、デパスの飲みすぎなのか、低血圧によるものなのか最近判らなくなってきた。
めまいやたちくらみも酷い。
この前なんか嫌々の入浴中に、下を向いてシャワーを髪にかけ、ばっと上を向いた途端くら~っときて怖くなった。
貧血っぽい症状が出る時もある。
私は、生まれつき女性ホルモンが普通の人よりも少ないらしく、まだ若いうちに閉経してしまったので、そういう人は鉄分不足になるらしい。
なので、鉄分をサプリで懸命に採っているが、果たして効き目があるのかどうか。
そんな訳で今日もうつなんだか低血圧なんだかで、朝から酷くだるい。
起き上がれず、朝のルーチンをやっとこなしてまたベッドで横になるが、上階からの音が気になって眠れない。実際に音がしている訳じゃないのだが、「するんじゃないか」と、家に居る間は四六時中、予期不安で身構えているのでもうくたくただ。
目を閉じてあれこれネガティブな思考を繰り広げるのみである。
そんなうちにも外は雨風がだんだん酷くなってきている。
暇なので外ばかり見ていた。
困ったな。食料が何もないし、切らして困っているものもある。
小降りになったところを狙って行ってこようと思っているのだが…。
いつまでたっても小降りにならないので、意を決して暴風雨の中出かけることにした。
雨に濡れてもいいリュックを背負い、すっぴんに帽子をぎゅっとかぶり、骨が16本の傘で出かける。長靴を履いて行こうと思ったが、出すのが面倒なので濡れてもいいようにサンダルで出かけた。これを後で酷く後悔することになる。
マンションのエントランスに管理人さんが居て、
「え?出かけるの?!」と驚かれた。
「びっしょびしょになっちゃうよ。気をつけて。」
外は凄い風と横殴りの雨で、16本の傘も裏返りそうである。
マンションを出て100mも歩かないうちにすでにずぶ濡れ。
おまけにサンダルが濡れて滑って仕方がない。
長靴を履いて来れば良かった。後悔してもすでに遅し。
何度かつんのめりながらスーパーに到着。
びっくりしたんだけど、客が私とあと二人くらいしかいない。
…そりゃそうだよね。こんな時に出て来る人あまりいないよなあ。
濡れた体に効きすぎた冷房で、凍えそうである。
買い物を済ませてまたつんのめりながら歩いていると、風で煽られ、傘がひっくり返りそうになった。
それに気を取られた瞬間に帽子を飛ばされる。
慌てて転がる帽子を追っていたら、サンダルが脱げてしまった。
裸足で走る私。
なにをやってるんだろう…。
ぐしょぐしょでマンションに辿り着いたら、管理人さんに「大丈夫だった?」と訊かれたので
「ダメだった。」と答える。
管理人さんも朝、出勤して来たらもう体中びしょ濡れで、着てきた私服を管理人室に干してあると言っていた。
「きっと乾かないから、帰り濡れたので帰らなきゃなんないよー」と嘆いていた。
こんな中、出勤する人は大変だな。
電車も遅れが出ているし、あちこち運転見合わせの情報が次々に入る。
帰宅したら、いきなりスマホが聞いたことも無い音でけたたましく鳴りだしたのでびくんとする。
見ると、「避難勧告」だった。
ええっ?と焦って落ち着いてみると、隣の市のもの。
うちは近所の川を挟むともう隣の市なので、時々GPSでも隣の市になってしまうことがあるのだ。
隣の市は丘陵地帯だから、崖なんかが多い。
避難場所がいくつもあげられていた。
びしょびしょになったリュックを拭きながら外を見ると、何だか小降りになっているではないか。
おまけに、切らして困っていたものを買ってくるのを忘れたことに気付く。
私は何のために出ていったのか。
その場に座り込んでしまった。
それにしても、最近買い物に行って「買い忘れ」が多くなったなあと思う。
メモを書いて持って行っても忘れる。酷い時はその書いたメモを家に忘れる。
うつのせいで忘れっぽいのか、老化なのか。
肩を落とすばかりである。
何だか酷く疲れてしまった。

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最高血圧が100には滅多に行かない。
朝、凄くだるくて起きられない日があるのは、うつじゃなくて低血圧のせいなんじゃないかと最近思い始めた。
それで、どうも調子が悪い日はうちにある血圧計で測ってみることにした。
するとやっぱり血圧が低い。
この毎日の異常なだるさが、うつによるものなのか、デパスの飲みすぎなのか、低血圧によるものなのか最近判らなくなってきた。
めまいやたちくらみも酷い。
この前なんか嫌々の入浴中に、下を向いてシャワーを髪にかけ、ばっと上を向いた途端くら~っときて怖くなった。
貧血っぽい症状が出る時もある。
私は、生まれつき女性ホルモンが普通の人よりも少ないらしく、まだ若いうちに閉経してしまったので、そういう人は鉄分不足になるらしい。
なので、鉄分をサプリで懸命に採っているが、果たして効き目があるのかどうか。
そんな訳で今日もうつなんだか低血圧なんだかで、朝から酷くだるい。
起き上がれず、朝のルーチンをやっとこなしてまたベッドで横になるが、上階からの音が気になって眠れない。実際に音がしている訳じゃないのだが、「するんじゃないか」と、家に居る間は四六時中、予期不安で身構えているのでもうくたくただ。
目を閉じてあれこれネガティブな思考を繰り広げるのみである。
そんなうちにも外は雨風がだんだん酷くなってきている。
暇なので外ばかり見ていた。
困ったな。食料が何もないし、切らして困っているものもある。
小降りになったところを狙って行ってこようと思っているのだが…。
いつまでたっても小降りにならないので、意を決して暴風雨の中出かけることにした。
雨に濡れてもいいリュックを背負い、すっぴんに帽子をぎゅっとかぶり、骨が16本の傘で出かける。長靴を履いて行こうと思ったが、出すのが面倒なので濡れてもいいようにサンダルで出かけた。これを後で酷く後悔することになる。
マンションのエントランスに管理人さんが居て、
「え?出かけるの?!」と驚かれた。
「びっしょびしょになっちゃうよ。気をつけて。」
外は凄い風と横殴りの雨で、16本の傘も裏返りそうである。
マンションを出て100mも歩かないうちにすでにずぶ濡れ。
おまけにサンダルが濡れて滑って仕方がない。
長靴を履いて来れば良かった。後悔してもすでに遅し。
何度かつんのめりながらスーパーに到着。
びっくりしたんだけど、客が私とあと二人くらいしかいない。
…そりゃそうだよね。こんな時に出て来る人あまりいないよなあ。
濡れた体に効きすぎた冷房で、凍えそうである。
買い物を済ませてまたつんのめりながら歩いていると、風で煽られ、傘がひっくり返りそうになった。
それに気を取られた瞬間に帽子を飛ばされる。
慌てて転がる帽子を追っていたら、サンダルが脱げてしまった。
裸足で走る私。
なにをやってるんだろう…。
ぐしょぐしょでマンションに辿り着いたら、管理人さんに「大丈夫だった?」と訊かれたので
「ダメだった。」と答える。
管理人さんも朝、出勤して来たらもう体中びしょ濡れで、着てきた私服を管理人室に干してあると言っていた。
「きっと乾かないから、帰り濡れたので帰らなきゃなんないよー」と嘆いていた。
こんな中、出勤する人は大変だな。
電車も遅れが出ているし、あちこち運転見合わせの情報が次々に入る。
帰宅したら、いきなりスマホが聞いたことも無い音でけたたましく鳴りだしたのでびくんとする。
見ると、「避難勧告」だった。
ええっ?と焦って落ち着いてみると、隣の市のもの。
うちは近所の川を挟むともう隣の市なので、時々GPSでも隣の市になってしまうことがあるのだ。
隣の市は丘陵地帯だから、崖なんかが多い。
避難場所がいくつもあげられていた。
びしょびしょになったリュックを拭きながら外を見ると、何だか小降りになっているではないか。
おまけに、切らして困っていたものを買ってくるのを忘れたことに気付く。
私は何のために出ていったのか。
その場に座り込んでしまった。
それにしても、最近買い物に行って「買い忘れ」が多くなったなあと思う。
メモを書いて持って行っても忘れる。酷い時はその書いたメモを家に忘れる。
うつのせいで忘れっぽいのか、老化なのか。
肩を落とすばかりである。
何だか酷く疲れてしまった。

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ゆるゆる就活
2016/08/20
最近、ちらちらと求人情報や、街の求人の貼り紙なんかを見ている。
ひとつ、ここならいけるかも…という求人があったのだが、うーん…できるかな、無理かな…なんて考えてグズグズしていて、意を決して電話してみたら「今回、多数の応募を頂きまして、申し訳ありませんが募集を締め切らせて頂きました。」と感じよく言われてしまった。
途端に気が抜ける私。そして後悔する私。
感じ良さそうなところだったのにな。
けれど、条件が良いのでそういうところはばーっと応募が来ちゃうんだろうなとあきらめた。
今回は年齢も訊かれてないので、ホントにそうなんだろうと思う。
就活の電話かけるにも気合が要る。
そんなわけで、また振り出しに戻って求人情報を検索。
なかなか条件に合うところが無い。
ブランクが長く、うつを患ってると色々考えてしまって前へ進めない。
仕事を始めるとうつが良くなるのか、それとも悪化するのかそれも判らない。
不安だらけの就活だ。
ブランクが長いと、仕事のスキルもそうだけど、人のあしらい方というか、集団の中での自分の身の置き方というのか、そういうものに疎くなって来る。
ずっと引きこもっていて外へ行かないと、人ごみを歩くのが下手になるように、そういうことが上手く出来なくなって来るのだ。
働く先の環境にもよるけど。
うーん…。
近所に、いつ行っても「パートさん募集」の貼り紙がしてある、ボッロボロのクリーニング店があるのだが、最悪の場合あそこでもいいかなとか思っている。
だけど…あそこ大丈夫なのかな。
働き始めた途端、閉店とかならないよね(笑)
それとか、友人のお母様が、ホテルの清掃の仕事をずっとしていて、「いつでも募集してるわよ」って言ってたのを思い出したりする。
以前は外へ出て仕事をしている人を見ると、訳も無く罪悪感に襲われた。
皆、規則正しく毎日仕事をして過ごしているのに、自分はだらだらと仕事もせずに家に居て寝たり起きたりの繰り返し。家事も満足にできない…と悲観的になり、ますます調子を崩していたが、最近はあまりそういう風に考えなくなった。
自分だって今まで頑張って来たのだから、少しくらい休養する期間があっても仕方がないのじゃないか…と、もはや開き直っている。
これが良いことなのか悪いことなのか自分には判らないが、ただ純粋に「そろそろ働きたいな」と思えるようになってきた。
どこまでやれるか判らないが、あの「緊張感」が懐かしい。
だけど私の脳、まだ新しいことを覚えられるかな。
その辺が少し不安なのだけれども…。
ちいはいつも、暇な私の相手をしてくれる


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ひとつ、ここならいけるかも…という求人があったのだが、うーん…できるかな、無理かな…なんて考えてグズグズしていて、意を決して電話してみたら「今回、多数の応募を頂きまして、申し訳ありませんが募集を締め切らせて頂きました。」と感じよく言われてしまった。
途端に気が抜ける私。そして後悔する私。
感じ良さそうなところだったのにな。
けれど、条件が良いのでそういうところはばーっと応募が来ちゃうんだろうなとあきらめた。
今回は年齢も訊かれてないので、ホントにそうなんだろうと思う。
就活の電話かけるにも気合が要る。
そんなわけで、また振り出しに戻って求人情報を検索。
なかなか条件に合うところが無い。
ブランクが長く、うつを患ってると色々考えてしまって前へ進めない。
仕事を始めるとうつが良くなるのか、それとも悪化するのかそれも判らない。
不安だらけの就活だ。
ブランクが長いと、仕事のスキルもそうだけど、人のあしらい方というか、集団の中での自分の身の置き方というのか、そういうものに疎くなって来る。
ずっと引きこもっていて外へ行かないと、人ごみを歩くのが下手になるように、そういうことが上手く出来なくなって来るのだ。
働く先の環境にもよるけど。
うーん…。
近所に、いつ行っても「パートさん募集」の貼り紙がしてある、ボッロボロのクリーニング店があるのだが、最悪の場合あそこでもいいかなとか思っている。
だけど…あそこ大丈夫なのかな。
働き始めた途端、閉店とかならないよね(笑)
それとか、友人のお母様が、ホテルの清掃の仕事をずっとしていて、「いつでも募集してるわよ」って言ってたのを思い出したりする。
以前は外へ出て仕事をしている人を見ると、訳も無く罪悪感に襲われた。
皆、規則正しく毎日仕事をして過ごしているのに、自分はだらだらと仕事もせずに家に居て寝たり起きたりの繰り返し。家事も満足にできない…と悲観的になり、ますます調子を崩していたが、最近はあまりそういう風に考えなくなった。
自分だって今まで頑張って来たのだから、少しくらい休養する期間があっても仕方がないのじゃないか…と、もはや開き直っている。
これが良いことなのか悪いことなのか自分には判らないが、ただ純粋に「そろそろ働きたいな」と思えるようになってきた。
どこまでやれるか判らないが、あの「緊張感」が懐かしい。
だけど私の脳、まだ新しいことを覚えられるかな。
その辺が少し不安なのだけれども…。
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「ありがとう」も言えない子供
2016/08/17
夏は本当にダメです。
ここのところ、外出するのが前にもまして億劫になっています。
甥っ子たちと遊ぶために実家へ出かけるのも実は億劫で、化粧するまでに1時間近く部屋中をうろうろしていました。
午前中が特にダメで、ダンナのお弁当作りはもうとっくに出来なくなりました。
調子の良い時は、早朝ダンナが出勤する前に起き出して、ちいももの掃除をさっさと済ませて、ダンナが持っていく水筒に氷とお茶を詰めて送り出すことができるのですが、大抵は起きられません。睡眠はデパスとソラナックスのおかげで充分取れているのですが、覚醒した時の気分が最悪で、なかなか起き上がれないのです。
午前中は二度寝したり、だらだらとテレビを観たりして過ごし、お昼近くになるとやっと動くことが出来るようになってきます。
自分でもこんな自堕落な生活を送っている自分が嫌でたまりませんが、仕方ありません。
ただ守っていることがふたつあります。
ラジオ体操と、一日一回は外出すること。
ウォーキングも今の季節はきつくてダメなので運動不足の身体のためと、こもりきりにならないために、一日一回は外出するようにしています。
調子の良い時や用事があるときは街まで出るし、もう本当にダメな時は歩いて5分のコンビニまで。
一日、ダンナ以外の人間の姿を見かけないと本当に不安になります。
自分が世間から取り残されているような…ネガティブな思考に陥って行くのです。
その際、化粧するのが本当に億劫で、最近は日焼け止めも塗らずにこのくそ暑いのにすっぴんにマスクという必殺技を使っています。マスクの下は汗でびっしょりになりますが、化粧するのも、落とすのももう億劫で億劫でたまらないのです。
そんな訳で、今日もマスクに帽子を目深にかぶって出かけました。
今日はだるさが酷かったので、近所のコンビニに出かけようと思ったのですが、少し思い立ってちょっと遠くのコンビニまで行ってみることにしました。
途中、公園があるのですが、コンビニの帰りにその前を歩いていると、目の前に青い大きなボールが転がってきました。
どうやら、公園で遊んでいた子供たちのボールが、フェンスを越えて道路に飛び出してきてしまったようなのです。
私は「よっこいしょ」(笑)と、身をかがめてボールを取り、投げ返してあげようと思って思わず唖然としました。
公園の中には、小学5、6年生くらいの男の子が2人。
黙ったままぼーっとこっちを眺めているだけなのです。
…えーと。あの。
……普通、子供でも「ありがとう」とか「すみません」とか、ありませんか?
ふたりとも黙ったまま、虚ろな目でこっちの一挙手一投足を見つめているのみ。
何も反応しません。
私は仕方なくボールを投げ返してあげたのですが、そうするとふたりともなにごともなかったようにサッカーを始めました。
私はなんだかなあ…と言う気持ちで一杯になりました。
そのすぐ後に、背後でまたボールが飛び出してアスファルトに跳ねる音が聞こえたんですが、今度は無視してスタコラと帰ってきました。
うちのマンションは結構、礼儀正しい子供が多く、顔を合わせてもきちんと挨拶するし、エレベーターのボタンを押して待っててくれるような子供もいるのです。
日頃、気持ちが良いな、お母さんやお父さんの躾がいいんだな…などとにこにこしていたのですが、今日みたいな子供たちもいるんだなあ…としみじみ思いました。
近くに保護者の姿はありませんでしたが、もし自分があの子たちの親だったら、心底「恥ずかしい」と思うと思います。
でも、本当にいますよね。
「ごめんなさい」とか「ありがとう」がきちんと言える子供と、そうでない子供って。
言えない子供は、親が言わないから自分も言わないのでしょうか。
…なんて。
暑さのせいか小さなことにピリピリしてしまう私なのでした。
もしかして。
深々と帽子をかぶってマスクした挙動不審なおばさんが怖かったのかも(笑)
調子の良い時にぬりえを始めました。
集中力が続かない…。


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ここのところ、外出するのが前にもまして億劫になっています。
甥っ子たちと遊ぶために実家へ出かけるのも実は億劫で、化粧するまでに1時間近く部屋中をうろうろしていました。
午前中が特にダメで、ダンナのお弁当作りはもうとっくに出来なくなりました。
調子の良い時は、早朝ダンナが出勤する前に起き出して、ちいももの掃除をさっさと済ませて、ダンナが持っていく水筒に氷とお茶を詰めて送り出すことができるのですが、大抵は起きられません。睡眠はデパスとソラナックスのおかげで充分取れているのですが、覚醒した時の気分が最悪で、なかなか起き上がれないのです。
午前中は二度寝したり、だらだらとテレビを観たりして過ごし、お昼近くになるとやっと動くことが出来るようになってきます。
自分でもこんな自堕落な生活を送っている自分が嫌でたまりませんが、仕方ありません。
ただ守っていることがふたつあります。
ラジオ体操と、一日一回は外出すること。
ウォーキングも今の季節はきつくてダメなので運動不足の身体のためと、こもりきりにならないために、一日一回は外出するようにしています。
調子の良い時や用事があるときは街まで出るし、もう本当にダメな時は歩いて5分のコンビニまで。
一日、ダンナ以外の人間の姿を見かけないと本当に不安になります。
自分が世間から取り残されているような…ネガティブな思考に陥って行くのです。
その際、化粧するのが本当に億劫で、最近は日焼け止めも塗らずにこのくそ暑いのにすっぴんにマスクという必殺技を使っています。マスクの下は汗でびっしょりになりますが、化粧するのも、落とすのももう億劫で億劫でたまらないのです。
そんな訳で、今日もマスクに帽子を目深にかぶって出かけました。
今日はだるさが酷かったので、近所のコンビニに出かけようと思ったのですが、少し思い立ってちょっと遠くのコンビニまで行ってみることにしました。
途中、公園があるのですが、コンビニの帰りにその前を歩いていると、目の前に青い大きなボールが転がってきました。
どうやら、公園で遊んでいた子供たちのボールが、フェンスを越えて道路に飛び出してきてしまったようなのです。
私は「よっこいしょ」(笑)と、身をかがめてボールを取り、投げ返してあげようと思って思わず唖然としました。
公園の中には、小学5、6年生くらいの男の子が2人。
黙ったままぼーっとこっちを眺めているだけなのです。
…えーと。あの。
……普通、子供でも「ありがとう」とか「すみません」とか、ありませんか?
ふたりとも黙ったまま、虚ろな目でこっちの一挙手一投足を見つめているのみ。
何も反応しません。
私は仕方なくボールを投げ返してあげたのですが、そうするとふたりともなにごともなかったようにサッカーを始めました。
私はなんだかなあ…と言う気持ちで一杯になりました。
そのすぐ後に、背後でまたボールが飛び出してアスファルトに跳ねる音が聞こえたんですが、今度は無視してスタコラと帰ってきました。
うちのマンションは結構、礼儀正しい子供が多く、顔を合わせてもきちんと挨拶するし、エレベーターのボタンを押して待っててくれるような子供もいるのです。
日頃、気持ちが良いな、お母さんやお父さんの躾がいいんだな…などとにこにこしていたのですが、今日みたいな子供たちもいるんだなあ…としみじみ思いました。
近くに保護者の姿はありませんでしたが、もし自分があの子たちの親だったら、心底「恥ずかしい」と思うと思います。
でも、本当にいますよね。
「ごめんなさい」とか「ありがとう」がきちんと言える子供と、そうでない子供って。
言えない子供は、親が言わないから自分も言わないのでしょうか。
…なんて。
暑さのせいか小さなことにピリピリしてしまう私なのでした。
もしかして。
深々と帽子をかぶってマスクした挙動不審なおばさんが怖かったのかも(笑)
調子の良い時にぬりえを始めました。
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「SMAP解散」にショックを受ける
2016/08/15
お盆で妹が甥っ子たちを連れて実家に帰って来ているので、二日間遊び倒しました。
回転寿司を食べに行ったり、シェーキーズでピザをたらふく食べまくったり、実家近くの川で魚を捕まえて(キャッチ&リリース)遊んだり。
子供たちと一緒に居ると楽しいんですが、生気が吸い取られるのか帰宅するとぐったりです。一度座ったら立ち上がれません。
甥っ子たちもほんとにどんどん大きくなります。
自分がうつになって毎日毎日不毛な日々を過ごしているうちにも、甥っ子たちは色んなことを経験して吸収しながら物凄いスピードで大人になって行くんですね。
何だか凄く羨ましくなってしまった私です。
下の子はまだ小学五年生なので、何かとしつこく絡んでくるけれど、上の子はもう高校生。
あんなにやんちゃしてたのに今や立派な「男」であります。
急に無口になった彼に何となく照れてしまい、うまく会話ができません。ドキドキ。
そんな訳で、甥っ子たちに「元気」を分けてもらってきました。
生気は吸い取られたけど(笑)
ところで。
SMAPの解散に、正直ショックを受けています。
前日からその情報がありましたが、あまり信憑性を感じていなくスルーしていたのですが…。
深夜に速報が入った時は寝入っていた私ですが、錦織くんの試合を観て起きていた友人のツイで翌朝初めて知りました。
瞬間的に思ったことは、「やっぱり」
それから、何故か「よかった」
それから、言いようのない淋しさ…。
私はSMAPの熱狂的ファンと言う訳では全然ありません。
でも、彼ら5人が好きでした。
彼らの番組(個々の活動…ドラマや映画などを含めて)も結構よく観る方です。
若い頃は「スマスマ」を割と楽しみにしており(もう20年もやってるんですね)、仕事から帰って家事を済ませ、やっと座って「スマスマ」を観ながら遅い夕食をとったりしていました。
自分が毎日の生活の中で色んな節目を迎え、そして様々な変化や挫折を味わい、25年間を経て行くうちにも、彼らは変わらず「SMAP」として其処に存在していました。
いつでも彼らの歌は耳に入り、彼らの姿を目にし、それが当たり前だと思っていました。
大抵の歌は、サビの部分なら歌えます、私(笑)
「がんばりましょう」「夜空ノムコウ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」「ありがとう」…などなど、、曲を聞くとその当時の自分の置かれていた状況とか、気持ちとかが、頭の中にぼんやりと浮上してきます。
臭いもそうですが、音楽って、記憶と密に結びついているものなんですよね。
けれども、世の中に「不変」なものはない訳で、彼らにも「変化」の時が来たのだなあとしみじみ思ってしまいます。
様々な情報が錯綜していて、どれを信じていいのか今のところ戸惑っていますが、事務所からの1枚のFAXで、この国民的アイドルと言われるグループを終わらせてしまうのでしょうか?
会見とか無いのかな…いやでも、1月のあの「公開処刑」さながらの“緊急生謝罪”のような雰囲気を醸し出す会見なら、しないほうがましかもしれませんが…。
25年も一緒にやっていれば、様々な確執も生まれるでしょう。
ひとりでやっていくよりも、集団でやっていく方が数倍難しいと思います。
人と人との繋がりは、一度軋轢ができてしまうと、修正するのはとても難しいことです。
双方の努力があって、修正を「かたち作る」ことしか出来ないと、私は思うのです。
そしてその「修正」は表面上にしか過ぎません。
仕事上ではその確執を出さないようにすることが出来ても(最近は出来ていなかったみたいですけれども…)心の中のしこりはそう簡単には消えない。
そのしこりを気にせずに、この先相手と共に続けていけるかが問題で……。
それこそ今までの人生のほとんどを一緒に過ごして来たならば、だからこそしこりも奥深いものがあるのではないでしょうか。
家族同士の確執の修正が、とても困難なように…。
それにしても寂しいです。
寂しいけれど、1月の“緊急生謝罪”騒動からの彼らの様子を見ていると、もう修復は難しいのでは…と思っていました。彼らを取り巻いているものは、もう以前の空気ではありません。
こんな状態で、名ばかりになってしまったグループを存続していくくらいなら、いっそのこと楽にしてあげたいなと思っていたのも事実です。
見てるこっちが重い気持ちになっていました。
満場一致の意見ではないようですが、「休養するより解散したい」…この言葉に彼らの心情が現れていると思うのです。
寂しいけれども、今年末まで、そして来年からの彼らの活動を、この先もずっと見守って行きたいと思っています。
ちいにそっくりなので買ってしまった。
左は、甥っ子がゲーセンでGET!

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回転寿司を食べに行ったり、シェーキーズでピザをたらふく食べまくったり、実家近くの川で魚を捕まえて(キャッチ&リリース)遊んだり。
子供たちと一緒に居ると楽しいんですが、生気が吸い取られるのか帰宅するとぐったりです。一度座ったら立ち上がれません。
甥っ子たちもほんとにどんどん大きくなります。
自分がうつになって毎日毎日不毛な日々を過ごしているうちにも、甥っ子たちは色んなことを経験して吸収しながら物凄いスピードで大人になって行くんですね。
何だか凄く羨ましくなってしまった私です。
下の子はまだ小学五年生なので、何かとしつこく絡んでくるけれど、上の子はもう高校生。
あんなにやんちゃしてたのに今や立派な「男」であります。
急に無口になった彼に何となく照れてしまい、うまく会話ができません。ドキドキ。
そんな訳で、甥っ子たちに「元気」を分けてもらってきました。
生気は吸い取られたけど(笑)
ところで。
SMAPの解散に、正直ショックを受けています。
前日からその情報がありましたが、あまり信憑性を感じていなくスルーしていたのですが…。
深夜に速報が入った時は寝入っていた私ですが、錦織くんの試合を観て起きていた友人のツイで翌朝初めて知りました。
瞬間的に思ったことは、「やっぱり」
それから、何故か「よかった」
それから、言いようのない淋しさ…。
私はSMAPの熱狂的ファンと言う訳では全然ありません。
でも、彼ら5人が好きでした。
彼らの番組(個々の活動…ドラマや映画などを含めて)も結構よく観る方です。
若い頃は「スマスマ」を割と楽しみにしており(もう20年もやってるんですね)、仕事から帰って家事を済ませ、やっと座って「スマスマ」を観ながら遅い夕食をとったりしていました。
自分が毎日の生活の中で色んな節目を迎え、そして様々な変化や挫折を味わい、25年間を経て行くうちにも、彼らは変わらず「SMAP」として其処に存在していました。
いつでも彼らの歌は耳に入り、彼らの姿を目にし、それが当たり前だと思っていました。
大抵の歌は、サビの部分なら歌えます、私(笑)
「がんばりましょう」「夜空ノムコウ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」「ありがとう」…などなど、、曲を聞くとその当時の自分の置かれていた状況とか、気持ちとかが、頭の中にぼんやりと浮上してきます。
臭いもそうですが、音楽って、記憶と密に結びついているものなんですよね。
けれども、世の中に「不変」なものはない訳で、彼らにも「変化」の時が来たのだなあとしみじみ思ってしまいます。
様々な情報が錯綜していて、どれを信じていいのか今のところ戸惑っていますが、事務所からの1枚のFAXで、この国民的アイドルと言われるグループを終わらせてしまうのでしょうか?
会見とか無いのかな…いやでも、1月のあの「公開処刑」さながらの“緊急生謝罪”のような雰囲気を醸し出す会見なら、しないほうがましかもしれませんが…。
25年も一緒にやっていれば、様々な確執も生まれるでしょう。
ひとりでやっていくよりも、集団でやっていく方が数倍難しいと思います。
人と人との繋がりは、一度軋轢ができてしまうと、修正するのはとても難しいことです。
双方の努力があって、修正を「かたち作る」ことしか出来ないと、私は思うのです。
そしてその「修正」は表面上にしか過ぎません。
仕事上ではその確執を出さないようにすることが出来ても(最近は出来ていなかったみたいですけれども…)心の中のしこりはそう簡単には消えない。
そのしこりを気にせずに、この先相手と共に続けていけるかが問題で……。
それこそ今までの人生のほとんどを一緒に過ごして来たならば、だからこそしこりも奥深いものがあるのではないでしょうか。
家族同士の確執の修正が、とても困難なように…。
それにしても寂しいです。
寂しいけれど、1月の“緊急生謝罪”騒動からの彼らの様子を見ていると、もう修復は難しいのでは…と思っていました。彼らを取り巻いているものは、もう以前の空気ではありません。
こんな状態で、名ばかりになってしまったグループを存続していくくらいなら、いっそのこと楽にしてあげたいなと思っていたのも事実です。
見てるこっちが重い気持ちになっていました。
満場一致の意見ではないようですが、「休養するより解散したい」…この言葉に彼らの心情が現れていると思うのです。
寂しいけれども、今年末まで、そして来年からの彼らの活動を、この先もずっと見守って行きたいと思っています。
ちいにそっくりなので買ってしまった。
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暑すぎてダラダラな日記
2016/08/10
8月10日(水) 晴れ
珍しく今年はダンナが2日間だけ夏休みが取れた。
普段、土日も無く(週7日勤務…)なので、ここらへんで休み取らせないとマズイ…という会社の意向がぷんぷんする。
ダンナは上機嫌になり「あそこに行こう」「あそこにあれを食べに行こう」などと言いまくっているので適当に聞き流しておいた。
ダンナは休みが取れると私と外出したがる。
私が人ごみがダメなことは知っているのだが、それでも無理矢理外へ連れ出す。
大抵、いつも私の調子が悪くなって帰ってくるのだが。
このくそ暑いのに、ダンナだって疲れているだろうに。
エアコンの効いた部屋で昼寝でもしていればいいのに、そういう休日の過ごし方は嫌なようである。
でも、迷惑なようだがダンナはダンナで、毎日毎日ひとりで時間を殺しつつ自分の調子と戦っている私のことを考えて、気分転換にと考えてくれているのかもしれない。
そう思ってからは、しぶしぶだが化粧をして出かけることにしている。
山のように買った洋服もあるし、どれを着ていこう…などと久々にポジティブな思考に没頭する。
今日は昨日ほどではないが、朝起きたらもうすでにリビングが暑い。
ちいももがいるので、リビングのカーテンは午前中閉めっぱなしである。
日当たりが良すぎて、朝カーテンを開けると部屋の温度が急上昇するのだ。
ダンナはもう既に出勤していていなく、ダンナが開けたカーテンを慌ててまた閉めた。
だるくて咳もまだ少し出る。
億劫感が今日は半端なく、ちいのケージの掃除を済ませたらもう、もものケージを掃除する気力が無くなってしまった。
けれどもおっきなまるい瞳で、「ごはん、ごはん」とたっちしているので、エイヤッっと掃除を始めた。
ももはミニレッキスという種類のうさぎで、普通のうさぎより毛の密度が濃い。
だから手触りもふかふかでベルベットのようなのだが、その分暑さに弱い。
ぐだーっと伸び、ケージの中でハアハアしている。
ちいもものために、部屋の温度が自分では我慢できても、エアコンを入れる羽目になる。
電気代がかさむが、これもちいもものためだ。
今日はいつもと違う街に出かけた。
少し外出する気が起きると、私は慌てて化粧を始める。
気分が下降する前に、出かける支度をしないと、また嫌になるからだ。
今日はどうしても銀行に行かねばならない。
それと、近所のフリマでワンピースを先日500円で買ったのだが、中途半端な長さで下にレギンスを履かないとどうも生足を晒す勇気が無い。
この暑さの中、ストッキングみたいなレギンスは勘弁…なので、綿のレギンスも買いに出掛けた(また買い物である)
サイズに悩み、20分くらい店にいたと思う。700円ナリ。
その後よせばいいのにしまパトに出かけてしまい、ぶらぶらとしまむらを巡回。
もう秋物が進出してきている。
このまま買い物癖が続けば、秋にはまたまずいことになりそうだ。
夏物が激安になっていたので、黒のTシャツをまた買ってしまった。500円ナリ。
こういうのが塵も積もって山となるのである。
しかし、しまむらに来るとカゴ一杯に洋服を詰め込んで、それでもまだ物色している人の姿を良く見かけるが、羨ましい限りである。あれぞ爆買い。
帰ってきてレギンスを履いてみたら少し大きかった。激しく落ち込む。
自分が最近、太ったり痩せたり体重の変化が激しいので、サイズにはいつも困ってしまう。
ちなみに食欲が落ちているせいか、トラゾドンを断薬したせいなのか、はたまた毎日続けているラジオ体操のせいか、少し体重が落ちつつある。このまま落ち着いてくれれば良いのだが。
帰ってきてシャワーを浴びていたら急に、どうしても掃除機がかけたくなってたまらなくなった。
明日からダンナが休みなので掃除機がかけられない。
私には、「ダンナのいる時には掃除機をかけない」という、自分ルールがあるのだ。
ダンナがいると、何だか気を遣ってしまい、掃除機をガーガーかけるのが気が引ける。
そうすると、2日も掃除が出来ない。
そう思ったらいてもたってもたまらなくなり、風呂上りなのに汗びっしょりになりながら急に掃除機をかけ始める私である。
こういう「自分ルール」に私はとっても苦しめられている。
手を抜けばいいのだが、それがどうしてもできないのだ。
1時間かけて掃除を済ませ、ようやく落ち着く。
今日はTSUTAYAで借りてきた「人志松本のゾッとする話」を観て、ダンナの帰りを待とうと思う。
上階からゴトゴトと物音がするのでビクついてしまい、耳栓の上からヘッドフォンをして観始めた。
身体がなんだかだるい。億劫病も酷くなっている気がする。
夏、早く終わらないかなあ…と切望する私である。
フリマで買ったワンピ。安い…

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珍しく今年はダンナが2日間だけ夏休みが取れた。
普段、土日も無く(週7日勤務…)なので、ここらへんで休み取らせないとマズイ…という会社の意向がぷんぷんする。
ダンナは上機嫌になり「あそこに行こう」「あそこにあれを食べに行こう」などと言いまくっているので適当に聞き流しておいた。
ダンナは休みが取れると私と外出したがる。
私が人ごみがダメなことは知っているのだが、それでも無理矢理外へ連れ出す。
大抵、いつも私の調子が悪くなって帰ってくるのだが。
このくそ暑いのに、ダンナだって疲れているだろうに。
エアコンの効いた部屋で昼寝でもしていればいいのに、そういう休日の過ごし方は嫌なようである。
でも、迷惑なようだがダンナはダンナで、毎日毎日ひとりで時間を殺しつつ自分の調子と戦っている私のことを考えて、気分転換にと考えてくれているのかもしれない。
そう思ってからは、しぶしぶだが化粧をして出かけることにしている。
山のように買った洋服もあるし、どれを着ていこう…などと久々にポジティブな思考に没頭する。
今日は昨日ほどではないが、朝起きたらもうすでにリビングが暑い。
ちいももがいるので、リビングのカーテンは午前中閉めっぱなしである。
日当たりが良すぎて、朝カーテンを開けると部屋の温度が急上昇するのだ。
ダンナはもう既に出勤していていなく、ダンナが開けたカーテンを慌ててまた閉めた。
だるくて咳もまだ少し出る。
億劫感が今日は半端なく、ちいのケージの掃除を済ませたらもう、もものケージを掃除する気力が無くなってしまった。
けれどもおっきなまるい瞳で、「ごはん、ごはん」とたっちしているので、エイヤッっと掃除を始めた。
ももはミニレッキスという種類のうさぎで、普通のうさぎより毛の密度が濃い。
だから手触りもふかふかでベルベットのようなのだが、その分暑さに弱い。
ぐだーっと伸び、ケージの中でハアハアしている。
ちいもものために、部屋の温度が自分では我慢できても、エアコンを入れる羽目になる。
電気代がかさむが、これもちいもものためだ。
今日はいつもと違う街に出かけた。
少し外出する気が起きると、私は慌てて化粧を始める。
気分が下降する前に、出かける支度をしないと、また嫌になるからだ。
今日はどうしても銀行に行かねばならない。
それと、近所のフリマでワンピースを先日500円で買ったのだが、中途半端な長さで下にレギンスを履かないとどうも生足を晒す勇気が無い。
この暑さの中、ストッキングみたいなレギンスは勘弁…なので、綿のレギンスも買いに出掛けた(また買い物である)
サイズに悩み、20分くらい店にいたと思う。700円ナリ。
その後よせばいいのにしまパトに出かけてしまい、ぶらぶらとしまむらを巡回。
もう秋物が進出してきている。
このまま買い物癖が続けば、秋にはまたまずいことになりそうだ。
夏物が激安になっていたので、黒のTシャツをまた買ってしまった。500円ナリ。
こういうのが塵も積もって山となるのである。
しかし、しまむらに来るとカゴ一杯に洋服を詰め込んで、それでもまだ物色している人の姿を良く見かけるが、羨ましい限りである。あれぞ爆買い。
帰ってきてレギンスを履いてみたら少し大きかった。激しく落ち込む。
自分が最近、太ったり痩せたり体重の変化が激しいので、サイズにはいつも困ってしまう。
ちなみに食欲が落ちているせいか、トラゾドンを断薬したせいなのか、はたまた毎日続けているラジオ体操のせいか、少し体重が落ちつつある。このまま落ち着いてくれれば良いのだが。
帰ってきてシャワーを浴びていたら急に、どうしても掃除機がかけたくなってたまらなくなった。
明日からダンナが休みなので掃除機がかけられない。
私には、「ダンナのいる時には掃除機をかけない」という、自分ルールがあるのだ。
ダンナがいると、何だか気を遣ってしまい、掃除機をガーガーかけるのが気が引ける。
そうすると、2日も掃除が出来ない。
そう思ったらいてもたってもたまらなくなり、風呂上りなのに汗びっしょりになりながら急に掃除機をかけ始める私である。
こういう「自分ルール」に私はとっても苦しめられている。
手を抜けばいいのだが、それがどうしてもできないのだ。
1時間かけて掃除を済ませ、ようやく落ち着く。
今日はTSUTAYAで借りてきた「人志松本のゾッとする話」を観て、ダンナの帰りを待とうと思う。
上階からゴトゴトと物音がするのでビクついてしまい、耳栓の上からヘッドフォンをして観始めた。
身体がなんだかだるい。億劫病も酷くなっている気がする。
夏、早く終わらないかなあ…と切望する私である。
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