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だるだる明けの反動

2015/10/20
毎朝、起きてダンナの弁当を作った後にちいともものケージを掃除しています。
「だるだる病」の最中は若干つらいのですが、この作業はちいとももの健康状態をチェックしつつ、甘えてくる二人を眺めて話しかけたり、毎日の楽しみでもあります。
先日、いつものように掃除しながら、ふと、「あれ?」と思いました。
唐突に「だるだる病」が終わったのを感じたのです。
その朝はコロコロかけも、洗濯物を干すのも、化粧するのも急に苦にならなくなっていました。
どうやら「だるだる病」が去ったようです(今回は短かったなあ)

そうすると、自覚してはいるのですが私の場合、今度はドカーンと反動が来るのです。
「だるだるの間出来なかった、全てのことを今日やりたい!」

①ちいを爪切りに連れていきたい!
②染めた髪が伸びてきてプリン状態で気になって気になって仕方ないので美容院に行きたい!
③掃除機をかけたい!

今回は大まかなところはこの3つでした。
ちいの爪を切ってくれるペットショップも、美容院も電車に乗って行くことになります。
掃除機は帰ってきてからかけるとしても、ペットショップと美容院は別々の方向にあるし、一日にふたつは無理なので、どちらかひとつしかその日のところは行けません。
早朝から、どっちにするか私は部屋中をうろうろしながら小一時間悩みました。
(なかなか選択できないのもうつの症状のひとつらしいです)
けれども、どうしても決められないのです。
私はだんだんパニック状態になってきました。

ちいは足の指の血管が爪と一緒にどんどん伸びてしまう子で、まめに爪切りに行かないととんでもないことになってしまうのです。今は爪がちょっと伸びすぎていて、先日も部屋のカーペットにひっかけてバタバタしていたので爪切りは絶対に連れていかなければなりません。
判っているのに、どうしても美容院にもその日行きたくてたまらなかったのです(今思うと時間はたくさんあるんだからいつでも良かったんだよなあ。なんであんなに固執したのかわからんです)

とうとう出した答えが、「両方ともその日に行く!」になりました。
これは結構な…というか、半ば無理に近い選択です。

まず、最優先のちいの爪切りです。午後しかやっていないので一番早い13:00に予約がとれました。
これが終わって帰宅して行ける時間であれば美容院の予約をしてみよう、という計画。
そうと決まればまず、もし美容院に行けば帰りが遅くなるので、掃除機をかけ、買い物を午前中に済ませてしまおうと近くのスーパーに出かけて夕食の準備を済ませました(まだ午前中なのに!)
そうこうしているうちにもうお昼。パンを一個頬張ってちいをお出かけ用ケージに押し込んで外出。
思ったより早く、14:30には帰宅出来てしまったので、美容院に電話。これもまたスムーズに15:30に予約が取れてしまいました。
大急ぎで洗濯ものを取り込んでたたみ、お米を研いでタイマーをかけてまたまた外出(本日3度目)
帰宅したときはもうクタクタで、いったい私は何をやってるんだという気持ちでいっぱいでした。

今では判るのですが、私がうつになった原因のひとつは「とにかく今日できることは今日やろう!…やらなければいけない!」というこの姿勢が大いに関係しています。

仕事をしている時もそうでしたが、何かをやらなければならない時、絶対に先延ばしにしません。
しません、というかそれがストレスになるので出来ないのです。
その結果、自ら次から次に「やらなければいけないこと」を見つけ出し、どんどん自分の予定に組み込んでギチギチにしてしまって、それを完璧に全てこなさない限り休もうとしません。
ぽっかりと空いた時間が出来ようものなら、何かすることはないかと常に探してその時間に押し込みます。
つまり、空いた時間を作る…ぼーっとすることが出来ないのです。
その結果、クタクタに疲れてしまうのに、決してそれを止めようとはしません。
つまりはこれも「頑張りすぎる」ということなのかもしれません。ずっと長い間この状態で来たので、ついに脳も身体もギブアップしてしまったのだと思います。
「だるだる病」はそのギブアップの状態なんじゃないかなあ…。
そう言えば、ちょっと予定が立て込んだり、考えなければいけないことが沢山で許容量をこえると発症するような気がします。

これでもだいぶ「やらなきゃいけない。こうじゃなきゃいけない」って考えてしまう部分は妥協できるようにはなったのですが、今回の「だるだる病明け」で、まだダメだなあ…と痛感してしまいました。
心療内科の先生に言ったら怒られそうです。


まったり~♪(/・ω・)/ ♪

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23:29 うつになって感じたこと

だるだるな日々

2015/10/18
ここのところ、以前に比べたらドカーンとした落ち込みは少なくなりました。
けれどもしつこいのが定期的に来る無気力状態…「だるだる病」です。

只今「だるだる病」に襲われています。
何がきっかけで始まるのか判らないのです。
朝起きて急に、の時もあるし、買い物をしていたらふいに、の時もあるし、それはいきなり始まります。
数日すると「あれ?」という感じで何事もなかったように去っていくのですが、これがなかなか厄介です。
ひどい無気力感に襲われ、何もかもが億劫になります。
落ち込みの波と違うのは、自分の殻に閉じこもって外の世界から自分を遮断しようとはしないところです。
ただ、何もかもが面倒で、やりたくなくなるのです。

掃除も、洗濯も、家事の全てはもちろん、外出も…何よりも外出のためにコンタクトを入れることがまず億劫でなかなか出来ません。やりたいことは沢山あるのです。でも脳と身体が動こうとしません。
外出しなければいけないのに、なかなか支度が出来ません。無意味に部屋中をうろうろと歩き回ったり、何本もタバコばかり吸ったり、結局ドアを出るまで一時間以上かかってしまうこともザラにあります。

朝起きて、ちいともものケージを何とか掃除し、その後部屋にコロコロをかけるのも億劫。
トイレに行くのも億劫。トイレットペーパーが切れていたりするとそれを替えるのさえ嫌でたまりません。
着替えるのも化粧するのも髪を梳かすのも億劫。
食事をするのも、飲んでいる薬を仕分けするのも、溜まっている録画したドラマを観るのも億劫…。
本を読むのも億劫です。私はうつになってから、本を一冊読むことが出来なくなってしまいました。
読みかけの本がゴロゴロしていますが、なかなか続きを読む気になれないのです。
特に辛いのが入浴で、面倒で面倒でたまりません。
私は髪が長いので、髪を洗い、ドライヤーをかけ…という一連の行為が辛くてなりません。

「だるだる病」が始まるともう本当にダメで、その日の予定も全く滅茶苦茶になってしまいます。
でもそれが嫌なので、なんとか無理やり予定通りに動こうとするのですが、身体が鉛のように重いのです。
心療内科の先生に「そういう時は何もしないでダラダラしてること。掃除なんか一日くらいしなくても死ぬわけじゃないんだから」…みたいなことを以前言われたのですが、それがなかなか出来ません。
そもそもそれが出来ないから、うつ病になった訳で…。

何事も完璧にこなそうとするあまり、この「だるだる病」で、何もかもやる気のない状態がまた酷いストレスを生むわけです。前にも書きましたが、何しろ自分の中で色々ルールを作ってしまっているので、その通りにことが進まないとイライラしてたまりません。なので無理矢理こなそうとして上手く出来ず、またそれがストレスになるという悪循環です。
一体どうしたらいいのでしょうか…。

けれどもこうしてぶつぶつ呟いて気を紛らわせることが出来るのだから、私はまだ軽い方だと思います。
本当に酷くなると、ベッドから起き上がれないというし…。
明日は掃除機かけられるかなあ…(これでも我慢して先送りにしている)



ダラダラしようよ~(^^♪

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21:43 うつになって感じたこと

時間がいちばんの特効薬

2015/10/13
今日は心療内科でした。
1日4回飲んでいる他に、頓服用として貰っていたデパスが減薬になりました。
「今のところ調子が良さそうだね。」と先生にも言われ、ちょっと嬉しくなって帰途につきました。
このまま上がってくれると本当に嬉しいのですが…。
後は、日常生活で耳栓をしないで過ごせることが出来るようになりたいです。
聴覚過敏の方は根深いみたいです…。

先日、以前勤めていた会社の友人とランチしました。
病気のことも何もかも知っていて、…というか私の在職中のあの酷い状態を見て知ってる友人です。
年に何回か、会ってランチしています。
彼女は少し年下なのですが、華奢な外見とは違って芯の強い、包容力のある人で、私は今も昔も彼女にはお世話になっています。深いところまで理解して貰える大切な友人のひとりです。

前回は彼女が暇な時期に有休を取ってくれて平日に会ったのですが、毎回そんなことさせられないので、今回は週末に会うことにしました。
「土日になっちゃうけど大丈夫?」という彼女の気遣いに自信満々で快諾する私。
けれども三連休の街は思ったよりも凄い人ごみで、混み合う電車や子供の嬌声に久々にバクバクが…。
これがひとたび始まってしまうと、他の何にも集中できなくなってしまいます。
店に着いた途端、デパスを飲んでしまいました。
まだまだ油断はできないようです。

彼女と私は仕事の内容は違ったのですが、同じチームで働いていたので、おのずと話題は元の会社のことになります。彼女もあれこれぶっちゃけて話せる相手が私を含めてもう皆辞めてしまったので、色々と辛いようでした。なので今回は私は聞き役に徹しました。

実は…。以前はこうしたうつで辞めた元の会社の話を、彼女には申し訳ないのですが聞くのが嫌でした。
苦労して深いところに沈み込ませた、思い出したくもない人達の名前や容貌、様々なぶつけられた言葉にトイレで泣いたこと…出来ていたはずの仕事が全く急に何もかも出来なくなり、焦燥感、絶望感にまみれて死にたい気持ちで通勤していたあの頃の日々…等々の辛い記憶が、水面に次から次へと浮かび上がって来てしまうからです。
彼女と会うのは楽しいのですが、会った後、しばらくの間落ちてしまうのが常でした。

ところが今回は、自分がとても穏やかな気持ちで彼女の話を聞いているのに気づきました。
自分の口から、思い出したくもない人達の名前を出し、彼女に話を促し、一緒に笑い、怒り…そういうことが以前のように普通に出来るようになっていたのです。
自分の中でこれは意外な変化でした。
あの頃にあった色々なことは決して忘れることはないけれども、何か自分の中で今までと違う引き出しにでもしまい込んだのでしょうか。固く尖っていた塊が、少しずつ溶けだしてきたような不思議な感覚でした。
自分の体調がだんだん良くなっていることもあるのでしょうが、やはり時間は一番の特効薬なのでしょう。

元の会社は人間関係があまり良いところとは言えず、私のように身体を壊して辞めていく人間も多数居たようなところなので、彼女も続けるか辞めるかを悩んでいる様子でした。
けれども大人な彼女はきちんと仕事はこなすし、人のあしらい方…というか人との距離の置き方が本当に上手なので(私もそうなりたかった…)周りの人達ともうまくやっているようです。
せっかく積み重ねてきたスキルがあるのだし、自分のように身体を壊したりしていないのであれば、続投した方がいいよ…と私は控えめに勧めておきました。

……就活、キツイですからねー(苦笑)




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↑アレルギーに効くというべにふうき茶をネットで取り寄せて飲んでいます。
殆どの口コミが花粉症の人だったので、ウサギアレルギーに効くかどうか半信半疑だったんですが、同じアレルギー反応じゃん!…ということで。
アレルギーを抑制する作用があると言われてる「メチル化カテキン」を豊富に含んでいて、これを紅茶じゃなく緑茶(発酵しない)の状態で採ると効き目があるそうです。
濃~い緑茶…という感じで私的には好みの味でした。
効果は…そう言えば、鼻水ひどくなくなったかな?どうかなー。


22:29 日々あれこれ

ちいとももとわたし

2015/10/08
ちいが家に来てもう1年経ちました。
前にもブログに書きましたが、心療内科の先生に「飼ったことのある動物ならいいんじゃない?」と言われてお迎えしたのですが、私はちいが家に来てから、ぐーんと回復したように感じます。
諸説あるようですが、アニマルセラピーの観点から言うと、動物と触れ合うことで、
 
副交感神経が活発になり、精神状態が安定する
ドーパミンの分泌量が増えて「楽しい」と感じられるようになる

等々の効果があるようです。
うつ病は脳内の伝達物質のセロトニンや、ドーパミンが不足して起きる病気なので、私はちいにだいぶドーパミンを出してもらった気がします。
それまで家に一日中籠っていて、テレビも読書も何もする気が起きず、ただただネガティブな思考に囚われて時間を過ごしていました。
その頃はダンナも仕事が忙しく、朝早くから深夜までいない生活だったので、一日中、ひとり。
誰とも口を利かない日なんてザラにありました。
ちいが来てから、ちいに話しかけたり、ちいが言葉を話せるようになってからは、会話になってない会話(笑)をしてみたり、生活の中にも自分の脳内でも、ちいが占める部分がだんだん大きくなってきました。
そうすると、ネガティブ思考に陥る時間がおのずと少なくなってきます。
アニマルセラピーはあまり重度のうつ病だと、世話ができなかったりなどの支障があるために向かないようで、ペットを飼うことに難色を示す心療内科の先生も少なくないようですが、私には効果があったように思います。

そして今度はうさぎのももをお迎えしました。
実を言うと最初の頃は慣れないももを前に、どうしても前に飼っていた子とあれこれ比べてしまい、自分でも訳のわからない葛藤が私の中にありました。名前を呼び間違えてしまったり…。
人懐こいももは、今では甘えて人の傍を離れません。ダンナには抱っこまでさせるようになりましたが、最初のうちは、ももには何だか本当に悪いことをしました。

動物は、そうでないようなふり(?)をして、人の気持ちを敏感に感じ取ります。
話してる言葉は判らなくても、それに含まれる微妙なニュアンスを察知できる気がするのです。
だから、ちいやももの前では決して彼らの存在を否定するような言葉は口にしないようにしています。
いつも人のエゴに振り回されるのは彼ら飼われた動物たちです。
せめて自分のところに来た子には、嫌な思いをさせないで過ごさせてあげれば…と思うのですが…。

朝、起きて部屋の電気を点けると、ちいの大声で呼ぶ声、空腹のもものケージに体当たりする音に包まれて一日が始まるようになりました。
以前の私はすっきりと覚醒が来なくて午前中ぼんやりしていましたが、今ではダンナのお弁当を作り(これは以前から半ば意地になって続けている。自分の唯一の仕事のようで…)、ちいのケージを掃除し、もものケージを掃除し、ダンナを送り出してから部屋の掃除をして朝食…というとても規則正しい生活になりました。
アレルギーは今のところ薬で抑えていますが、もちろん覚悟の上ですが、もっと酷くなるかもしれません。
けれども、彼らのおかげで今は就活がなかなかうまくいかなくても、時々落ち込みの谷に滑り込みそうになっても、引っ張り上げてもらっています。デパスも頓服で飲む機会が少なくなりつつあります。
彼らはうつの方の特効薬には間違いなくなってくれている気がするのです。

けれども大事なひとつのことを覚悟していなければなりません。
それは「彼らはいつかは死んで目の前からいなくなる」ということ。

つい最近、妹が(妹も軽度のうつ病を抱えています)インコと、長年可愛がっていた愛犬を続けて亡くし、うつが悪化しそうで危ない時期がありました。
妹は仕事に集中することでうまく乗り越えられたようですが、確かにペットの死でうつの状態がまた悪くなってしまうケースもあるそうです。
私もその時、上手く乗り越えられるかは今のところ判りません。
またペットロスになってしまうかもしれません。
けれども、その事実をいつも頭の片隅に静かに置いておくようにして、今は彼らにできるだけの愛情を注ぎたいと思っている毎日です。


もうすっかり秋の空…。
夕方ベランダに出てオールフリーを飲みながら、ぼんやり空を眺めるのが日課です。

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22:42 日々あれこれ

ぷかぷか浮いてます・・・

2015/10/07
なんだか異常に緊張してる。朝からこういう用事で出かけるのが久々だからかな。
通勤してた最後の頃を思い出した。
死にそうな気持ちで毎朝電車乗ってたなあ…。そう考えたら久々に動悸がしてきた。どうしよう。
落ち着け、落ち着け……(-_-)


↑1年前頃の私のつぶやきです。ちょうど1年前の今あたりから、ハロワに失業手当の手続きをし、なんとか認定日に通ったり出来るようになったのでした。ちいが家に来たのもこの頃です。
その頃のつぶやきのログを見ると、周りに対する不満とか、どん底に近い不安な気持ちとか、そういったものにまみれています。
今の私はと言えば、あの頃に比べたらだいぶ回復したように思います。

【できるようになったこと】

①電車やバスに乗れるようになった。混んでる時間帯はまだ苦しいときがあるけど。
②小さなことに対して以前のように気が遠くなるくらいにはイライラしなくなった。子供の嬌声はまだだめだけど…。周りに張りすぎてたアンテナが少しは緩んできたようです。
③友達と町中に出てランチできるようになった。
④メールやラインの返信がそんなに億劫じゃなくなってきた。
⑤人を避けずに外に積極的に出られるようになってきた。
⑥就活できる(!)ようになった。
⑦落ち込みが来る前兆が判ってきたので、できるだけうまく回避できるようになってきた。

結構、色々できるようになりました。
聴覚過敏の方は駄目で、依然耳栓をつけて暮らしています。
あと、「真っ白病」もまだ駄目です。薬の力を借りて凌いでいます。「真っ白病」は仕事をし始めないと克服できないかもしれません。集中力も未だ昔のようには続きません。

けれども少しずつ少しずつ、ゆっくりですが元の自分(元の自分がいつの自分なのかいまいち判らないのですが…)に戻ってきつつあります。
何となくですが、底の方から何度も何度も沈んでは浮かび上がって、やっと海面に辿り着いて顔を出して息を吸えた状態のような…上手く言えないのですがそんな感じです。
そして今はぷかぷか浮き輪を使って浮いている感じ。

このまま再び浮き輪を失くして沈まないといいのですが…。


リラックスもも。アレルギーのせいで遊んであげられるのは1時間が限度・・・。
ごめん、もも。

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21:41 うつになって感じたこと
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