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職場の「困ったちゃん」

2016/04/30
世間はゴールデンウィークとやらですが、うちはダンナが平常運転なので(日曜以外休みなし)、私も全くの平常運転であります。まあ、「お前は一体何連休なんだよ。」と言われたらほんとに返す言葉もないのですが…。
私にとって本当の意味での「平日」は、一体いつ来るのでしょう…。
のっけから暗い私ですが、そんな訳で街にも電車の中にも「家族連れ」が溢れています。
ダイソーに買い物に行ったのですが、最早「子供の遊び場」と化しておりました。
人いきれにやられそうになり、早々に帰宅しました。
ゴールデンウィーク中は、家で大人しく在宅の仕事でもしていた方が良さそうです。

さて。
LINEで友人と話していたのですが、今年の新入社員に驚くばかりだ…という話題で盛り上がってしまいました。
友人は管理職なのですが、自分の率いるチームに新卒の女性が配属されてきたそうです。
これがもう友人曰く「びっくりすることの連続で、怒る気もしない」…だそう。
友人が、仕事のレクチャーをするので会議室に来るように招集をかけたところ、「メモをとるノートを家から持ってくるのを忘れたので、下のコンビニで買ってきていいですか?」と彼女に真顔で尋ねられたそうです(悪いけど爆笑しちゃった)。
別に悪びれもせず、あまりに淡々と言うので、友人は絶句したらしい。
けれどもそれを友人が許して待っていると(よく許したなあ)、彼女は缶コーヒーも買ってきて、席に着くなり「プシュ!」とプルトップを上げる音が…(大爆笑)

私達も新人だった頃は、散々周りに「今の子は理解できない」と嘆かれたものですが、世の中って「順番」なんですね。
今度は私たちの方が嘆く側に立ったらしいです。
けれども、これはちょっと…かなりの強者だなあ…(笑)
新入社員恐るべし。


職場は色々な個性を持った人々が集まって構成されています。
学生の頃は「自分となんとなく合わない」「嫌い」な人間とは「距離を置く」ことも最後の手段として許されたでしょうが、社会に出るとそうはいきません。
私達は相手がどんな人間であろうと、仕事を円滑に進めるためには平静を装って毎日接して行かなければならないのです。
大抵の人間は皆、常識を持った人々だとは思いますが、中にはそうではない人間も紛れているのが事実。
そういう人間と関わらなくてはならなくなった場合、もう最悪です。
世間の人の「仕事を辞めたい理由」は「人間関係」がここ数年常に第一位だそうですし、私自身も退職した理由のひとつにはそれが上げられます。

私は正社員で6年、派遣社員で7年、契約社員で13年近く働いてきましたが、どの職場にも本当に色んな人間が跋扈していました。
その中で、未だに印象に残る「困ったちゃん」が数人居ます。

その1 仕事を自分で抱え込んでしまって人に教えてくれない人
後輩を育てよう…とかいう気は毛頭無い。沢山の仕事を一人でみんな抱えてしまっていつも「忙しい忙しい」と連発している。訊いても細かくは教えてくれず、「忙しいから教えられない」と言って逃げ、結局その人だけしか判らない仕事が増えていく。

その2 マイペースで決められたことを守らず、スタンドプレーばっかりして輪を乱す人
マニュアルや、皆で決めた決まり事をいとも簡単に無視し、自己流で仕事を進めて前へ出る。そのことを指摘すると「みんなが非効率だ」と上から目線で語り始める。

その3 仕事に対するプライドが天よりも高く、その人よりちょっと目立ったことをすると不機嫌になる人
その1のタイプの人に多い。自分の仕事ぶりにプライドがあるので、ちょっと仕事の速い新人が出てきたりすると、目の敵にする。

その4 やたら人の仕事の仕方や、人のプライバシーに介入してくる人
皆が気を遣って訊いて来ないようなこともずけずけと訊いてくる。こういう人は社内事情にやたら詳しい。噂の出所を探ると、大抵このタイプの人。
人の仕事の仕方にもいちいち意見し、自分のやり方に沿わせようとして面倒である。

その5 容量がよく、嫌なことは人にうまーく押し付ける人
仕事は速いのだが、なんで速いかというと、面倒な案件には決して手を出さないからである。件数などもその手を使って稼ぐ。

その6 気分に波がありすぎ、周りに気を遣わせる人
機嫌の良い時と、悪い時を出しすぎ。周りがそれを察して対応を変えているのに気付かない。
こういう人はおしなべて、機嫌の悪い時は他人のミスなど、何に関しても大げさに騒ぐ。

その7 いわゆる「女子」。べったりと何でも一緒にやりたがる人
学生時代のべったり友達感が抜けてない人。何をやるにも誰かと一緒。いつも誰かとつるんでいないと気が済まない。私は周りにかるーく壁を作るタイプなので、纏わりつかれるとげんなりする。


……ふと思い出しただけで、こんな具合です。
不思議とそういう人の方がいつまでも記憶に残っているものですね。
とある先輩に「まともに相手してたら壊れるよ。スルースキルを身につけた方が勝ち。」と言われたのですが、本当にその通りだと思います。
ですが私のスルースキルは、最後まで低めだったように思います。

かくいう私も誰かにとっては「困ったちゃん」だったかもしれません。
周りの皆の目には、私はどういう人間に映っていたのだろう。
そんなことを考えると地味に落ち込んでいく私です。






うちにあるくまモングッズの一部。
くまモン好きなんです。
ゴールデンウィーク中に復活するらしいけど、ほんとかな。

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19:23 日々あれこれ | コメント(4)

「うつのひとに50の質問」を作ってみた

2016/04/28
あったかいのか肌寒いのか、まだまだはっきりしない陽気で、調子もアップダウンが激しいです。
相変わらず良く眠れてはいません。

明け方数時間ウトウトしただけなのに覚醒がすっきりしていて、朝から「何だか動けるかも!」とベッドから跳ね起きる精力的な日もあれば、どんよりと身体が重く、何かを考えるのも動くのも億劫でやりきれない日があったりと、毎日くるくると調子が安定しません。
私の場合、午前中はもうダメです。
身体も脳もストライキ状態で、まともに家事が出来ません。
昼食後、やっと身体が動くようになって来ると慌てて買い物に出かけます。
……毎日毎日、ほんとに不毛な生活しています。

ところで。
最近、このブログに新しく来て下さっている方々が増えていて、とても嬉しい限りです。
ずっと読み続けて下さっている方々にも、新しく来て下さった方々にも、こんな僻地にまで…ほんとにもう…どうも有難うございますと言う気持ちでいっぱいです。
沢山の方がこんな拙い文章にお付き合い下さり、コメントを下さったりして、ブログを始めた頃にはとても予想もできないことでした。

このブログも、公開してからはもう半年。
最初の頃は、友人に自分の暗澹たる精神状態を吐露したくて、ただただ友人に読んでもらう為に非公開で書き続けていたので、実際に書き始めてからは1年弱になります。
自分の文章を不特定多数の人が目にする…と思うと、思いっきりメンヘラな内容ですし、公開するのが何となく怖く躊躇していたのです。

うつ病と診断されて、一番状態が酷かった急性期の終わり頃…PCを立ち上げる気力が出てきた辺りから、皆さんのブログを読ませて頂くようになりました。
すると、自分と同じように試行錯誤してみんな苦しんでいるんだ、頑張っているんだ…自分だけじゃないんだと酷く共感を持つようになりました。
調子の悪い時も、良い時も、いつも励まされ、救ってもらったのはブログの皆さんの文章でした。
だんだん、自分も「発信」したいなあ…と思うようになりました。
私も自分の中で整理出来ないごちゃまぜでからまった糸の塊のようなこの心情を、見ず知らずの人に吐露してみたくなったのです。
そうして少しでも、「あ、自分と同じだ」と思って下さる方がいたらいいな…。
そんな気持ちで書き続けて、今日に至っています。

私の場合、公開した時にはもう、記事がだいぶ溜まっていて、するーっと突然公開し始めてしまったので、ちゃんと「最初のご挨拶」みたいなものがありませんでした。
なので、今回ちゃんと「はじめに」のページを作ることにしました(今頃)。
そこで「自己紹介」がわりに「うつ病のひとに50の質問」をやってみました。(アンケートとか大好きな私)

「うつ病さんに100の質問」というのがあったのですが、お借りするにはもうだいぶ前に配布元さんが閉鎖されてるようだし、100問はさすがにやる方も読んで下さる方もキツイのでは…(大体、そんなの読むほど私に興味を持って下さる人がいるのかって話ですが…。こういうのは自己満足なんでいいんです(笑))と思ったんで、自分で作ってしまいました!

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…自分で作った質問に答えるって、さすがに空しいですね(笑)


うつ病に関しての質問ばかりだと、重く暗くなってしまうので、自己紹介も出来る、軽めのものにしてあります。
ブログをやってる方で、自己紹介代わりや、ネタが無い時(笑)などに、どうぞお使いください。
リンクも報告も要りませんので、コピペして持ってって下さいね。





ちいのおもちゃ。
右のは興奮して離さないので「ちいの彼氏」と呼ばれている。
左のは大嫌いらしい……。

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14:00 うつになって感じたこと | コメント(8)

言葉の暴力

2016/04/25
4月25日(月) 晴れのちくもり

修理に出していたモバイルノートPCが、修理が終わって戻ってきたと連絡があった。
今度こそ正真正銘の「初期不良」で、代金がかからずに済んだので有難い。
消耗品のバッテリー部分だったのに幸運だ。
明日、迎えに行ってやらねば…。

今日はダンナの給料日なので銀行巡りをするために街へ出かけた。
最寄りの駅に着くと、運悪く電車が行ってしまったところ。だが駅前にバスが来ていたので、少し躊躇したのだが思い切って乗り込む。乗り込んだ途端に激しく後悔した。
…満員だ。

バスは電車と違って狭いので(特に巡回バスなので造りが小さい)他人との距離が近い。
そのことが私を酷いストレスに晒す。

大声で会社の不満を言い合っているママ二人組(幸運なことに子供は乗っていなかった)の会話が否応なしにキンキンと耳に飛び込み、耳栓をして来なかったのをこれまた激しく後悔する。
主治医に「外では危ないので出来るだけ耳栓は外して慣らすように」と言われているので、少しずつ実行してみているのだ。
息苦しくなって来たので、我慢できずに途中のバス停で降りてしまった。
街まではまだ大分あるが、運動だと思ってウォーキングすることにした。
携帯している水を入れたペットボトルでデパスを流し込んでから、歩き始めた。

大通りに沿った歩道を、ごく普通に歩いていた。
と、前方から自転車に乗った作業服のおじさんが向かってきた。
私とぶつかりそうになり、何なの、このおじさん…と避けたところ、すれ違いざまに罵声を浴びせかけられた。

「──どけってんだよ、バカ。」

一瞬、何を言われたのか判らず、きょとんとしてしまったが、次の瞬間どーんと落ち込んでしまった。
ちなみに、車道は左側にあり、私は歩道を建物側(歩道の右側)を歩いていたのだ。
おじさんも同じように向こうから建物側をふらふらと走ってきた。

…え?私が悪かったの?歩道は歩行者優先じゃないの?

酷く悲しくなってしまい、すぐに帰りたくなって用事を済ませてさっさと帰途に着いた。
帰宅してから悶々と考えたが、そもそも自転車は車道を走らなければならないし、歩道を走るなら、車道側(つまりはこの場合はおじさんにとって右側)を走らなければいけない筈だ。
私に非なんてないじゃないか、これぽっちも。
そう思うと怒りと共に泣きたくなってきた。

おじさんは何かでイライラしていたのかもしれない。
でもそれは私には無関係だし、まるで自分が正しいかのように暴言を吐いて去って行ったのだ。

私は街なかで、こういう他人の何気ない暴言に傷つけられることが多々ある。
皆、多かれ少なかれそういうことがあるだろうが、私はそれをスルー出来ない。
「何あれ。バカみたい」で済ませればいいのだが、それがどうしても出来ないのだ。
いつまでも、言葉で傷つけられた箇所をいじいじとほじくっては痛みを感じ続けてしまう。

世の中これだけ人間が溢れていれば、様々な「接触事故」を起こすことも少なくないだろうが、相手はいつも、不意に信じられない言葉の刃を向けてくる。

今までで一番忘れられないのが、とある駅で電車を降り、昇りエスカレーターに乗っていた時のことだ。
初めは気付かなかったのだが、何やら後ろからブツブツと声がする。
声の調子から、若い男の人のようだった。
誰かと話している様でもなく、気持ち悪いなあと思った瞬間、彼の次の言葉に固まった。

「頭の後ろが薄くなってんだ。だっせぇー。女のくせに。」

そう聞き取れた瞬間、私は身体が硬直してしまった。
背中に一斉にべっとりと冷たい汗が噴き出すのを感じた。

私は髪の毛のつむじが後頭部の目立つところにあり、ぐるぐると渦を巻いている。
それがとても目立つので、子供の頃から自分でも気にしていたのである。

──後ろの男の人は、私に言ってるんだ!

そう気づいた途端、ショックで身体が震えだし、涙が出そうになるのを必死に堪えた。
どうしてこんなことを言われなくてはならないのだろう。

咄嗟に考えたのは「私が何か気に障るようなことを彼にしたのか?」ということだ。
けれども、心当たりがまるで無い。
なんとなく覚えているのは、自分と同じドアから降りて、すぐ傍にあったエスカレーターに乗って来た人ではないような気がするということだ。
私は降車側とは反対側のドアのところに立っていて、慌てて向きを変えて降りたので、多分降りたのも最後。乗っていたのもたったの二駅だ。
エスカレーターで順番を割り込んだ覚えもない。

振り向く勇気がとてもないまま、呆然とエスカレーターを降り、私はその場に崩れ折れそうになった。
なんで見ず知らずの人に、そんなことを言われなければならないのだろう。
理不尽さに涙が出た。
私に何か、人をイライラさせる要素でもあるのだろうかと、それから一時は酷く落ち込み、外出する時はいつもイヤホンで音楽を聴いていた。
他人の言葉で傷つけられないためだ。
現在の「聴覚過敏」の芽が、この頃からもう既にある。
イヤホンが耳栓に変わっただけ。
私は「音」と同時に、何時ぶつけられるかも知れぬこうした「他人の暴言」をも恐れている。

以前に私は、「言葉は人を殺す」という記事を書いたが、本当に「言葉」ほど証拠が残らず、完全犯罪で相手を殺せる凶器は無い。
心無い言葉を、ただ自分の自己満足のために、或いは気まぐれに他人にぶつけた人間は、その相手がどれほど傷つくか想像してみたことがあるだろうか。
どれほど心の中で血を流すか、大きなカサブタを作るか、考えてみたことがあるだろうか。

何だかこういうことがあると、本当に落ち込む。
世の中の人みんな、自分も含めて「セトモノ」ばかりのような気がしてしまう今日この頃だ。





甘いものでも食べて、元気を出そう…。

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19:12 日記 | コメント(4)

就活で心が折れそうです…

2016/04/23
震災の影響で、続々とスポンサーが自社製品のCMを自粛しているので、穴埋めにACジャパンのCMが増えています。5年前を彷彿とさせ、非常時なんだと再確認させられますが、これに不満の声も上がっているとか。
何もかも右へ倣えで「自粛ムード」が高まると、それに便乗して「あれもこれも不謹慎だ」と、意味もない「自粛」を声高に叫ぶ人々も現れ、どんどん日本中が暗くなってしまいます。
熊本の方々はそんなこと決して望んでないと思うんですけれど…。
私達は熊本の方々に対して、自分の出来ることを出来る範囲ですれば良いと思うのです。

ところで。
そのCMの中で、秀逸だと思うのが「セトモノ」のCMです。

「ぶつかりっこするとすぐこわれちゃう
どっちかやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころをもちましょう」


これが何故かとても心に響くのです。
確かに街などで人にぶつかられると「ムカッ」と来ますが、「ごめんなさい」と謝られるとその一言で即座に心が柔らかくほぐれることがよくあります。
「そういう私はいつもセトモノ」…という、結びも心に響きます。
──自分もセトモノなんですけれども(笑)
とても難しいことですが、いつでもやわらかい心を持ちたいものです。


さて、そんなふうに思う私は、今とてもテンションが下がっています。
先日、書類選考で応募した会社から、履歴書と職務経歴書が「お祈りレター」と共に返却されて来ました。「お祈りレター」というのは、返却された書類に同封されている、「今後の○○さんのますますのご活躍を心よりお祈りしております。」ってやつです。
まあダメだろうなとは思っていたのですが、実際ポストに会社名のデカい封筒が入っていると、がくんと落ち込みます。

昨年、調子が良かった頃に少し就活をしていた時は、面接まではいつも漕ぎ着けたのですが、今回はそれさえも突破できません。
どうしたんだろう。
私、強烈な負のオーラでも出しているんでしょうか。

誕生日がすぐ来てしまうので、またひとつ歳をとる前にと焦る気持ちと(もうそんなひとつやふたつなんか変わんないですけれども)、ここのところ「億劫さ」が鳴りを潜めつつあり、「やる気」が少しずつ出始めたので、今がチャンスとばかりに自分の背中を押すようにして就活しています。
動ける時に動かないと、いつまた動けなくなるか判りません。
上手にうつと付き合いながら、就活をして行かなければならないのです。
本当に厄介な病です。

先日、珍しく条件も通勤場所も希望通りのところが求人を出していたので、電話してみました。
私はこの電話のやり取りで、酷く落ち込むことになります。

「お忙しいところ恐れ入ります。わたくし、◯◯(求人誌の名前)を見てお電話させて頂いている◯◯と申しますが…。ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」
「お電話ありがとうございます。こちらでお受けさせて頂きます。まずもう一度お名前と、お住まいはどちらになりますでしょうか?」

電話口の方もとても感じがよく、ここまでは通常通りです。勤務地は割と近く、自転車通勤も可とあったので、私は意気揚々と言われた通りに答えました。
一気にテンションが下がったのが次の質問でした。

「お差支えなければ、ご生年月日も頂けますでしょうか?」

──え?…もうここで?
私は狼狽しました。もうここで振り分けられちゃうの、私?

電話口で生年月日を訊かれたのは、派遣会社の登録の時以外初めてです。
渋々と告げると、週に何日通えるか、残業は出来るか…などの質問が始まり、またまたびっくりした質問が。

「週5日勤務は可能でしょうか?」

求人誌には、「週2、3日程度。扶養内での勤務ご希望の方にオススメ!」…とかなっていた気が。
募集要項ではそうなっていても、実際は週5日勤務できる人間が欲しいのでしょう。
私は一気に心が萎んでいくのが判りました。

結局、こっちのスキルも何も訊かれないうちに、「只今応募が大変殺到しておりまして…」だの、なんだのとこちらの気持ちを削ぐようなことを色々言われて私はあきらめ、電話を切った訳ですが、信じたくない疑惑が頭の中にどうしても浮かんで来てしまいます。

…生年月日を言った瞬間、もう私、ダメだったんじゃ…。

何だか、こういう場合はこう、と言うようなフローチャートでも先方にあるのかと思うくらい、スムーズな話の運ばれ方に、私は面食らってしまったのです。

…やっぱりもうダメなのかなあ…。
年齢が年齢だし、子供もいないのに週5日働けないと言うと、今度は理由を訊かれる。
もうそれにも疲れて来てしまいました。

もう、社会復帰は難しいのだろうか。
もう、ダメなんだろうか。

暗澹たる気持ちで、取りあえず今請けている在宅の仕事を始めたのですが、ちっともはかどりません。
400件くらいの細かいデータ入力で、以前の自分なら何てことない仕事のはずでした。
けれども、うつを発症する前後辺りから、どうも細かい作業の段取りというのがうまく出来ず、タイピングも格段に遅くなってしまって自分にイライラするばかりです。
おまけに納期がタイトなので、そうゆっくりもしてられません。
始めた時間が遅かったのもあるのですが、とうとう明け方までかかってしまい、頭がガンガンして一睡も出来ませんでした。

就活をすればするほど、現実の厳しさ、自分に「商品価値」がもう無いこと…などを嫌と言うほど再確認させられ、心折れるばかりです。

…まずいな。
ネガティブの波が来てしまう。





「服従のポーズ」のもも。
お前は犬か(笑)

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15:13 うつになって感じたこと | コメント(4)

主治医だって機嫌の悪い時がある

2016/04/20
只今、激しい自己嫌悪と羞恥心でいっぱいの私です。
もんのすごい赤っ恥かきました。

ずっと調子が悪かったノートPCですが、意を決してまたもや家電量販店に持って行きました。
(家電量販店苦手なのに、ここんとこ行くの連続3度目ですよ……)
モバイルPCと違ってノートは重く、無理矢理リュックにぎゅうぎゅうと詰め込み、ふらふらと出かけた訳ですが、修理受付のお姉さん(モバイルの時と同じお姉さんで、私のこと覚えてました)は色々回線状況を調べてくれ、PCはちゃんと無線は拾ってる模様。
「ルーターの方の問題じゃないですかねえ。ルーターのサポートセンターに訊いてみた方が良いかもしれません。」と言われ、結局その場で問題は解決せず。
えー。でも、ちゃんと他のPCは繋がってるんだけどなあ…と釈然としない思いでしたが、またリュックにぎゅうぎゅうにPCを詰め込み、ふらふらと往復してきました。

ルーターのサポートセンターに電話し、(簡単に繋がったので少し驚いた)状況を説明すると、ルーターのところへ行って、あれ見ろこれ見ろと言われ、散々ルーターをひっくり返したりしてたのですが。
電話口のお兄さんのひとことで、私、固まりました。

「あ、それ。接続間違ってますね。」

…要は、私の接続の仕方に間違いがあったのです。
言われたとおりにすると、無事ちゃんと再起動せずにネットに繋がるようになりました。

……家電量販店のお姉さん、「これ、買って一年も経ってないのに、液晶パネルがダメになってすでに一回修理に出してるんですよー。初期不良じゃないですかねー」とかふんぞり返って言っちゃって…。
ホントすみません。
うう……。
──接続間違ってるなら、中途半端に繋がるなよ、ルータ~!!


そんな自己嫌悪まみれのまま、翌日心療内科に行ってきました。
今回は障害年金の審査に通ったことの報告とお礼、それから増薬されたトラゾドンが全く効いてないこと、音への恐怖感でずっと家では緊張状態でいること、などを話さなければなりません。
私はふとした拍子に思っていたことをすっぱり忘れてしまうので、ちゃんと紙に言うことをメモして行きました。

まず、トラゾドンですが。
主治医はうーん…と言ったきり、沈黙。
「入眠剤としての作用より、睡眠の質を良くする作用の方が大きいからなあ。」

なんかふと思ったのですが、今日は主治医の機嫌があまり良くありません。
人間だから、こういうこともあるのでしょうが、ちょっと珍しいなと感じました。
そういうの、普段はあまり出さない先生なのです。
嫌な患者がいたのかな?疲れてるのかな?…などと私の方が気にし始めてしまい、もう頭の中はそればかりぐるぐると回りだしてしまいました。

「でも、寝覚めはいいでしょ?」
「良い時と悪い時があって…」
「…うーん。」(また沈黙)

結局、眠剤を出されるかと思ったのですが、どうやら主治医は眠剤は出したくないようです。
就寝前のデパスを2錠に増量することで、様子を見ることになりました。

音に関しては、私が物事にひどく執着するところがある(様々な心理テストで結果が出ている)ので、なるべく他のことに熱中してみること、耳栓は出来る限り付ける時間を減らしてみること、どうしても家に居て不安感が抑えられない時は、気分転換に外へ出てみること…等々とさらっと言われたのですが。
今の私にはそれは無理なことばかりだって判ってる筈なのに…。

どうもいつもよりも親身になって聞いてくれている気がしません。
何だか電子カルテを見ながら、思いついたことをただ漠然と口にしているように感じました。
私はそれですっかりと萎縮してしまい、もっと言いたいことがあったのですが、言えずに診察室を出てきました。
私はこと対人においては気が弱くて、相手の様子を観察して異変を感じ取ると、すぐに気を遣うモードに入ってしまうので、主治医にさえ気を遣ってしまうところがあるのです。

「だんだん良くなってるね。このまま上調子で行けばいいね。」などと、調子が少し良い時に笑顔で言われると、「…でもまだ良く眠れない時があるし、億劫で何も出来ない日もあるんです。」などと言えなくなってしまうのです。
だから今回のように主治医の機嫌だか調子だかがイマイチな状態だと、自分が何か気に障ることを言ったんじゃないか、自分はもう主治医の中で匙を投げられているんじゃないか…などとネガティブな思考に捕まってしまいます。

そんな訳で、帰途に着きましたが、ゴールデンウィークの関係で薬は3週間分。
ずっしりと重い沢山の薬を入れたビニール袋と同じくらい、私の気持ちも重くなってしまったのでした。



育ちまくりのポトス(右)に比べて、なかなか大きくなってくれないアイビー?(左)
なんでかな。

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18:54 うつになって感じたこと | コメント(4)

眠れなければ辛い、眠れれば悪夢

2016/04/18
何だか、私のPCがますます不穏な動きを見せています。
今度はついに、再起動しないと繋がらなくなりました。
ネットを見てドライバを更新したり、あらゆる対策を講じたのですが治らず。
修理の窓口に訊いてみると、「他のPCは繋げているならルーターの問題ではなくPCですねえ。うーん。診ないと判らないですねー。」…とのこと。
…嫌な予感。また家電量販店行きか、私?!

ところで。
ぶっちゃけ、増薬したトラゾドンが全く効いてません(怒)
もう飲み始めて2週間になりますが、ちっとも「眠り」が改善されていません。
元々トラゾドンは抗うつ剤で、眠気が起きる作用が強いというので睡眠薬として用いられる薬なのですが、就寝前にデパスとレクサプロとともに服用しても、一向に眠気が襲って来ないのです。

ベッドに入り、時間ばかりが2時間、3時間と無常に過ぎて行きます。
オフタイマーをかけたテレビもベッドサイドのランプも、セットした時間が来て消えてしまい、もそもそと起き出してまた点ける始末。
私は眠る時に「音」と「かすかな光」がないと眠れないのです。
「音が怖い私」のくせに矛盾しているようですが、テレビの音で他の物音を掻き消しているのです。
真っ暗闇でシーン…となっていると、耳栓をしていてもかすかな物音に過剰に敏感になってしまいます。

溜息をついて時計を見遣るといつも2時、3時。
ベッドに入ったのが12時近くですから、もう既に2、3時間は経過している訳です。
そのことに焦りだして寝よう寝ようとしても逆効果なだけで、余計に目が冴えてしまいます。
やっとウトウトしかけると、ほんの1時間ほどまどろんだだけで、悪夢を見てまた覚醒。
外が薄明るくなってきたのを感じ、もうダメだとあきらめて起き上がり、ダンナのお弁当を作りにぐったりとキッチンへと向かう…そんな生活がここのところ続いています。
ダンナが、購入したばかりの低反発のマットレスの上で気持ちよさそうに眠っているのを、羨ましく見つめる私。

そのくせ、朝の分のデパスを服用してしばらく経つと今度は酷い眠気が襲ってきます。
ここで眠ってはいけないと主治医に言われたので、最近は朝ベッドを離れたら、もうそれは綺麗にベッドメイキングしてしまうことにしました。
ベッドが綺麗にピシーッとなっていると、「もう眠っちゃダメなんだ」という抑止力になります。
眠気を我慢し、在宅の仕事なんぞをこなしていると、何とか気分がスッキリしてくるのです。

最近は、毎日夜が来るたびに「今日は眠れるかな」「眠れるといいな」と重い気持ちにさえなってしまうようになりました。
あの、なかなか「眠り」が迎えに来ずにベッドの中で右に左に寝がえりをうつ辛さは、本当に耐え難いものです。
そういう時はネガティブな思考や、色んな事に対する恐怖(音とか)、不安ばかりに苛まれ、ベッドの中でクタクタになってしまいます。
うろ覚えなのですが、確か「眠りは大自然のくれた二番目のごちそう」という言葉があったな…と、眠れないたびにこの言葉を思い出すのです。

調べたら、シェイクスピアの「マクベス」でした。
『マクベスは眠りを殺した!あの無邪気な眠りを…。
心配という糸のもつれを織り上げてくれる眠り、毎日の生命の死、苦しい仕事のいこい、心の痛手を癒す薬、大自然の二番目の御馳走、人生の饗宴で最大の栄養物…』


……だったら私は栄養失調で参ってしまう…。

ところで、ウトウトした時に必ず後味の悪い夢を見るのですが、最近は短い2本立て、3本立てが多いです。
仕事をしていて、上手くいかずにそのまま帰って来てしまう夢とか(無責任)、もう名前も覚えていない、かろうじて顔だけは記憶の隅に残っているような人とどこかに出かけて、はぐれて一人にされる…とか。

あとは引越しの夢ばかり、繰り返して見ています。
この夢だけは、覚醒して「何だ、夢か~」と落胆することが多いです。
おかしなことに、大抵の引越し先での自分の部屋は、どうやら「屋根裏部屋」みたいなのです。
暗い豆電球の灯った狭い部屋の中で、家具のレイアウトを決めたり、観葉植物を置いたりしているのですが、私はそれらをとても晴れ晴れとした気分でこなしています。
──屋根裏部屋って、最上階ですよね(笑)
上からの音が無い。
それに気付いた時、自分がなんとも哀れになりました。
しかし、何も屋根裏部屋じゃなくてもいいんじゃないか?

今週は診察日があるので、主治医に訴えようと思っています。
今度こそ、正真正銘の「眠剤」出されそう…。





ダンナの腕を枕にして、うっとりとまどろむもも。

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19:00 うつになって感じたこと | コメント(4)

安眠とマットレスの関係

2016/04/16
熊本が大変なことになっています。
5年前の東日本大震災の時にこちらは震度5弱でしたが、あの揺れでも恐怖を感じたのに、震度7クラスの揺れなど、とても想像が出来ません。
しかも震度6クラスの余震が何度も…。
熊本の方々の不安、恐怖を思うと気の毒でたまりません。
これから天候が悪化すると言うので、土砂崩れが心配です。

けれども首都圏はどうしていつもスルーなんだろう。
莫大なエネルギーが地下で蓄積されているのでは…と思うと、恐ろしくなります。
備えをきちんとしておかなければ…。


ところで。
貯金もそろそろ底をつきそうなので、生命保険をひとつ解約することにしました。(相変わらず貧乏話ですみません)
ずっと以前に「ほけんの窓口」みたいなところに行って、今までの保険を全部見直して入り直したのですが、今のマンションを買う前のことなので、正直、保険に入りすぎているのです。(これが家計を圧迫しているのも事実)
今はマンションはマンションで保険があるので、そうすると無駄な保険があるのでは…と再び見直し、結果に至った訳です。
解約払戻金がある保険なので、少しですがまとまったお金が入ることになりました。
これは生活費に消えると思います。

…と思っていたら、ダンナがぼそりと。
「欲しいものがあるんだけど。」

ダンナはここのところ、ずっと腰が痛いと言っていて、特に寝起きが酷いと嘆いていました。
今寝ている布団がぺっちゃんこで固く(干しても干しても戻らない)、時折腰の痛みで夜中に起きてしまうのだと言います。
「腰が痛くならない低反発のマットレスが欲しい。」…と、すでに商品まで決めていて、資料を見せられる始末。
そんな余裕どこにあるんだー!…と一瞬叫び出しそうになりましたが、ダンナももう年だし、激務なので、身体を酷使している上に、あの布団では気の毒だと思い直しました。
それにふと思ったのは、自分の中途覚醒や腰痛(私も起きぬけの腰痛に悩まされています)も、あのニ◯リで昔買ったベッドパッドが、もうぺちゃんこだからなのでは…と思い始めました。
最近、上階の音が酷くてパニック発作が頻発し、怖くてデパスをOD気味なのに、夜中には目が覚めてしまうのです。

ダンナが持ってきた資料を見ると、そんな高級なものではないですが、二枚買うと安くなると言う…。
低反発の枕も一緒に付いてくると言うので、買うことにしました。
ダンナが「今しか買えないよー。今しか買えないよー」と、呪文のように繰り返してるので、もうウザくなったのもありますが。

そもそもよく聞くけど、「低反発」「高反発」のマットレスの違いって何なんだ?
ちょっと調べてみました。
(熊本の人達が満足に眠れず大変だと言うのに、能天気な話題で全く申し訳ないのですが…)

【低反発】
NASAが打ち上げの際の宇宙飛行士の衝撃を和らげる為に開発した素材。
圧力により、形が変化した後、ゆっくり復元する。
寝ている時に体にかかる圧力を分散する。
圧力のかかりやすいお尻と肩胛骨の形に合わせつつ、ゆっくりと復元する力で体全体を支える事で体にかかる圧力を体全体に均一に分散させ、一箇所に圧力がかかる事を防いでくれる。
寝返りが打ちにくいのが難点。

【高反発】
反発力が高い為、復元力が高く、圧力がかかると押し返す力が働く。
高反発素材の繊維があらゆる角度から体全体の体重を支える為、体にかかる圧力を均一に分散してくれる。
その為、寝返りを打つ時も無駄な力がいらず、自然に寝返りを打つ事が出来る。
寝心地が固く感じるのが難点。


…うーん、腰痛には高反発の方が良いみたいなんですけどねー。
いいのかなあ…。


商品はすぐに届き、それで数日眠ってみましたが。

──うーん。
「気持ちいいけど効果はまだ判んない」
…というのが正直な感想です。
腰はまだ痛むし、夜中の中途覚醒も治まりません。
ダンナは、腰の痛みが軽減されて夜中起きなくなったし、枕もフィットしてとても良い…と満足気なので、まあ良しとするかな…という感じです。

けれども、年齢が上がってくると、身体のあちこちに色んな支障も出て来ます。
睡眠は特に大事な要素になって来ます。
快適に眠れれば、私の症状も多少良くなるのでは…と淡い期待を抱きながら、毎夜マットレスの上で、眠気が襲ってくるのをじっと待つ私です。





もうすぐ母の日なので、義母と実母のふたりに、今年もお花を予約しました。
結婚して子供も作らず、しかもうつ病なんぞになっていまい、挙句の果てに無職主婦(義母には言ってませんが)…そんな私に小言も言わずにいてくれるので(ほんとは言いたいんだろうけど)、こういう時にしか感謝の気持ちを伝えられないので…。

今年はバンマツリというお花にしました。
気に入ってくれるといいのですが。

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19:23 日々あれこれ | コメント(2)

うつの状態で仕事に出ること

2016/04/14
Windows10にしてから、PCの不具合が多いです。
快適に使ってる人もいるでしょうが、次々に訳わからんエラーが出て、調べ調べ修復しながら使ってるので、もうウンザリです。
使い勝手はいいんだけどなあ…。8.1に戻そうかなあ…。

家電量販店の人に訊いてみたら、10にアップグレードしてからの不具合の問い合わせが物凄く多く、
「アップデートしようと思ってるんだけどどうか?」という問い合わせには取りあえず「止めといて下さい」と答えてるらしいです。
マイクロソフトはソフト屋さんなのでとにかくゴリ押ししてくるけど、マシンによっては不具合を起こすものがあるそうな…。
これからアップデートしようとしてる方がいたら、もう少し様子を見た方がいいかもしれません。

さて、相変わらず求人誌を見まくり、ハロワに通ってパートを探しています。
なかなか条件に合うものがなく、肩を落としている私なのですが、「ブランクあり、年齢がいっちゃってる、特別なスキルなし」の私では、募集人数1名のところなんかまず無理です。
障害年金をもらえることになりましたが、それでも働かなければまだマイナスなのです。
フルタイムは取り合えず条件から外すことが出来ましたが、事務職はもうあきらめた方が良さそうです。
事務職で可能性があるのは、「コールセンター」の仕事のみ(いつも大量募集だし、時間も自由がきくところが多い)です。…ますます精神病みそうです。
けれども現実は厳しく、コールを始め、「絶対嫌だ」と自分が思っていた、スーパーやコンビニのレジ、清掃の仕事などなどしか、もう自分には残されていないことを今更ながらに悟っています。

うつでもきちんと働いている人は沢山います。
きっと苦しい思いの中でも、自分を奮い立たせて、皆頑張っているんだと思うのです。
自分も少し、頑張らねばなりません。時には頑張ることも必要らしいので…。
けれども無理をして、病気を悪化させてしまっては元の木阿弥なので、その点は充分注意しなければなりません。
私、どうしても自分を「困難な方、困難な方」へと持っていく癖があるので…。

私が以前していたのは「受注センター」の仕事で、まあ殆どコールのようなものでした。
お客様から電話で商品の注文が来るのですが、型番を訊きながらPCに打ち込み、在庫を調べます。
それから納期もお答えしなければならないので、画面上にずらりと並んだ既に注文されているデータと、商品の在庫数、入庫状況を照らし合わせます。
例えば、「この注文の場合、今は商品の在庫が無く、いついつ入庫するので、その入庫数から既にある注文数を差し引き、商品を確保できる日を調べて納期をお答えする」訳です。
すでにある注文数が次回の入庫数を上回ってしまっていると、そのまた次の入庫を待たねばなりません。
そうすると今度は次の入庫日と入庫数を調べ、そこで対応できるか出来ないかを、お客様と会話しながら調べてお答えするのです。
届け先の場所によって、出庫する倉庫も違うので、倉庫ごとに在庫を調べなければなりません。

型番を物凄く早口で言う人、聞き返しても「今言ったでしょ」などともう二度と言ってくれない人など、お客様も様々で、対応するのも苦労しました。
それと並行して、商品の機能などに対する詳細な問合せ、お客様からのクレーム、配送業者や営業所とのやり取りを行わなければなりません。
複雑な仕事でしたが、仕事自体は私は嫌いではありませんでした。


うつになって脳がきちんと機能しなくなってからは、本当に私は「使えないヤツ」でした。
入庫日を間違えてお客様に間違った納期をお伝えして、慌てて電話をかけ直して謝罪したり、営業所にとんでもないメールを誤って送ってしまったり。
頻繁に社内で対応ルールが変わり、商品情報も毎日上がって来ます。
それに以前はきちんと対応していたのに、ついて行けずに誤った対応をしてしまったり…。
最後の方は脳も手も止まってしまって、何をするのも自信がなくなって満足に出来なくなり、キーボードを打つ指も、電話に出る声も震えてしまい、同僚に多大な迷惑をかけてしまう有様でした。

辞めた時は「なんで辞めちゃったんだろう。もう少し頑張れたのではないか。もうこの年齢じゃ仕事ないのに…」などとぐずぐずベッドの中で考え考え泣いてばかりいた頃もありましたが、今考えるとあの状態であの仕事は到底続けて行くのは不可能でした。
今では自分のあの時の選択に満足しています。

「過去はもう終わったこと。終了」

自分が決めて行動を起こして、そしてなるべくしてなった過去の結果にいつまでも囚われていては先に進めません。
「過去はそうなった。それでこれからどうする?」を考えるのが現在の自分の当面の課題だと思っています。



…とか、ね。
ネガティブの波に捕まってない時は、こうしてきちんと思えるんですけどねー(笑)






換羽期で家中、ちいの羽だらけ。
羽繕いを必死に終え、脱力状態のちい。

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15:09 うつになって感じたこと | コメント(4)

「家電量販店」って苦手…

2016/04/12
どういう訳なのか、コメントの返信がどうしてもできませんでした。
FC2に問い合わせて、やっと解決しました。遅くなってすみません。
色んな設定があるんだなー。勉強になりました。

さて。
とうとうルーターがオーバーヒートで、ブチブチ回線が途切れるようになったので、意を決してなけなしの貯金を下ろし(泣)昨日、家電量販店に向かいました。

昨日は掃除機をかける日(自分ルール)だったので、かけてから行くか、行ってきてからかけるか小一時間ほど悩む私(バカです)。
こんな小さなことでさえなかなか決定できないのも、うつ病の特徴のひとつらしいですが…。

睡魔に負けて午前中ちょこっと眠ってしまったので、そうこうするうちに昼近くになってしまいました。
結局、「先に行かないと人の多い時間帯になってしまう」と言う、私にとっては大事な理由で、先に出かけることにしました。
ぐずぐずと身支度を整え、風の強い中出かけたのですが、もう量販店に着く頃にはへとへとです。
こんなに歩けなかったかなあ、私…。体力の減退を感じました。

私は家電量販店が苦手です。
うつになる前はそうではなかったのですが、買う前に、色々店員さんに判らないことを訊かないと気が済まない性分なので、他人と会話しなければならないからなのです。なので、耳栓も外して行かねばなりません。
自分で事前に買うものをネットなどで調べて決めて行けばいいのですが、それだと私の理解力では限界があります。
で、店員さんにあれこれ訊きたいのですが、中にはゴリ押ししてくる店員さんもいるので、そういう人に当たってしまうと、もう汗びっしょりでぐったりしてしまいます。

恐る恐るルーターのコーナーへ行って片っ端から見て回ります。
大体のところは見当をつけてきたので、あとは店員さんに詳しい機能などを訊いてみるだけです。
自分が買おうと思っているものの隣に、もう少し高価な似たような商品があり、迷い出したので、ふたつはどこがどう違うのか、訊いてみようと思いました。

近くにいた店員さんに緊張しつつやっと声をかけてみました。
店員さんは…そのぅ…オタクっぽい男の人で、声をかけた瞬間、私の中で何かが強く警告してきたのですが、もう遅いです。
訊いてみると、やはり機関銃のようにまくし立てられ、専門用語バンバンで頭の中が真っ白になってしまいました。私の中のボキャブラリーの限界をとっくに超えていて、店員さんはそれでもしゃべり続け、「あの…◯◯って何ですか?」とか、とても言い出せない雰囲気を醸し出しています。
店員さんとどうしても目が合わせられない私…。
結局、何となく判ったのは「私の買おうと思っていたので充分だ」…ってことです。
──繋がりゃいいんです、繋がりゃ!

「どちらになさいますか?」と、高めの方を大プッシュして来る店員さんの前で、「…あの、こっちで…」と、最初から買おうとしてた安い方を手に取る私。
この瞬間の空気に、もう生きた心地がしません。
店員さんは明らかに「……」と言った様子で、それでも「ありがとうございまーす」とか、レジに向かう私の背中に愛想よく声をかけてきましたけれども…。


で、汗だくになりながら買ってきたのがこれ↓
隣の白いのは今まで使ってたルーターです。
長い間、ありがとう。

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設定は簡単で、モデムに繋いで、PCの方に設定するだけです。
もう1台と、プリンターにも同じ設定を繰り返し、終わり。
こういう地味な作業は大好きな私です。
結果、驚くほど…と言う訳ではありませんが、回線も途切れず、高速になりました。
めでたしめでたしです。

夜になってダンナが、会社で使っていたlenovoのモバイルノートPCを持って帰って来ました。
「あんまり使わないし、使いにくい」とのこと。
「だったらなんで買ったんだよ!」…と怒鳴りそうになるのを堪え、見てみると内蔵されてる「バッテリーが破損してます」とのメッセージが。

……嘘だろ。買ってまだ1年も経ってないし、滅多に使ってなかったみたいなのに。
初期不良だろ、これ……。脱力する私。

取りあえず、保証期間ギリギリなので、またもや近々、家電量販店に修理に出しに持って行かねばならなくなりました。バッテリーは消耗品なので保証内かどうか微妙なところですが…。

──もう家電量販店行くの、やだよー!





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17:24 日々あれこれ | コメント(2)

障害年金…

2016/04/10
依然として増薬したトラゾドンの効果がありません。
少し飲み続けないとダメなのかな…。
ちょっと調べてみたら、効果が出るまでに2、3週間かかる人もいるそうな…。
何だそれって感じですが、抗うつ剤は殆どそうらしいので仕方がありません。

相変わらず眠りは不完全燃焼。
昼間頑張って寝ないようにしているのですが、それでも夜は悪夢に苛まれ、夜中何度も起きてしまいます。
おまけに最近はイライラと、耳鳴り、めまいが頻繁に起こるようになりました。
ずっと座っていて立ち上がった時の「立ちくらみ」に始まり、ぼわーんと頭がぐるぐる揺れるような気がする時があります。
レクサプロの離脱症状にちょっと似ている感じです。

耳鳴りは耳栓のし過ぎかな?とも思っていますが、所詮付けるのを止めることはどうしても怖くて出来ないので、これも仕方がないかなとも思うのですが。
めまいは…なんだろう。
密かにトラゾドンの副作用を疑っている私。
副作用は少ない方の薬らしいですが、効果が出ずに副作用だけ先に来るってあるんでしょうか?
うーん、謎だ。今度主治医に訊いてみようと思っています。

ところで昨日、例によって嫌々出かけた買い物から帰って来ると、日本年金機構から何か届いていました。
一瞬ビクつく私。
でも、障害年金を申請したのは2月の半ばなので、まだ審査結果が来るには早すぎます。(3ヶ月はかかると言われた)
申請に行った時に、若い頃の未納期間を指摘されたので、その請求書か何かかなあ…と、私はもう、目の前が真っ暗になりながら開封したのですが。

──うーん。
良く判らないんですが、どうやら申請通ったみたいです。


中身は一枚になった「年金証書」と「年金決定通知書」でした。(審査、は…早い!)
見方が良く判らないのでネットで調べ調べ、読み進んでみました。
絶対ダメだと思っていたので、通ったことにびっくりしてしまい、しばしの間呆然としてしまいました。

あんなに悪筆な(失礼)主治医の書いてくれた診断書でも大丈夫だったんだ。
自分の状態を用紙が真っ黒になるくらい書き綴ったのが良かったのだろうか?
色々考えてみたのですが、良く判りません。

3級なので金額はそう多くないのですが、今の苦しい生活には本当に助かります。(それでもまだ赤字ですけれど…泣)
お金がないと、治療も出来ません。
ちゃんと年金払ってて本当に良かったと初めて思いました。
気を引き締めて、ますます節約生活に励もうと思います。
これで私も「障害者」なんだ…と思うと複雑なものがありましたが、友人に「そう思わずに、治すための資金だと思いなよ」と言われ、気持ちが楽になりました。

以下、自分用メモ。

【提出した書類】

「戸籍謄本」
「住民票」
「所得証明書」と「課税(非課税)証明書」←これはダンナの。
「請求者名義の預金通帳」←コピー取られたような気がする
「診断書」←主治医が作成する
「受診状況等証明書」←初診日の証明書。初診の時にどの年金に加入していたかで、受給する年金の種類、ひいては金額が決まります。
ちなみに国民年金だと1級、2級のみ。厚生年金だと3級まであります。
この書類が一番厄介。初診がずっと昔だったりすると、病院にカルテが残っていなかったり、病院自体が廃院していたりと、入手が困難なケースもあります。
「病歴・就労状況証明書」←自分で作成する。発病した時の状況、発病から初診まで、その後の通院状況や、日常生活がどのくらい自発的に出来るか…など、思い出したくもない嫌な事柄を次々に思い出し、できるだけ詳細に綴っていく。これが本当に辛かった。

■申請から審査が終わって連絡が来るまでは、通常3ヶ月くらい。
実際に年金の振り込みが始まるのは、「年金証書」が送付されてから50日後くらい。
偶数月の15日に2ヶ月分振り込まれる■





審査に通らず、貯金も底をつきそうになったら、もう調子がどうこう言ってる場合じゃありません。
再び壊れても、フルタイムで昔のように働くしかないと決意していました。
(短時間や週2、3日の仕事は、自分が探している職種ではなかなか無いのです)
次の診断書提出は3年後ですが、それまでに完治してるといいなあ…と思っています。

さて。審査に通ったことでちょっと上向きな気持ちになった私。
さっそくダンナに伝えると、「ふーん」とそっけないリアクションです。
「それで、ちょこっとパートすればいいんじゃないの?」

……この言葉で一気に凹みました。
ダンナは鬼です。





──取りあえずは良かったねー。

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23:24 うつになって感じたこと | コメント(4)
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