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恐るべきデパス

2016/12/12
成宮くんの芸能界引退にショックを受けてる私。
割と好きな俳優さんだったんだけどなあ。


最近はとても調子が悪く、早朝覚醒が酷い。
まだ外が真っ暗なうちに目が覚めてしまう。
もう眠れないので、明るくなるまで悶々とベッドの中でスマホ見たりしている。
何もやることがなければ、そのままベッドで伏せているんだけれども、ちいももにご飯をあげなくてはいけない。
こればっかりは人間の都合で勝手に手を抜くわけにはいかないので、明るくなってきてからエイヤッと身を起こす。けれども終わった後に、だるくてまたベッドに横になってしまう。眠れないのにだるくてだるくてたまらない。
よって、ダンナが出勤するのも見送れない。

どうも新しく処方されたブロチゾラム(レンドルミン)の効き目は私には増大で、飲んでベッドに入るといつのまにかすーっと眠りに落ちてしまう。
けれども持続時間は短いらしい。
そう主治医に言ったら、また違う薬にされそうで面倒臭い。

私は今は、朝昼晩に2錠ずつデパスを飲んでいる。
その他にタスモリン(エビリファイの副作用を抑える薬)、抗うつ剤のレクサプロを就寝前に。
その他漢方も飲んでいるので、長期間にわたってこんなに薬飲んでホント大丈夫なのかだんだん不安になってきた。
けれども、血液検査では肝臓はバリバリ元気である。
長い飲酒生活で鍛えられたんだろうか。

最近、夕方が怖い。
3時頃毎日入浴しているのだが(嫌なことは早めに済ませるタイプ)、そのあとの4時頃から7時ごろにかけて、もの凄く体調、精神状態が悪くなる。
原因不明の吐き気に始まり、悪寒、そして物凄いネガティブ思考に捕まる。
孤独で孤独で泣けてくる。
家の中をうろうろして気を紛らわせようとするのだが、なんでこうなんだ…と涙さえ出てくる。
テレビは集中して観られないし、読書も無理。
嫌な考えばかりが脳内に充満し、息苦しくなる。
急にこうなったので、訳も判らず夕方が大嫌いになってしまったが、ふと、思い当たることがあった。

デパスだ。

今までは、朝昼晩に1錠、夕方に1錠、就寝前に2錠飲んでいたのだが、現在は薬の処方を色々試されているので、朝昼晩に2錠ずつ、就寝前はレンドルミンだけにする…という飲み方に代えられた。
夕方にデパスを飲まなくなったのだ。
以前は夕方4時頃に1錠飲んでいたのだが…。

──もしかして、この夕方の1錠を減らしたから?
だから夕方、こんな調子なのか?

夕方に今まで飲んでいたものをぱったり止めたが、脳や身体はそれを覚えていて、要求してきているのだ。
一日のトータルの錠数は同じでも、飲む時間が変わるとダメなんだ。
明日、心療内科なので主治医に言ってみよう。

けれども、たった1錠の薬でも、飲まなくなるとこの有様。
効いてるのか疑心暗鬼だったけれど、ちゃんとデパスは仕事をしてくれていたらしい。

時々、考える。
ある日ぱったり全部の薬を放棄して飲むのを止めたらどうなるんだろう。
恐ろしいけれど、ちょっとやってみたい気もする今日この頃である。
何だか自暴自棄。






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15:12 うつになって感じたこと | コメント(6)

友人からのハガキ

2016/11/16
「少し痩せたねえ。」
先日の診療日、主治医が不意に言った。
「顔が小さくなったよ。」(今までデカかったのか)

ばっさり髪の毛切ったから、そう見えるだけじゃないかと思いつつも。
実はそうなのだ。
ぱっつんぱっつんで入らなかったジーンズが入るようになってきた。
トップスも、Lだとダボつくようになってきたのだ。
薬で太った分がやっと元に戻りつつあるような気がする。
と言っても、まだまだデブだけれども…。

不安感が止まらず、徘徊ぐせが治まらないと言ったら、とうとうエビリファイはストップ…ということになった。
主治医はアカシジア(エビリファイの副作用)を信じて疑わない。
私は違うと思うんだけどな。多分エビリファイを止めても徘徊は止まらないだろう。
それにしても、長い間飲んでいた薬をこうばっさり断薬してしまって大丈夫なんだろうか。
少し心配。何か症状出るかなあ。
でもとにかく、飲む薬が少しでも減るのは嬉しい。


ちょっと上機嫌で帰宅したら、友人から「引っ越しました」ハガキが来ていた。
以前の職場の同僚で、一緒にハロワに通った仲だ。
もうだいぶ会っていないが、私のことを忘れず、こうしてまだ手を繋げようとしてくれるのは本当に有難いものだ。

うつになってから、だいぶ友人関係が希薄になった。
私の病気のことを話した友人は、ほんの僅かで、色々な反応があった。
気を遣ってか、何も連絡して来なくなった人。
却って、会おうとしてくれる人。
何も変わらず、うつのことについては距離をおいてくれて何も詮索しないで付き合ってくれる人。


私は、このハガキが来てから、返事が出来ずに悶々としている。
「メルアドも変わったよ。LINEやってたら教えてね…」とある。

どうしてもどうしても、その返事が出来ない。
申し訳ないのだけれども、出来ないのだ。

返事をすれば、きっと会おうよということになるだろう。
それが気が重くて、億劫なのだ。
今はとても調子が悪く、落ち込み気味なので、もう少し上がってきたらちゃんと返事をしなければ。
せっかく繋げ続けようとしてくれている手を、このままでは振り払う形になってしまう。

ハガキをくれた彼女にはまだ何も…うつで仕事を辞めて今は家にいること…等々、何も話していない。
話すかどうするかはまだ決めていない。
話したらどんな反応されるだろう……などと、部屋の中を例によって歩き回りながらうつうつと考える私。

でも、会っても私のほうには何も話すことないなあ。
毎日毎日、時間を無駄に消費してるだけだもの。
きっと聞き役だろうなあ。
でも、その方が有難いかも。







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17:34 うつになって感じたこと | コメント(4)

私はシロクマ

2016/11/05
相変わらず徘徊ぐせ…家中をうろうろ歩き回る…が酷いです。
とにかくじっとしてられないので何もやる気になれません。
録り貯めているバラエティやドラマ(ドクターx見たいよう)も観ることが出来ず、PCの前にもずっと座ってはいられません。中断しては歩きに行く…という状態で、自分が何だか怖くなってきました。

ここ最近は落ち込み気味で、なんとも脳が明るい方向へ向いてくれません。
次から次へとネガティブな不安が湧いてきて、それを振り切るように歩き続けている…みたいな。
スリッパ二足履き潰しました。

色々なことが不安になり、外出中もお財布が気になって何度もバッグの中にあるか確かめてしまうという行動も出てきました。不安神経症ピーク状態です。

そんな中、心療内科の診察日をすっぽかすという失敗をやらかしました。
自分は何故か違う曜日だと思い込んでいて、11時30分の予約をすっかり忘れ、買い物なんぞしていたのです。気が付いたのが午後で、真っ青になりました。
ずっと家に籠っていると、日にちとか曜日に気を留めなくなるので、時々今日が何日で何曜日なのか咄嗟に判らなくなることがあります。

午後の診療が始まるのを待ってすぐ電話し、予約で一杯のところ、薬がなくなってしまうので、当日中の遅い時間に何とかねじ込んでもらえました。
ラッシュともろにぶつかる時間帯で、めまいがしたのですが仕方ありません。
耳栓してでかけました。

主治医は私の徘徊ぐせを、服用しているエビリファイの副作用だと疑っています。
エビリファイってもう飲み始めて長いのに、今更副作用出るのかなあ…と疑問に思ったのですが、確かにそういう副作用はあるみたいです。

以下抜粋↓

アカシジア(と言うらしい)

アカシジアは「静座不能症」とも呼ばれており、足がむずむずしてじっとしていられなくなるというお薬の副作用です。
エビリファイは第2世代抗精神病薬の中でも副作用が少ないお薬ですが、このアカシジアに関して言えば、他の第2世代よりも頻度が多く認められます。
足がむずむずして落ち着かないため、常に貧乏ゆすりのように足を動かしたり、足踏みを繰り返したり、ウロウロと歩き回ってしまうようになります。また足のむずむずに伴い、不安、焦り、イライラ、そわそわ、不眠などの精神症状が出現することもあります。



私は足がムズムズしたり、不眠はここのところないのですが、言われてみるとアカシジアの症状の様な気もします。
そのため、それに対抗するタスモリンという薬も処方されたのですが、一向に効きません。
なので主治医は「タスモリンの量を増やしてみましょう」と増薬されたのですが、これまた一向に効かないのです。
そんな訳で、とうとうエビリファイを6ミリから3ミリに減薬されました。
エビリファイは私の体質に合っていて、効果も出ていたので、主治医も減薬したくなかったようです。
これで、少しは治まるといいのですが…。

ところで、私の徘徊ぐせですが、ダンナの前では出さないように苦労していました。
けれどももうそういう状態じゃなくなってきたので、ダンナに
「私、やたらにうろうろ歩くと思うけど、病気だから気にしないでね」と一応断り、ダンナの前でもうろうろするようになりました。
ダンナ、不気味に思ってるんじゃないかなあ。

昔、動物園で見たシロクマが、ずっと同じようにあっちへ行ったりこっちへ戻ってきたり、うろうろしていたのを何となく思い出す私。「常動行動」と言うらしいのですが…。

まさに私はあのシロクマ状態です。








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17:29 うつになって感じたこと | コメント(0)

毎日うろうろしている

2016/09/12
嫌で嫌でたまらなかったが、やっと風呂場の掃除をした。

風呂場の床の端っこが赤くなってきていたので、そろそろやばいな…とは毎日毎日思っていたのだが、何せ億劫で掃除が出来ない。
私はこと部屋に関しては、一週間に一度だけだが徹底的に掃除をしなければ気が済まないのに(それも嫌々だが)、風呂場に関してはとんと無頓着である。うちは夏でも湯船に浸かるので、湯船は洗っているが、その他のところはほったらかし。ぬるぬるのべとべとである。

今日も「やらねば」と思い立ってから小一時間、家中を歩き回ってうだうだ。
この「徘徊グセ」が私は酷い。じっとしていることが出来ないのだ。
万歩計をつけていたら、軽く一日8000歩は家の中を歩いてるんじゃないかと思う。

入浴のついでに掃除をし、くたくたになった。
私には時間なんて一日にたっぷりとあるのだから、例えばこういう家事とか、生産的なことをすればいいのに、毎日毎日うだうだばかりしている。

急性期で酷い頃は、毎日毎日ベッドで過ごした。
薬を飲んでは眠り、悪夢を見る。
覚醒すると自分の不甲斐なさやこれからのことを考えてはめそめそと泣き、ダンナが帰ってきても部屋のドアは閉めたまま出て行かない。誰とも会いたくなかったのだ。
入浴や食事も今よりもっと億劫だった。
そんな曜日も日にちも判らない毎日を過ごしていたのだが、急性期を抜けて少しは冷静になり、身体が動くようになると、あるのは山の様な時間の束。
テレビを観たり、読書したりが出来ればいいのだが。集中力が続かない。
もともと分刻みのスケジュールを立ててせわしく動くのが好きだった私は、「休養する」ということが良く理解できないでいた。

うつになり、3年目に入って、やっと毎日を規則正しく過ごすことが出来るようになってきた。
といっても、子なしの専業主婦なので、時間は有り余るほどある。

朝:調子が良ければ大体6時には起床。最近は早朝覚醒がまたあるので4時頃に目が覚めてしまうこともある。起きてすぐにちいもものケージの掃除。ダンナの水筒の用意。
ダンナを見送って朝食(シリアルに牛乳をかけたものをちょびっと)
その後薬を飲むとだるくなるので再びベッドの上でうだうだ。

10時頃~13時頃まで:調子が良ければどこかしらに外出。
一日一回は外出しないと引きこもりになってしまうし、体力も落ちてしまうので無理矢理出掛けている。人の少ない時間帯を狙って行く。
帰宅して昼食(おにぎり二個をダイエットコーラで流し込む。毎日具も同じ)

その後、15時頃まで:うだうだ。PCいじったり、ぬりえをしたり、求人情報見たり。ラジオ体操したり。
合間に家事も嫌々やっつけている。洗濯物たたんだり、掃除日は徹底的に掃除(もはや、「義務」である)する。
調子が悪い時は何も手に付かず、部屋の中をただただ色んなことを考えながらうろつき回っている。

15時くらい:入浴と洗濯。嫌なことは先に済ませるタチである。

その後、18時頃まで:うだうだ。オールフリーを飲みつつ、えんえんと喫煙。またうろうろし出す。
またもPCいじってブログ更新したりする。

18時:ももに夜ご飯をやり、自分も18時半には夕食(サラダ。毎日同じ)
19時から21時頃まで:ちいももと遊ぶ。

あとはダンナの帰宅を待つためにまた潰さねばならない時間が。
私はダンナの洗濯物も済ませて、外に干してからでないと眠れないのだ(夜干し派。これは働いている時から同じ)

11時頃:ベッドに入るがなかなか眠れず苦しむ。


こんな生活を毎日、判で押したように規則正しく送っている。
調子が悪くなると伏せっている時間が多くなるが、本当に自由な時間が多い。
在宅の仕事がある時はいいのだが、無い時は本当にすることが無い。
熱中する趣味が無いので、どう時間を潰していいのか判らないのだ。
時間があるがゆえに、ネガティブな思考に捕まると始末が悪い。いつまでもいつまでもエンドレスでそのことばかり考えてしまう。

しかし、こうしてみると私は一日の殆どを家の中をうろうろと徘徊している。
同じうろうろするんなら、外でポケモンGOでもやればいいんだよなあ。
でも歩きスマホが怖くて出来ない。
移動の電車の中でだけ、細々とやる私。それでも結構、捕まるよ。







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18:23 うつになって感じたこと | コメント(2)

ご飯を炊くのも億劫

2016/09/08
先日、耳栓したまま外出しようとエレベーターに乗ったら、お隣のご主人と一緒になってしまった。気さくな方なので、エレベーターの中であれこれ話しかけて下さるのだが、良く聞こえない。
耳栓をしていると、比較的高い音域は聞こえるのだが、低い音域は聞こえないのだ。
エレベーターという密室の中で、低いトーンで色々話しかけて下さってるのだが、かろうじて「天気が」「台風が」などという単語を必死で拾い聞き、当たり障りのない返事をする。
きっととんちんかんなことを言ってただろうなあ、私…。恥ずかしい。



前にも書いたが、うつになってから料理が出来なくなった。
これはきっと、うつで、同じような症状の人にしか理解してもらえないと思う。
「料理をする」と言う行為が「入浴」と共に自分にとってとてもハードルが高いのだ。

ご飯を炊くのも億劫で仕方がない。
したがって我が家の食生活は酷いものである。
ダンナは毎日コンビニ弁当。
私は小分けのパックで売ってる野菜にプチトマトを添えたもの。(これをセットするのも億劫)

億劫病は日増しにひどくなり、以前は週に一回カレーくらいは作れたのだが、最近はダメだ。
朝のダンナのお弁当作りも、とっくに出来なくなっている。

先日母に、「お米をあちこちからもらって困ってるんだけど。」と言われた。
母のところも父と老人二人。お米もそうは消費しない。
「あんたはご飯も炊かないから要らないでしょ。ご飯くらい炊きなさいよ。」
母は言ってから「しまった」と思ったらしく、「だんだん出来るようになればね。」と慌てて付け足していた。
母にそんな気遣いをさせる自分も情けないが、やはり「ご飯くらい炊きなさいよ」と言う言葉は私にとってずしんと来た。
その後、そればかり考えてしまって上の空になってしまったほどだ。

自分でも、どうしてできないのか、情けなくて泣けてくる。
色んな方のブログを読ませて頂いているが、皆さん、お子さんがいる方などは、辛くてもそうも言ってられないのできちんと料理している。
私は子供が居なく、ダンナと二人なので作らずにすんでいるのだ。

以前、友人に言われたことがある。

「ダンナさんよく我慢してるよね。普通だったら絶対怒るもん。」

どの友人に言われたのか忘れてしまったが、この時は目の前が真っ暗になるほど落ち込んだ。
自分の不甲斐なさに、その場で消えてしまいたくなった。

ダンナに申し訳ない。
家事も満足に出来ないダメな私。
生きてる価値もない私。

そこで。
先日、ダンナが珍しく早く帰ってくると言うので、もらったボンカレーがあったので、久々に思い切ってご飯を炊いた。うちのお米は大丈夫なのかと一瞬不安になる私。
買ってきたコロッケを温め、ご飯の上にのせてその上からカレーをかける。コロッケカレーだ。
付け合わせに、買ってきた一人分のほうれん草の胡麻和えを小皿に移して、プチトマトを足した。
もうこれだけで、精一杯なのである。辛くてたまらない。
食後、食器を洗い、拭き、片付け、シンクを掃除する。
それが終った頃はどっと疲れが出て肩が痛くなっていた。

ご飯を炊く、みそ汁を作る、その間に一品作って、盛り付けて…という、私にとっては複雑な工程がどうしてもこなせない。
だから、「料理できるようになるといいね」「料理を趣味にしてみたら?」などと言われると本当に辛い。相手には悪気が無いのは判っているけれども…。

普通の人が普通に出来ることがどうしていつまでも私には出来ないのか。
この問題を突き詰めていくと、いつもネガティブの波に捕まる。


ダンナが以前、会社の同僚にもらってきたラーメンセットがあるのだが。
賞味期限がそろそろだ。
いよいよ意を決して作らねばならないと思うと、最近毎日気が重い私である。






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21:24 うつになって感じたこと | コメント(6)
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