だるいし、転ぶし、決められないし。
2016/01/18
朝起きてカーテンを開けたら、一面の銀世界でした。
「首都圏でも大雪に注意」なんて昨日のうちからテレビで何度もやっていましたが、どうも東京の人間は、(私だけですかね)「んなこと言っても大したことないだろう」という気楽さがどこかにあり、半信半疑だったのですが、予報通りに外は眩しいばかりの白一色でした。
ダウンの上にリュックを背負い、その上から合羽の上下、手袋、イヤーマフ、帽子と完全防備でダンナが自転車で(!)出勤していくのを見送り、申し訳ない気持ちになる私…。
いつも使っている私鉄などの交通機関が大混乱の様子をテレビで観つつ、さらに何故か申し訳ない気持ちになる私。
通勤していた頃のことを思い出します。
以前の職場は駅から徒歩20分弱あったので、駅からはバスだったのですが、雪が降るとこのバスが遅れ、それですごーく混むのです。駅から数メートルもの行列ができ、やっと来たバスにも満員で乗れなかったり…。
そんなことをしんみりと思い出していたら、何もやる気がなくなってしまいました。
最近、私の中で「だるだる病」が我が物顔で振る舞っていて、家事もろくに出来ません。
内科の一件がまだ尾を引いているのか、ふとしたことで落ち込みます。
こういう時は無理してはいけないと言われているのですが、家事や色々なやらなければいけないことは山積みになっています。それを思うと落ち着かなくなり、意味もなく部屋中をうろつきまわる私です。
そんな中、トイレに入って重大なことに気が付きました。
──そうだった!トイレットペーパーが切れてたんだ!(笑)
在庫は今付け替えたあと一巻き。何故ここまで放置していたかと言うと、外出するのが億劫だったからです。
昨日、近くのスーパーに渋々行った時に買ってくれば良かったのに!まんまと忘れてしまったのです。
そしてそれを買い忘れてしまったことさえ、忘れていました。
明日行けばいいや、と思ってふと。
──明日って、今日よりも道が凍ってんじゃないの?…ということに気がつきました。
…そう。私は雪道を歩くのが思い切り下手くそなのです。
今までに何度、ごろんと無様に雪道に転がったか数え切れません。
ちゃんと防滑の靴を履いてるのに、です。
世の中には親切な人が多く、すぐに周りの人が助け起こしてくれました。
身体のバランスが悪いのか、運動神経が悪いのか…。インナーマッスルなんて言葉は私には無縁です。
なんせ昔、雪国育ちの友達の実家に遊びに行った時、雪道を派手に転がる私を見た友人に、
「あんた才能ないわー」(才能って何?)…と言われたくらいなのです。
「…やっぱりダメだ、今日のうちに行かないと…」
ひとりごちてやっとこさ立ち上がってぐずぐずと支度を始めました。
雪は雨に変わり、それが積もった雪をべちゃべちゃに溶かし始めていて、私は恐る恐る長靴の足を踏み出してマンションの外に出ました。
今この足元でぴちゃぴちゃと音を立てて溶けていく雪が、明日の朝には恐るべき凶器に変わるのです。
一歩一歩、踏みしめるように足を交互にゆっくり出して進んでいきます。
凹凸に注意しながら、滑らなそうなところを探します。スロープは要注意です。
マンションの前で管理人さんが雪かきをしていたので、お礼を言って通りすぎました。
やっとのことで店に辿り着き、買い物を済ませて帰途につきます。
トイレットペーパーと、ティッシュ(5箱組のやつ)も切れていたので買うという暴挙に出ました。
思えばこれがいけなかったのだと思います。
両手は傘とかさばる荷物で塞がり、ますますもしもの時のバランスがとれなくなりました。
それでも何とかマンションが見えてきたので、安堵した瞬間に、スロープで後ろにズルッと行きました(笑)
「ギャー」
咄嗟に両足に力を入れて、立て直そうとしたのが裏目に出て、傘と荷物を高く掲げ、M字開脚の出来損ないのような体勢になり、ひどく無様に私は転がりました。
管理人さんが慌てて走ってくるのが見え、顔がかーっと火照り、急いでお尻を持ち上げようとジタバタ足掻く私(笑)。
「あぶないあぶない。気をつけて」
助け起こしてくれる(重くてすみません)管理人さんに満足にお礼も言えず、びしょ濡れのトイレットペーパーとティッシュを引っ掴んで逃げるようにマンションのエレベーターに乗り込みました。
幸いどこもケガはしませんでしたが、妙な体勢をとったために身体のあちこちが痛みます。
後で腹筋痛くなりそう…。
もうほんとに情けなくて落ち込みました。
ちなみに、北国の方からの転ばない歩き方アドバイスを以下に…。
踏み固められたところではなく、少しでも雪が積もっている部分を歩く
靴の裏全体を路面につけて歩く
小さな歩幅でそろそろ歩く
地面に垂直に踏み出し、体の重心をやや前に
足腰をピンと張らずに、膝をわずかに曲げて腰を落とす
両手を使えるようにしておく
…だそうです。
気を取り直して旅行のことを決めようと、旅行代理店からもらって来たパンフレットの山を漁り始めました。

ネットで宿も交通手段も予約するのも良いのですが、そうすると何故か良い部屋に当たったことがないので、こうして代理店を通してパック旅行を探す方が好きなのです。(色んな特典もあるし)
これも「やらなければいけないこと」のひとつなのですが、いかんせん「だるだる病」に支配されているため、こちらもなかなか手をつけられません。
だいたい、
「予算」…なるべく安く、「行きたい場所」…どこでもいい。どこに行きたいとか特にナシ。
──この大雑把な条件の中でどこかピックアップしなければいけないので、もうそれだけで苦痛です。
パンフレットを読みまくるだけで時間が過ぎ、一日が終わると言う有様…。
普通ならワクワクしながらやる作業じゃないですかね、これ。
…なんか今日は疲れちゃったなあ……。転んだし…。
運動不足なんじゃないの?(ぷいっ)

★よろしかったらポチッとお願いします。励みになります…★



「首都圏でも大雪に注意」なんて昨日のうちからテレビで何度もやっていましたが、どうも東京の人間は、(私だけですかね)「んなこと言っても大したことないだろう」という気楽さがどこかにあり、半信半疑だったのですが、予報通りに外は眩しいばかりの白一色でした。
ダウンの上にリュックを背負い、その上から合羽の上下、手袋、イヤーマフ、帽子と完全防備でダンナが自転車で(!)出勤していくのを見送り、申し訳ない気持ちになる私…。
いつも使っている私鉄などの交通機関が大混乱の様子をテレビで観つつ、さらに何故か申し訳ない気持ちになる私。
通勤していた頃のことを思い出します。
以前の職場は駅から徒歩20分弱あったので、駅からはバスだったのですが、雪が降るとこのバスが遅れ、それですごーく混むのです。駅から数メートルもの行列ができ、やっと来たバスにも満員で乗れなかったり…。
そんなことをしんみりと思い出していたら、何もやる気がなくなってしまいました。
最近、私の中で「だるだる病」が我が物顔で振る舞っていて、家事もろくに出来ません。
内科の一件がまだ尾を引いているのか、ふとしたことで落ち込みます。
こういう時は無理してはいけないと言われているのですが、家事や色々なやらなければいけないことは山積みになっています。それを思うと落ち着かなくなり、意味もなく部屋中をうろつきまわる私です。
そんな中、トイレに入って重大なことに気が付きました。
──そうだった!トイレットペーパーが切れてたんだ!(笑)
在庫は今付け替えたあと一巻き。何故ここまで放置していたかと言うと、外出するのが億劫だったからです。
昨日、近くのスーパーに渋々行った時に買ってくれば良かったのに!まんまと忘れてしまったのです。
そしてそれを買い忘れてしまったことさえ、忘れていました。
明日行けばいいや、と思ってふと。
──明日って、今日よりも道が凍ってんじゃないの?…ということに気がつきました。
…そう。私は雪道を歩くのが思い切り下手くそなのです。
今までに何度、ごろんと無様に雪道に転がったか数え切れません。
ちゃんと防滑の靴を履いてるのに、です。
世の中には親切な人が多く、すぐに周りの人が助け起こしてくれました。
身体のバランスが悪いのか、運動神経が悪いのか…。インナーマッスルなんて言葉は私には無縁です。
なんせ昔、雪国育ちの友達の実家に遊びに行った時、雪道を派手に転がる私を見た友人に、
「あんた才能ないわー」(才能って何?)…と言われたくらいなのです。
「…やっぱりダメだ、今日のうちに行かないと…」
ひとりごちてやっとこさ立ち上がってぐずぐずと支度を始めました。
雪は雨に変わり、それが積もった雪をべちゃべちゃに溶かし始めていて、私は恐る恐る長靴の足を踏み出してマンションの外に出ました。
今この足元でぴちゃぴちゃと音を立てて溶けていく雪が、明日の朝には恐るべき凶器に変わるのです。
一歩一歩、踏みしめるように足を交互にゆっくり出して進んでいきます。
凹凸に注意しながら、滑らなそうなところを探します。スロープは要注意です。
マンションの前で管理人さんが雪かきをしていたので、お礼を言って通りすぎました。
やっとのことで店に辿り着き、買い物を済ませて帰途につきます。
トイレットペーパーと、ティッシュ(5箱組のやつ)も切れていたので買うという暴挙に出ました。
思えばこれがいけなかったのだと思います。
両手は傘とかさばる荷物で塞がり、ますますもしもの時のバランスがとれなくなりました。
それでも何とかマンションが見えてきたので、安堵した瞬間に、スロープで後ろにズルッと行きました(笑)
「ギャー」
咄嗟に両足に力を入れて、立て直そうとしたのが裏目に出て、傘と荷物を高く掲げ、M字開脚の出来損ないのような体勢になり、ひどく無様に私は転がりました。
管理人さんが慌てて走ってくるのが見え、顔がかーっと火照り、急いでお尻を持ち上げようとジタバタ足掻く私(笑)。
「あぶないあぶない。気をつけて」
助け起こしてくれる(重くてすみません)管理人さんに満足にお礼も言えず、びしょ濡れのトイレットペーパーとティッシュを引っ掴んで逃げるようにマンションのエレベーターに乗り込みました。
幸いどこもケガはしませんでしたが、妙な体勢をとったために身体のあちこちが痛みます。
後で腹筋痛くなりそう…。
もうほんとに情けなくて落ち込みました。
ちなみに、北国の方からの転ばない歩き方アドバイスを以下に…。
踏み固められたところではなく、少しでも雪が積もっている部分を歩く
靴の裏全体を路面につけて歩く
小さな歩幅でそろそろ歩く
地面に垂直に踏み出し、体の重心をやや前に
足腰をピンと張らずに、膝をわずかに曲げて腰を落とす
両手を使えるようにしておく
…だそうです。
気を取り直して旅行のことを決めようと、旅行代理店からもらって来たパンフレットの山を漁り始めました。

ネットで宿も交通手段も予約するのも良いのですが、そうすると何故か良い部屋に当たったことがないので、こうして代理店を通してパック旅行を探す方が好きなのです。(色んな特典もあるし)
これも「やらなければいけないこと」のひとつなのですが、いかんせん「だるだる病」に支配されているため、こちらもなかなか手をつけられません。
だいたい、
「予算」…なるべく安く、「行きたい場所」…どこでもいい。どこに行きたいとか特にナシ。
──この大雑把な条件の中でどこかピックアップしなければいけないので、もうそれだけで苦痛です。
パンフレットを読みまくるだけで時間が過ぎ、一日が終わると言う有様…。
普通ならワクワクしながらやる作業じゃないですかね、これ。
…なんか今日は疲れちゃったなあ……。転んだし…。
運動不足なんじゃないの?(ぷいっ)

★よろしかったらポチッとお願いします。励みになります…★



スポンサーサイト
| HOME |