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「開き直りなさい」

2015/08/13
何もする気がない。何してもつまらない。

1年前のつぶやきです。
通院し始めて2ヶ月くらいの頃なので相当辛く、毎日が暗くて狭くて地獄だった頃です。

先日3週間ぶりに心療内科に行きました。
先生に「だいぶ上がってきたね。最初の頃は視線がずっと足元だったけど、今は少しずつしっかり前を向いてくれるようになったよ。」と言われて、私も初めて気づきました。
そう言えば、最初の頃は顔も上げられず下を向いてポツポツと話していたのです。

寛解とまではまだまだ行きませんが、確かにその頃に比べたらだいぶ回復しました。
まだまだ落ち込みの波や、聴覚過敏、不安神経症などはありますが、1年前と比べたらすごく上がってきていると思います。
バスや電車などの喧騒はまだ苦手ですが、外に出かけることもできるようになったし、電話をかけたり、面接に出かけたり、とにかく「働こう」「外に出よう」という気持ちが湧いてくるようになりました。

まだまだ不安ですが、働きたいなあ…と痛切に思うようになりました。
もともと昔は家にずっといるのが苦痛な方だったので(時間の潰し方がわからない)、そういう部分が少しずつ顔を出し始めたのかもしれません。

働きたいなあ。仕事したいなあ。あの空気にまた浸かりたいなあ…。
「真っ白病」が怖いけど、そんなことを時々ぼんやり思うようになりました。
このままずっと家に籠っていたら、ほんとに世界が狭くなってしまう。
自分の常識が世間の常識になってしまう。
先生には焦っては駄目と言われていますが…。

だけど現実は厳しいです。
掛け持ちで面接してた分が全滅だったので、今日もハロワに行ってきました。
ここのところ、甥っ子たちとスーパー銭湯に行ったりしてちょっと就活休んでいたので…。
世の中はお盆休みだからなのか、ハロワも閑散としていました。
それでなのか求人もいいのがなく、とぼとぼと帰ってきました。

高望みしてるわけではありません。
「出来るだけ近所の扶養内の事務職」…条件これだけなんですが…。

けれども最近、気づき始めています。
もう私の年齢では、今までのような仕事に新たに就くのは本当に無理だということに…です。
特異なケース、幸運なケースはあるかもしれません。
しかし世間一般で言えば、特別な資格もスキルもない私の年齢の人間が選ばれるはずがありません。
仕事を探している人間は沢山いて、応募も殺到し、その中からわずか数人の枠の中に入るのは、至極難しい年齢になったんだと身に染みて感じています。
認めたくなかったんだけど…どうやら認めざるを得ない…これが現実です。

何故ドラッグストアの事務の面接で「接客とかも向いてそうですね」「土日も出られますか?」と言われるのか。(いい意味でとっても仕方がないので。ぶっちゃけ…事務ではいらないってことだよね(笑))

あちこちの面接でしつこいくらいに「パソコンはできますか?」「家でもやったりしてますか?」「文字の入力とかは大丈夫ですか?」ってしつこく聞かれるのか。(…この年齢だとダメに見えるのかな。まあ、タッチタイピングもバリバリですとは胸を張って言えないけど…。)

事務職は潰しが聞く分、スキルが秀でてないと年齢が行ってからは厳しいようです。
手に職をつけとくんだったなあと今になって痛感しています。

色々決断しなければいけないのかもしれません。
でも、どうしても自分には出来ないと思う仕事は無理して選びたくありません。
それでまたおかしくなったら本末転倒になってしまう…。
うーん。色々悩みどころでぐらぐらしています。

「開き直りなさい」
って先生の言葉が身にしみます。




↓未知との遭遇(笑)妹がガチャガチャでとってくれたおもちゃ。
ちいにそっくりです。

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22:27 うつになって感じたこと
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