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無心になれればいいんだけどなあ・・・

2016/01/12
朝起きてどうも寒いと思ったら、東京にも初雪が降ったらしいですね。
起きていたんだけど、カーテンを開けなかったので気づきませんでした。

ここのところ暖かかったし、寒い日も夕方まで暖房をつけないのですが(貧乏人)、
今朝はちいもぷうっと羽毛を膨らませているし、ももも寒そうな顔をしているので、暖房を入れました。

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やっぱりあったかいなあ…。



さて、今日は心療内科の日です。
私は昨日から緊張してバクバクと動悸がし、デパスを何錠も飲んでしまっていました。(ODしてしまった)
診察がてら障害年金の診断書などをお願いに行くのですが、先の内科のことがあるので憂鬱でなりません。

あれから調子が急激に悪くなってしまい、ついには「だるだる病」が姿を現して、何をするにも億劫で仕方がなく、家事もろくに出来ずにあれこれと考えては落ち込み、どうやらネガティブな海の最下層に沈んでしまった様なのです。
ほんの近所にあるコンビニへ買い物に行くのも、お風呂に入るのも、何もかもやる気が起きず、面倒臭くて溜まらず、ここのところベッドに横になってばかりいました。
テレビは点いているけれど観る気もせず、活字を目にする気にもならず、耳栓をしてただただ眠ってばかりいたのです。

な訳で、今日はどうにか自分を奮い立たせ、一時間かけて支度をしてドアを出ました。
今日は先日の「バウムテスト」の結果が出ているのです。

結果は…

* 内向的な気質。現在非常に不安定な状態。
* 自分の本当の気持ちを家族にも、親しい友達などにも言えず、自分の中で処理しようとしてストレスが生じやすい傾向にある。
* 外部の刺激(音や、光景などのことだと思う)に固執してしまう傾向がある。全てのものを自分の中に捉えこみ、固執して目が離せなくなる。無視が出来ない。
* ひとつのことが気にかかると、他の全てを遮断してそれ以外目に入らないようになる傾向にある。
* 被害妄想あり。


……覚えてる限りで、上記のようなことを言われた気がします。(緊張していてそれどころじゃなかった)
あんな子供の落書きのような絵から、これだけのことが曝け出されるのかと感心してしまいました。
見事に気味の悪いほどに言い当てられています。
「少しずつ、心の持ち方を変えていく努力をしていきましょう。ゆっくりね。」との先生のお言葉。

「ここ一週間はどうですか?」
「どん底で。急に調子が悪くなってしまって…」
「何かありました?」

そこで私は恐る恐る障害年金の書類を取り出し、内科での一件を汗びっしょりになりながら話しました。
指も声も震えてしまって、筋道立ててきちんと話せたかどうかもう覚えてはいません。ただ事の顛末を伝えるのに必死でした。話している最中にまた思い出して涙ぐんでしまう始末…。
先生が同情してくれたのが嬉しかったです。

「…うーん。ひどいなぁ。それ、どこの病院?…いるんだよねー。変な先生。」
「ずっと通っていたところなので、ショックで…。」
「それはちょっとひどいと思うよ。喧嘩したくない気も判るけど、遠くまで行ってそんな嫌な思いすることないでしょ。紹介状書いてもらって病院変わった方がいいよ。電話でお願いしておいて、窓口で渡してもらえば先生には会わないで済むし。そうしたほうがいいよ。」
憤然としながら、それでもその内科の先生の気持ちも判らないではないけどね、と先生は言います。
「うつ病だと思って睡眠薬とか自分は処方してる訳じゃないから。それが初診だと言われても納得できないんだと思うよ。」

とりあえず、診断書は聞き取りながら書かなければならないところもあるので、時間がかかるとのこと。
今回は預かってもらい、次回に聞き取りながら完成させ、頂けることになりました。
初診証明書については、書いてもらえるかどうかは微妙ですが…。
先生は、「正直に年金事務所に愚痴って年金事務所から内科に言ってもらったら?」と言うのですが、そんなことできるのかどうか判りません。

けれども内科の病院を変えることは既に自分でも決めていました。
もう正直、あの内科とは関わり合いになりたくありません。紹介状も書いてもらう気力もありません。
幸い近所に、以前健康診断でお世話になった感じの良い先生の居る内科があり、アレルギー科も標榜しているので、そこで聞いてみようと思っていました。

調子が悪いので増薬になるのでは…とびくびくしていたのですが、いつも通りの薬の量でした。
「今の落ち込みはその一件の所為で、一過性のものだからね。忘れなさい。」
先生の言葉に安堵して、診察室を後にしました。
支払いの際、受付の人が親切に「自立支援ですが、三ヶ月前から更新手続きできるので、もうできますよ。早めに行った方が良いですよ。」と声をかけてくれ、私は診察が終わってほっとしたせいか、この親切に涙が滲んでしまいました。


少し落ち着いたので、帰りに書店に寄ってみる気になれました。
最近、「大人のぬりえ」に興味があるのです。

「趣味でもなんでも、無心になれるものがあるといいんだけどなあ…。」

と、以前先生に言われていたのですが、確かに私もそれを感じていました。
ウォーキングでも掃除でも、何も考えず、ただ歩くだけ、綺麗にするだけ…そのことだけを考えて何かをすると、無心になれて精神的にも落ち着くのが判ります。その時だけ、ネガティブループが遠のく気がするのです。
かと言って、無趣味な私。何か夢中に無心になれるものはないかとあれこれ探していて、ネットでたまたま「大人のぬりえ」を目にしたのです。
フランス発祥の「大人のぬりえ」(コロリアージュ)は、無心で色を塗ることで現実から逃避でき、ストレス発散になると言われていて、フランスではアートセラピーとして保証されているそうです。
「色を塗る」という行為は人に心地よさを与えるとして知られ、病気や障害、うつ病などの治療として非常に有効なことが証明されているらしく、書いたり描いたりが割と好きな私は、少し気になっていました。

書店にはコーナーも出来ていて、色々な本がありました。
植物や動物、幾何学模様など、見ているだけで久々に楽しい気持ちになれました。
ピンからキリまで色々なものがありましたが、欲しいと思ったものは結構なお値段 ((+_+)) なので今日はあきらめました。ぬりえの画像は、ネットからダウンロードもできるので、探してみようかな。
色鉛筆を引き摺りだして、調子の良い時にでも始めてみようかなあと思っています。

それにしても、心療内科の先生に想いを吐露できたおかげで幾分気持ちが楽になりました。
これで「だるだる病」も抜けてくれるといいのですが……。
障害年金の手続きはこれからどうなるか判りませんが、もともとあきらめているので、あまり気にしないことにしよう…。




「大人のぬりえ」よりも、こっちを先に作った方がいいかな。
封も開けてない、羊毛フェルトのキット(汗)

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ちなみに、これが先日のくまの「見本」です。
あまりの出来上がりの違いにどうぞ笑ってくださいませ……。

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22:20 うつになって感じたこと | コメント(6)
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